この度は、『日本古寺美術全集』( 集英社 全25巻)をお売り頂きました。

弊店でも美術全集に関しましては、大変良くご依頼を頂く分野の書籍になるのですが、最近のネット社会の現代に変わりつつあるこのご時世の為、悲しい事にお買い取りさせていただくことが難しい物も多くなってきてしまいました。定価もお高いものが多いので、買取が難しい旨を伝えさせて頂きますと、驚かれる方も少なくありません。私も古本屋という生活を送っていなければ、やはり定価の高いものは高く売れるものだと、当然そう思ってしまうかと思います。

では、何故買い取ることができなくなってきてしまったのか?
画集等に限ったことではないのですが、やはりネットで見られてしまうようになられた方が増えたというのが大きな一因となっております。

美術の書というものは、画が載っているものですよね。
その画のページが大きなページになってしまうので、基本的にほとんどの物が大判となり、また巻数が多いものが多いのです。その為、大きく重く、どうしても場所をとってしまいます。

勿論、それが美術全集の良い所でもあるのですが、自分のものではなく美術の先生であった祖父のもので・・・など、世代が変わっていくに連れてお求めになられる方よりもお売りになりたいという方のほうが増えてしまっている事にも原因があるのです。

と、基本的に買取が難しいというお話をさせて頂きましたが、だからといってすべての美術に関するものが買取りできない訳ではございません。
今回お売り頂いた古寺全集や、東山魁夷など、他にも世界美術大全集のように高価買取を行えるご本もまだまだございますので、その都度ご相談を頂ければと思います。


古寺全集から話がそれてしまいましたが、こちらの25巻を見て懐かしい気持ちになりました。
三十三間堂・・・修学旅行の時に行かれた方も多いですよね。
この中に必ず自分に似ている観音様がいるらしい、と事前に先生から聞いていたので、必死になって探した記憶があります。


また、三十三間堂という名前なのだから・・・と、三十三体しかいないものだと思い、いざ行ってみたら、多い!!探せない!!という風になった事も思い出しました(笑)
本来は三万三千三十三体と言われています。


ネットだけでは補えない内容も書いてある事もございますので、お値段をお付けすることができるものも少なくないという事だけは覚えておいてください。
古本の相場とは、常に激しく変動しておりますので、今は残念ながらお値段をお付けすることができないご本にも、いずれお値段をお付けすることができる日がくるのかも分かりませんね。

古書店三月兎之杜では、もう自分は充分に楽しんだから、次のお求めになられている方へ譲りたいとお考えの方からのご相談をお待ちしております。専門の私達がしっかりと次の方へとお引き継ぎ致しますので、安心してお任せくださいませ。

メールでのご相談は、こちらの古書店三月兎之杜 全集買取のページより
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。
 

投稿者:usagi

岡山県倉敷市より、川端康成全集と川端康成関連本多数をお売りいただきました。

 

せっかくなので、大学時代に読んだ「千羽鶴」の話でも書こうと思います。

鎌倉の円覚寺の茶会で、今は亡き情人の面影をとどめるその息子、菊治(この物語の主人公)と出会った太田夫人は、お互いに誘惑したとも抵抗したとも覚えはない夜をともにします……。
なぜ、情人の面影があるかというと、亡き不倫相手の成長した子どもだからで……。その、愛した人の面影を残すその青年に惹かれ始めた太田夫人の愛と死を軸に、美しく妖艶な夫人を志野茶碗の精のように回想する青年が、夫人の娘とも契る物語です。

 

 

ざっとこんな感じです。

感想としましては、まぁー、イラッとさせられました。(笑)
しかし、文面からここまでイラッとさせられる、川端康成にはやられました。
倫理観を一切まとわず耽美を極め出てくる人物たち。まず、これにイラッとしましたね(笑)
遠慮がちに振る舞いながらも、個々が個々の欲望を一歩一歩、着実に達成していき、公開しているような素振りを見せておきながらも一切学習しない。にもかかわらず、川端康成が使う言葉や描写・表現が美しく、ついつい引き込まれて読み進めてしまう。魔性の作品だと思います。(笑)

 

 

幸か不幸か、続編である「波千鳥」は、川端康成が執筆中のほんの僅か、席を立った合間に盗難にあい未完に終わっています。川端康成は最終的にどう終わらせるか述べていますが、実際、作家がものを書き始め気持ちが乗ってきたら、書いている途中でその気持は二転三転するもの。
ウィキペディアに「文子が鉱山の売店で働いているところに菊治がやってきて、二人が再会するところで結末を迎えることになっていたという。川端はその部分について、「あそこの山の中で心中させることを考えていたんです」とも述べている。」が、これが正解だと思っていないのは自分だけではないはずだと思います。

 

 

今回、お売りいただきました川端康成全集の他に川端康成に関するご本。
お売りいただきましたお客様は大変、川端康成のことが好きだったんでしょう。1箱丸々、川端康成の関連本でいっぱいでした。
お売りいただきました全集に対して、その作家と同じ作家の特集本や自伝・雑誌・またはその作家に対して書かれた考察のご本などをお持ちでしたら、その全集の買取額にプラスαして買取させていただいております。
やはり、その作家が好きで全集をお持ちでしょうから、関連本も数冊ではありますがお持ちだと思います。もし、せっかくお譲りいただけるのであれば、関連本などもご一緒にお譲りいただければ幸いです。
 
 

 

 

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買取のご相談は、古書店三月兎之杜の文学全集買取のお申し込みページよりご相談下さい。
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投稿者:usagi

『トルストイ全集』(河出書房新社)

 

“若い人々から、何を読んだらいいかと訊ねられると、僕はいつもトルストイを読み給えと答える。・・・・すると必ずその他には何を読んだらいいかと言われる。他に何も読む必要はない、だまされたと思って「戦争と平和」を読み給えと僕は答える。だが嘗て僕の忠告を実行してくれた人がない。実に悲しむべきことである。・・・・・途方もなく偉い一人の人間の体験の全体性、恒常性というものにまず触れて十分に驚くことだけが大事である。” (←誰の名言かは最後にて!)

 

 

ということで、「戦争と平和」です。


いわゆる群像劇というものですかね。様々な人が登場してきて、彼等一人ひとりにストーリーがあり、それらを重ねていくといったものでした。戦争の描写あり、華やかな描写あり、結婚のシーンあり…。

しかし、これはあくまで一部の中の一部なんですよね。「戦争と平和」は登場人物があまりにも多いことで有名ですが、姓やら、名やら、愛称やら入れ替わり立ち替わり出てくるので、幾何級数的のように倍々でややこしくなっていきます。しかし、一人ひとりの話はそこまで難解なものではなかったので、時間はかかるかもしれませんが、読み進めやすいと思います。読み進めやすい理由としてもう1点ありまして、一人ひとりの感情が綿密に考えられていて、その一人ひとりの場面を思い浮かべながら読み進めることが出来ます。
人は一瞬・一瞬の判断で今後の選択肢が変わっていき、その先にまた判断を委ねられる分岐点が訪れる。事はうまくいく時もあれば、当然、そうもいなかないこともある。

人間誰しも、あのとあぁしていれば、今よりもっと幸せだったのか?あの時、こう発言していれば、今とは違った未来があったのではないかと考えてしまうことあるでしょう。ちょっとした、言動・行動のせいで後に、それが大事になるなんて、その時は考えていなことが大半ですからね。自分はこの「戦争と平和」を読んで、しみじみと感じました。
こうゆうのを、「バタフライ効果」と言うのでしょうか・・・?ブラジルの蝶の羽ばたきで、テキサスに竜巻が発生するのような・・・、だったと思います(不確かで申し訳ありません。)

そうそう、最初に書かせていただきました“若い人々から~十分に驚くことだけが大事である。”
という言葉は「小林秀雄」の言葉です。

 

 今回お売りいただきました「トルストイ全集』なのですが、宅配買取でお送り頂きました。その際に査定額から、送料を引いたり・振込手数料を引いたりといったことは弊社は行っておりませんので、ご安心下さい。

 

 

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投稿者:usagi

『ランボルギーニ・カウンタック LP 500S』(デアゴスティーニ)の完成品を宅配にて買取させていただきました。有難うございました。

【追記:全80巻揃(ディスプレイベース付)の買取価格例:50,000円。最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい
【※完成品の買取価格はお問い合わせ下さい】
かっこいいですねぇー。
自分は不器用なので小さい頃から、キレイにプラモデルなんかも完成させたことがないので、ここまでの完成度のものを見るとうっとりしてしまいます。
こちら、デアゴスティーニ社から発売され週刊で1号に少しパーツが付いてきて全80巻が届き最終的に、この美しいランボルギーニが完成するんですから、出来上がった時の喜びも一入でしょうね。
しかし、自分には2年もコツコツ作製する根気も今回のお客様のように美しく作り上げるテクニックもないので、出来ないですけどね(苦笑)

ランボルギーニはLP400Sもかっこいいと思いますが、模型ではありますが、いざLP500Sを目の前にしたら、LP500の方がかっこいいですね。やはり、LP500といえばこのド派手なウィングですね!!

今回、初めてデアゴスティーニ社の完成済みの車の模型に触れさせていただいたのですが、動く、動く!

可動に次ぐ、可動!!!

他にもまだまだ動く箇所がありますが、不器用な自分が触ると壊しかねないので、ここらへんで遠慮しておきます(苦笑)

しかし、デアゴスティーニの商品がここまで良くできているということを知ってしまったので、これは本当に、自分が好きなものがデアゴスティーニから発売されたら買っちゃいますね。
そういえば、せっかくのウィングが開けられなくて、悪戦苦闘していたら、ドアノブにしっかりと指を掛けないと、開かない仕様になっていました。そんな、とこまでしっかり出来ているとか、もう脱帽です(笑)

そういえば、届いた時には、運送の際の振動ででしょうか、サイドスカートが外れていたり、オーバーフェンダーが外れていたりしましたが、これくらいであれば弊社でも直せますので減額の対象にはなりませんので気になさらないでください。

↓↓↓ 無事元通りに ↓↓↓

しかし、今回、デアゴスティーニより別売りで販売しているディスプレイケースの方が運送の際に、割れてしまっておりましたので減額させていただきました。
デアゴスティーニ・プラモデル・ジオラマなどをお送りいただける際は、お手数ではございますが、緩衝材や新聞紙などを詰めていただければ幸いです。

今回、完成品を送っていただきましたが、完成しているランボルギーニ・カウンタックのみでも買取可能ですが、それと一緒に毎号付いてきました、冊子の方も80冊全てお揃いであれば、若干ですが買取額がアップしますので、もし完成品をお売りいただけるようなことがあった際に、お手元に冊子の方もお残しであれば一緒にお送り下さいませ。

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買取のご相談は、古書店三月兎之杜のデアゴスティーニ買取価格表掲載のページよりご相談下さい。

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投稿者:usagi


『筒井康隆全集』(新潮社・全24巻揃)

筒井康隆の作品といえば、私がすぐに思いつくのはやはり「時をかける少女」ですね。恐らくこの作品名を知らない方はほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。

最初の原作は1967年に発表されたのにも関わらず、実写映画化、アニメ映画化、コミック化等など、未だにリメイクされ続け、今年の夏にはドラマ化したものも放映されておりましたね。私も夏といえば何故かこの時かけを見たくなってしまいます。

筒井康隆はメタフィクションな作品が多く、オチとしてもスッと終わってしまうものが少なくありませんから、ネットではたまに良くない評判をお見受けしたりもしますが、個人的には好きな小説家さんの一人です。タイムリープものやメタ発言が好きな私にはたまりません。

メタフィクションを知らない方のために分かりやすくご説明しますと、例えば、作中の登場人物が「私達の日常生活なんて、この物語を考えている作者次第だわ」など、このお話は作られているフィクションの物語なんだよ、と読者に敢えて気付かせる手法の事を言います。

そのような物語が私自身結構好きだったりしますので、ふと自分のこの世界も誰かに書かれている物語なのでは・・・と考えてみたりしまうことも、恥ずかしながらございます(笑)

これだけ何度も色々なメディアに出回っているのに対し、最初の原作を読まれた方は僅かだと思います。いえ、これだけ数々のリメイク作品が出ているので、逆に最初の原作から入る方が難しいのかもしれませんね。

こちらの全集の4巻にも当然入っているのですが、今のものとは結構違います。

アニメ版ではタイムリープとして使われているのはくるみですが、原作ではラベンダーです。未来から来た人物がいて、ある日タイムリープする事ができる能力を得られるなんて、実際に起こることはまずないのかもしれませんが、確実にないとは言い切れませんよね。このような、現実にはありそうでないことを夢見させてくれる本の中での物語はワクワクしてしまうものです。やっぱり本っていいものだなと、そう思います。

細かく見ていけばアニメ版のものとの繋がりも見えてきますので、時かけが好きな方は一度読まれてみても面白いかと思います。
 

勿論、もう自分は充分に楽しんだから、次の読みたいと思われている方へ譲りたいとお考えの方からのご相談もお待ちしております。専門の私達がしっかりと次の方へとお引き継ぎ致しますので、安心してお任せくださいませ。

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投稿者:usagi

『週刊 HMSヴィクトリーをつくる』(デアゴスティーニ/120号揃)を静岡県伊豆市より宅配にて買取させていただきました。有難うございました。
【追記:全120巻揃(オリジナル・クリップ付き拡大鏡付)の参考買取価格例:25,000円。最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」
あまりに歴史に詳しくない方でも、聞いたことくらいはあるかもしれない言葉ですね。自分の中のイギリスのイメージは、この一言に尽きるかもしれません(笑)
1805年10月21日のトラファルガー海戦においてフランス・スペイン連合艦隊を破り、素晴らしい勝利を収め、イギリスを救いました。その時にホレーショ・ネルソン提督がこのヴィクトリーから掲げた信号文が、「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」(England confides that every man will do his duty.)です。

この100年後に、1905年5月27日~28日の日本海海戦で、トラファルガー作戦の事例に習い、東郷平八郎連合艦隊司令長官の座乗する旗艦三笠のマストにZ旗を掲揚し、
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」という意味をもたせて掲揚していたそうです。
日本海海戦は日露戦争中に日本とロシア帝国との間で戦われた海戦のことです。対馬東沖を戦場として、日本海軍の連合艦隊とロシア海軍の第2及び第3太平洋艦隊(日本ではバルチック艦隊と呼んでいました。)との間で行われました。
日本艦隊の司令官東郷平八郎が採用したT字戦法(丁時戦法)などにより、ロシア艦隊は戦力の大半を失い壊滅しました。日本側の損失は微々たるもので、海戦史上まれな一方的な勝利となりました。当時、後進国と見られていた日本の勝利は世界を驚かせ、ポーツマス講和会議への道を開きました。

T字戦法の内容などは省かせていただきますが、興味がある方は検索してみて下さい。大変、面白い作戦・戦法となっていると思います。
この戦いに大勝した日本は後進国から列強国への仲間入りを果たし、またロシアの脅威を事実、はねのけた瞬間ではないでしょうか。
自分的にはロシアの恐怖・脅威をはねのけたこともそうですが、白人国家に有色人種が、それも50年ほど前まで蒸気船すら持っておらず、ほとんどの西洋人から他のアジア諸国と同じ未開の国程度に思われていた日本が勝利したことにより、他の有色人種国家に西洋人と戦って勝てる事を知らしめ希望をもたらしたことのほうが大きいと思っています。

これは余談で、都市伝説レベルの話だと思うのですが、トルコなどで日露戦争終結の年に生まれた子どもに「トーゴー」と名付けられている人がいるそうです。
トルコ人に知り合いがいるわけもないので、調べようがないのですが、子どもに名前が付くくらい圧倒的・大勝だったんでしょうね。

申し訳ないことに、『HMSヴィクトリー』の買取の話から、自分が好きな戦争・歴史の話に派生し過ぎました(苦笑)。
まぁ、ヴィクトリーから日本の戦争の話に関連できたので良しとしてください(笑)。

今回、お売りいただいたお客様は特典の”拡大鏡”もお持ちでしたので、こういった予約特典などの付属品もお持ちでした、せっかくなのでパーツ・冊子と一緒に弊社にお譲りください。

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詳しくは、古書店三月兎之杜のデアゴスティーニ買取のページを是非ご覧ください。

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フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)
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皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

mp4/4
デアゴスティーニ『週刊 マクラーレン ホンダ MP4/4』全70号。こちらは2012年の9月に創刊され、2014年の1月に完結したフォーミュラ1カーのモデルです。

【全70巻揃(セナ オリジナルフィギュア付)の参考買取価格例:60,000円。最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

マクラーレンとはイギリスのレーシングチームの事で、こちらのMP4/4は1988年のF1世界選手権に投入され、マクラーレンで初のチャンピオンとなりました。その時のドライバーは、数々の伝説を残した「アイルトン・セナ」。F1に詳しくない方でも名前は耳にされたことがあると思います。

雨の日のレースを得意としていた事から、雨のセナとも呼ばれておりましたが、モナコGPにおいては6勝もしていた事から、モナコマイスターとも呼ばれていました。
6勝だけ・・・?と思われた方、ちょっとお待ち下さい。
モナコGPでの1勝は、他にも色々とあるグランプリの中での3勝分に値すると言われています。モナコGPに強いドライバーは、他にもナイジェル・マンセルもおりました。特にセナとマンセルのモナコGPでの対決は、歴史上でも最高のバトルと囁かれています。

日本の鈴鹿サーキットでもタイトルを争い、見事にチャンピオンに輝いています。そのようなところからも日本で絶大な支持を得ていたことが伺えますよね。

悲しい事にレース中での不慮の事故により、1994年にこの世を去ってしまいましたが、セナの伝説は、今も尚語り継がれています。


因みにこちらは以前に買い取りさせて頂いた『F1全史』1950~2000 計10冊です。

古書店三月兎之杜では、デアゴスティーニのみならず、このようなF1関係の書籍から、雑誌、車の整備書等、車以外にも様々な分野の古本のご依頼を心よりお待ちしております。状態が悪いから等と諦める前に、まずは一度当店にご相談くださいませ。

メールでのご相談は、こちらの古書店三月兎之杜のデアゴスティーニ買取のページより
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投稿者:usagi

『宇宙英雄ペリー・ローダン』を1巻~526巻揃いで、島根県浜田市より宅配にて買取させていただきました。

スゴいとしか言えませんね。ここまで買い揃えられている方がおられたなんて。
こちらの「宇宙英雄ペリー・ローダン」、近年は初版のみの発行ですので、それで抜けなくここまで揃っているのは買い続けていた、お客様の労力を考えてもかなり貴重なものとなると思います。
早川書房のサイトによりますと、日本では1971年7月に「宇宙英雄ペリー・ローダンシリーズ 1『大宇宙を継ぐ者』」が発売され、現在の最新巻は2016年9月8日に発売された「宇宙英雄ペリー・ローダンシリーズ 528『プシオン性迷宮』」が最新巻となっておりましたので、今回のお客様は本当に最近までこまめに買い続けていたことを想像すると、本当にこのシリーズが好きだったのということが感じ取れます。

 

ドイツでは1961年にドイツで第1巻が発売され、週刊ペースで発売された長編SFです。複数作家のリレー小説というかたちで、50年以上も破綻することなく続いている小説は、他に聞いたこともありません。各々の作家の個性を生かしながら物語全体の流れを破綻させないようにするため、物語の輪郭を作るプロット・作家チームを置き、そこで作られるプロットを土台とし各々の作家が肉付けをして、物語を完成させるという方法を採用したのが成功を収めるのだと思います。
原書版であるドイツ語版は現在2000巻以上(日本版の1000巻以上に相当)出版されているそうで、この遅れは日本語版への翻訳が追いついていない、というのが現状です。とは言っても、500巻を越え、今もなお続いているというのはかなりの量ですので、初めて読まれる方は尻込みしてしまう巻数かもしれません。

でもこちらのシリーズ大丈夫なんです!!!

ストーリーの流れが、25巻もしくは50巻単位で一括りになっていて途中からでも読めるように工夫がされておりますので、キリが良くなると思われる550巻から買い始めてみるのも良いかもしれませんね。
例としまして、1~25巻が「第三勢力サイクル」・26~50巻が「アルコン帝国サイクル」などのように区切られていますので、どこか興味がありそうなサイクルの25冊だけ読んでみるのも面白いかもしれませんね。

話は変わりますが、日本でも超長期連載をしていた『こちら葛飾区亀有公園前派出所(以下:こち亀)』が2016年9月17日発売の『週刊少年ジャンプ』で最終回を迎えることが発表されましたね。歳をとったせいなのか何かが終わるってのは悲しくなりますね。『こち亀』が「ジャンプ」の表紙になってたりして、まだ連載してるんだ、頑張ってるな。長期連載してるな。って、くらいの認識でしたが、それが今度の17日で終わってしまうと思うと、やはり悲しいものですね。

そういえば、全く関係の無い話かもしれませんが、40年前と今(2016年)では、どれくらいこの本の値段が上がっているのかと思い、せっかくのなので裏表紙の金額を撮影してみました(笑)

こちらが第1巻の「大宇宙を継ぐ者」 ・・・¥230

 

そして、こちらが今回お売りいただいた中での最新巻 、第526巻の「黒い炎の幻影」 ・・・¥640

 

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投稿者:usagi

『ターベルコース・イン・マジック』(全8巻揃/テンヨー)を東京都新宿区より宅配にて買取させていただきました。
(2017年の買取例として、こちらも是非ご覧ください。)

 

今回、お売りいただきましたご本は、『ターベルコース・イン・マジック』全8巻揃。そもそも”ターベル”とは、実は、人の名前なのです。初めてこの書に出会った頃は、マジシャン用語と思っていました。
そして、こちらのターベル博士と称されるほどのターベル氏の本名は、”ハーラン・ターベル”さんです。

 

版権所有者である、”ルイス・タンネン”氏は『ターベルコースインマジック』に対してかなり賞賛しており、次のようなコメントを出しております。

「ターベルコースの価値はプロマジシャンから初心者まで、すべての人に認められているものです。ターベル博士がこの講座にかけた労力は、不朽の業績と言えます。(中略)この書が日本の手品の発展に役立つことを願っています。」
この本がいかに大切に出版され、大事に訳されたかが伺え知れますね。

 

訳者である、”加藤 英夫”氏からもコメントが寄せられており、
「ターベル自身が述べているように、優れた演技者となるためには、”バックグラウンド”が必要です。この書こそあなたの基礎を完ぺきにし、バックグラウンドを築くのに、最適なものです。この膨大な大百科の中からいくつか選んで次の大会のだし物にされるのもいいでしょう。会合で仲間をビックリさせるのも結構。コーヒーでも飲みながらゆっくり読書の味わいも楽しめます。いずれにしてもターベルコースはあなたの財産であり、手品を覚え始めたころの、あの胸のときめきをよみがえらせてくれるに違いありません。」と綴っております。

 
ネタバレになりますので、あまり細かくは掲載出来ませんが、内容の一例です。

第1巻では、まず手品師の鉄則・歴史・科学などが記載されております。もちろん、そのような堅い内容ばかりではなく、コインマジック、ハンカチ、ロープ・、シルク、紙、ボール、即席手品、数理的手品、カードマジックなど多岐に渡る内容になっております。

 

これからマジックを本格的に学びたい、マジックについて色々と興味を持っているという人ならぜひ読んでみて損はないと思います。
この内容が8巻も続くのですから、マジック・手品に関しての百科事典はこの『「ターベルコース・イン・マジック』で決まりでしょう。

 

最後に、”ターベル”氏が第1巻の序文に載せていた言葉を書かせていただきます。

「1926年、私がターベルコースを書き始めたとき、私はひとつの”考え”をもっていました。それは、たくさんの手品師を育成することです。医者や法律家・技術師、そしてジャーナリストや他の専門家にトレーニングスクールがあるのと同じように、手品師にとってそれがあったらよいと私はかねて願い続けてきました。私のコースは、他の手品師を研究し、手品の文献やカタログを読み、また多くの有名な手品師との交流の中から生まれてきたものです。ひとつひとつのトリックをステップ・バイ・ステップで練習して下さい。このコースのひとつひとつの手品にあなたが知るべき原理が含まれています。よき基礎というものが最も重要なのです。」

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古書店三月兎之杜では手品・マジックの古本を高価買取しております。
是非、古書店三月兎之杜のサイトをご覧ください。
フリーダイヤル:0120-776-224(10-20時/年中無休)またはLINEでもお受けしております。
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『内田百間全集』 (講談社  昭和46年) 全10巻

こちらの全集を売りたいとのお問合わせを頂き、お見積りを出させて頂いた結果、ご満足して頂けましたので宅配にて買い取りさせて頂きました。
「内田百間」の全集には他にも新輯 全33巻のものがございますが、この度は全10巻の全集となります。


こちらに書かれている文字からも分かるように、「内田百間」ではなく「内田百閒」となっています。
読み方はどちらも同じ「うちだひゃっけん」で変わりはないのですが、戦後から「内田百閒」と筆名を改めたそうです。

そんな内田百間の有名な小説といえば「「阿房列車」等が有名ですが、私が好きな物語は、やはり「ノラや」ですかねぇ。このお話が実に感動するんです。猫好きな、または猫を実際に飼われている方がおり、まだ読んだことがないというのなら是非、一度読んで頂きたいと思います。
あらすじとしましては、ある事から野良猫を飼う事になった百間、野良猫だったことから「ノラ」と呼称するようになり、最初の内は猫と百間のゆるい日常が書かれていて楽しい内容となっているのですが、そのノラが失踪してしまい、そこからの百間はもう、文章からも百間の物凄い悲しみが伝わってきて、胸が非常に痛みました・・・。猫好きの方なら感情移入しながら読むことができると思います。

この「ノラや」も当全集の第8巻に収録されておりますので、気になられた方は是非お読みになってみて下さいませ。

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呉清源、本因坊秀策などの囲碁関連のご本を愛知県東海市より宅配にて買取させていただきました。有難うございました。

 呉清源

 

この本は自伝ということもあり、碁のことにはあまり触れずに、日中間の現代史について語られていたり、倉皇の時代を過ごしてきた棋士とその兄弟との人生が書かれていて、とても興味深い本です。こういった人が書かれた自伝は、どんどん引き込まれて読んでしまいますね。

呉清源

 

呉清源は「中の精神」というものを大事にしておりました。”中”というのは日本語で言うところの”調和”という意味です。11歳の頃に北京で碁の天才少年と言われ、1928年の14歳の時に来日、以後1984年に70歳の古稀を迎え現役を引退するまで、この「中の精神」というものを大切にしていたそうです。

呉清源

 

呉清源は大変真面目で、今回お売りいただきました『21世紀の碁』を出版するにあたっても、早く出版して欲しいという要望が多々ある中「まだ結論が出ていない。未完の研究を発表することは心苦しい。」ということで、出版を渋っていたそうです。しかし、周囲の人間が”現在の最善と思われることの発表を躊躇してはいけない。”と説得したことにより、この『21世紀の碁』を出版するに踏み切ったそうです。
こういった戦術は常に未完の状態にあると思います。終わりなど存在しないと思います。よって呉清源を出版に踏み切らせた方は讃えられたでしょうね。

 

 

呉清源は研究会を開いており、呉清源ともなると日本・中国・韓国・アメリカ・欧州などからプロがわざわざ訪れ、研究を重ねたそうです。その研究会で、教えたことが間違っている可能性があると思ってしまうと夜中に目覚めてしまい、寝付けないくらいに常に囲碁のことを考えていたそうです。
更により良い一手が発見されると、次の研究会で訂正します。また、更により良い一手が発見されると、また研究会で訂正です。このように、常に最善の一手を研究されていて、まさに”碁聖”という言葉が相応わしい人物です。
また、この本の刊行にあたり、
「この本で発表していることは絶対的な決定版ではありません。私が息をひきとるまで変化と進歩を繰り返しながら研鑽をつづけますから、この点をご了解下さい。発表の度に前回と違うとか、変わったと感じられましたら右記の理由からとお許し下さい。」
と、書かれてありました。現段階での呉清源の見解を聞け、常に碁のことを考え、最善の一手を毎日毎日研究している方が出した本に文句を言う人はいないでしょう。この本が発売された時にはさらに、最良の手が見つかっているかもしれませんが、それはそれで、この時はこの手が定石だったのだと、また違う勉強になる本だと思います。

呉清源

呉清源

 

最後に、こちらの本は第1巻が1997年に発売され、最終巻の第10巻が2000年に発売されました。その時の呉清源の言葉がありましたので、引用させていただきます。
「来たる21世紀は世界中の人々がお互いを想いやり、平和な世界が期待されています。 同様に己れだけが貪るのではく相手にも得をさせ、自分はより多くの利を得る碁、先に投資して後に利益を回収する碁、そのためには見えない地を重視する六合の碁を理解していただきたいと念じ、この出版にご尽力を下さった関係者の方々へ御礼を申し上げます。」

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投稿者:usagi

ケイブンシャ百科シリーズを神奈川県大和市より宅配にて18冊買取させていただきました。有難うございました。

子ども時分、自分もケイブンシャのこの大百科シリーズ買ってもらいました。いやぁ~、懐かしいですね。今回、お売りいただきました内容は『機動戦士ガンダム』『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』などがメインですが、ケイブンシャは他にも多数の大百科シリーズを出しており、どれを読んでもわくわくしたのを覚えています。自分の家にはないシリーズが友達の家にあったりすると、夢中で一日中読んでいたのを覚えておりますね(笑。)
これぞまさに、子どものサブカル!!!大人たちが『ポパイ』を読んでいる中、子どもは『ケイブンシャの大百科』!!!もしくは、『コロタン文庫(自分の家だけかな?笑)』は、どの子どもの部屋にも1冊はあったはずです。今回、何十年ぶりかに同じものではないにしろ、この「ケイブンシャ」の装丁を見たら、「あっ、これあいつの家にボッロボロ状態で机の上に転がってたなぁ。」と思い出して、懐かしい気持ちになりました。

 

自分が持っていた大百科には「芸能新語・隠語コーナー」というのが付いており、中学生くらいになるまで意味が分からないものが多々載っていました。
例えば覚えている内容が・・・・、「センコウ→先生のこと」、「しーめー→飯。食事のこと」、「ルービー→ビールのこと」などなど・・・です。
このような感じで、芸能界でも一部の人間しか使わなそうなもので、どぎつい内容の単語もあれば、学生でも使っているような単語が載せられていたのを覚えています。昭和だから載せることが可能だったのか、今の子ども向けの書籍にこのような言葉を紹介するコーナーがあれば、すぐに親御さんから電話が来そうですね(笑。)

 

仮面ライダーや、ウルトラマンが全盛期の頃は、ビデオが無い家庭も多く、そういった時はこの「ケイブンシャの大百科」が重宝しました。怪人・怪獣の情報の詳細を知る術としましては、こういった本から知識を得るしかないですから・・・。

 

この大百科シリーズは、なんと350シリーズくらい出ているそうです。アニメや特撮・乗りものなど、子どもが好きそうなものだけで、350シリーズも出てるのかと思ったらそんなことはありません。パソコンのアダルトゲームの大百科、宜保愛子の霊視大百科(宜保愛子ってみなさん覚えてますかね。苦笑)、エチケット・マナー大百科、ウンチの大百科などなど、様々な大百科を出版していました。
皆様のお持ちのケイブンシャの大百科シリーズ気になるものがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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投稿者:usagi

本日から9月になりました。和風月名で言うところの「長月」。9月から夜が長くなるから、そう呼ばれているとかなんとかって聞いたことがありますね。9月になってしまったということは、1年の2/3が終わってしまったのですね。まだ、夏を遊びつくせてないので、涼しくなる9月からもっと楽しんでいきたいと思います。

さて、『月刊 GUN』を宅配にて長崎県佐世保市より大量買取させていただきました。御礼申し上げます。

 

前回、書かせていただきました『月刊GUN』買取のブログをご覧になられたお客様が、「自分も同じ雑誌を、前のブログより古くからの年代で、200冊近くもっている。」ということでしたので、正確な年代や抜けている号はどれくらいなのか、何年から何年の間で200冊くらいもっているかなどの正確な情報をお聞きした上で、「そのような状況でしたら◯◯円~△△円の間で買取可能だと思います。」と、回答させていただきました。

弊社に届きましてから、状況の方をもう一度確認させていただきましたら、1981年~2004年の間で210冊でした。月刊誌が24年分ですので、『 24年 × 12ヶ月 』で、288冊の予定ですが、210冊でしたので、1/4のほど予定より抜けている号がございますが、こちらの「月刊 GUN」は年代が古く貴重なことも大事ですが、量があることも大事ですので、今回200冊を越える大量買取になっていますので、快く買取させていただきました。

 

 

また、今回のお客様は状態が良く、1981年に関しましては痛みはありましたが、それ移行の年代は30年以上経っているとは思えないほどキレイは状態でした。雑誌という書籍は回転が速いものですので、大切に扱おうとお考えのお客様も少なく、経年劣化以上の傷みがあることが多いのですが今回のお客様はそんなことを感じさせない状態でした。
やはり、多少でも経年劣化以上の傷みがありますと、減額せざる得ませんので、「送った後に減額されるのは避けたい」と、お思いのお客様がおられましたら、予めメールでお問い合わせいただいた際にでも、お手数かと思いますが写真の方を添付して「これくらい傷んでます。」などとご連絡いただければ、対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

『月刊 GUN』は2011年に休刊してしまっておりますが、後継誌となります「Gun Professionals」及び「Gun Magazine」なども量や年代にもよりますが、買取を行わせていただいておりますので、お持ちのお客様がおられて手放そうとお考えでありましたらお気軽にお問い合わせください。
『月刊 GUN』は、会員向けにモデルガンにモデルガンの販売を行う銃愛好団体「国際ガンクラブ」(後の『インターナショナルガンクラブ』)の会報誌を前身に、既成の枠にとらわれない銃專門雑誌として創刊しました。そういった経緯もあり、今でも年代が古い号であっても人気が高く、多くの方からの支持を得ていますので、弊社としましても力を入れて買取を行わさせております。

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投稿者:usagi

蒼海 副島種臣書 石川九楊編 ニ玄社
『蒼海 副島種臣書』( 石川九楊:編 ニ玄社)

蒼海 副島種臣書 石川九楊編 奥付
こちらは、2003年の10月に発行されましたが、その後直ぐに絶版となり、今では中々お目にかかれない希少性があります。

副島種臣(そえじま たねおみ)
副島種臣(そえじま たねおみ)は、文政の時代に活躍していた書家、政治家として有名でした。書家だけでなく政治家としても活動的であった種臣、その中でも特に有名とされる業績には、このようなものがあります。
※「マリア・ルス号事件」
当時、日本の横浜港に停泊していたマリア・ルス号。この船内にいた中国人の奴隷に助けを求められ、見事解放までに至りました。日本が国際的な裁判の当事者となった初めての事件としても記録に残っており、正義を貫いた副島種臣は、そのような所からも支持されていました。

書家としても名高い種臣の書
没後百年記念特別展なども開かれており、書家としても名高い種臣の書は、あまり流通されておりませんので、もしお持ちの方がおり、祖父が大切にしていたものだけど、誰かの手元で有効的に使ってもらえるなら・・・等とお考えの方がおりましたら、是非一度当店にご相談くださいませ。専門の私達がしっかりと評価させていただき、次のお求めになられる方へとお引き継ぎ致します。

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投稿者:usagi

『月刊マンガ少年』 (76年創刊号~81年5月号+増刊 計58冊/ 朝日ソノラマ) を東京都板橋区より宅配にて買取させていただきました。有難うございました。

 

今回お売りいただきました、「マンガ少年」なのですが、恐らく全号揃いだと思われます。 
こんな貴重なマンガ雑誌が全巻お揃いでお持ちの方がおられると思いもしませんでした。感謝申し上げます。

 

こちらの『マンガ少年』の連載執筆陣は、今ではベテランと呼ばれる漫画家ばかりで読みたくなる作品ばかりです。
「吾妻ひでお」、「石坂啓」、「高橋葉介」、「ジョージ秋山」、「新谷かおる」、「松本零士」、「モンキー・パンチ」、「藤子不二雄」、「石森章太郎」、「手塚治虫」。自分が知っている漫画家だけを挙げさせてもらいましたが、当然、名高い面々でこんな貴重なマンガ雑誌を創刊から休刊まで揃いで一挙に拝見することが出来て嬉しく思います。

もともと『マンガ少年』が発行される経緯としては、手塚治虫が「火の鳥」を掲載するマンガ雑誌が欲しいということを受けて、朝日ソノラマがそれを受けマンガ雑誌を発売するにいたったそうです。手塚治虫が「火の鳥」を連載したいと、発言しただけで出版社が動き、それまで朝日ソノラマはマンガ雑誌を発売したことなかったのに発行するまでにさせるとは、どれほど影響力がある人間かだったのか手塚治虫という人の凄さが伺えます。
1980年前後のマンガの流行りはSFマンガがブームだったので、石森章太郎、松本零士、藤子不二雄などらが時代を引っ張っていたのだろうと考えることができます。石森章太郎や松本零士らは正統派のSFでしょうが、藤子不二雄の「F」の方には「SF=少し不思議」という考えであったので、「耳太郎」というちょっと他のSFとは異なる作品を連載していたのでしょうね。

 

この「耳太郎」、面白いです。藤子作品の中でも明るくポップなものだけでなく、特に「F」の方が描く、こういった作品は大好きです。
この「耳太郎」という作品も、突然、他人の心の声が聴こえるようになる能力、テレパシーを使えるようになった耳太郎くんが主人公です。 最初は大喜びでその能力に満足していましたが、次第に聞きたくないことも聞こえるようになり、耳をふさいでも周りの声が嵐のように聞こえノイローゼ気味になってしまいます。ある日、同じ能力を持ってはいるが、視力・聴力をなくしたおじさんに出会います。おじさんに今の状況を相談すると「完璧な人間なんていないんだ。人がどう思っているかより、それを無理やり聞き出すことのほうが悪いことではないか。」
このとき、耳太郎くんは屋根で寝ていたのですが、そんなことは忘れて目が覚めると、屋根から落ちて気を失ってしまいました。そこから、もうテレパシーは使えなり、この話は終了です。
この作品の感想としましては、何でもかんでも本心を聞き出すことが正解じゃないってことでしょうね。知らなくても良いこと、知る必要のないことなど色々な真実はあります。簡単な例として、「子どもが描いた絵を見て、”じょうずだね”って褒めること」も、そのひとつですかね(笑)

 

読み切りマンガでは、「楳図かずお」、「大友克洋」、「永井豪」、「水木しげる」、「諸星大二郎」、「横山光輝」などなど。こちらも自分が知っている漫画家のみ挙げさせてもらいましたが、彼等が読み切りとは勿体なさ過ぎますね。

 

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