ノスタルジックヒーローです。

NostalgicHero(ノスタルジックヒーロー)
こちらの雑誌は旧車をメインとして特集している自動車雑誌です。そのノスタルジックの意味は、「昔を懐かしく感じる」という意味になり、懐かしいと思ってもらえるような気持ちにさせる事からきています。ノスタルジックな気持ちになる、とか言いますよね。懐かしいという響きが好きな私にとっては、これだけで気になってしまいます(笑)
 
どんどん性能が良くなっていく近年の新車も良いですが、そういった車ではなく、まさにノスタルジックな気持ちにさせてくれるような車に関心を集める人も増えてきています。こういった方達の為に外車国車問わず幅広く情報を集め、読んでいる方にその良さが伝わるよう丁寧に記載されています。

子供の頃、子供ながらに憧れていた車がある方もいらっしゃるかと思います。そんな車に再び出合うことが出来るのがノスタルジックヒーローです。何に対してでも言える事ですが、最近の新しいものの情報というのは比較的手に入れやすいですよね。どのくらい昔なのかにもよりますが、やはり昔のものになってくるとその情報を手に入れることが段々と難しくなってきます。なのでこういった昔のものにスポットを当てて特集されている本というのは貴重だと感じます。

悲しいことに買い取れる雑誌というのも少なくなってきてしまってはおりますが、まだ可能な雑誌というのもございますので、ご処分される前に一度弊店までご相談頂けますと幸いです。

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航空母艦 赤城をつくる

『週刊 航空母艦 赤城を作る』
毎号付いてくるパーツを組み立てて、250分の1スケールで再現するパーツ付クラフトマガジンです。
様々な空母や艦載機などが分かりやすい写真やイラストによって解説されています。

赤城は飛行甲板をもつ航空母艦です。では飛ぶことの出来る船なのかと言われますと、そういうことではなく、艦船上における滑走スペースがあるという事です。海の上なのにどこからでも航空機を発進させることの出来る空母は、重要な海戦でも非常に重宝され活躍しました。

あまり馴染みがなく分からないという方も多いかとは思いますが、「永遠の0」や「ダイ・ハード」などの映画にも数多く登場しておりますし、近年ではアニメ「艦これ」でも注目を集めておりましたので、赤城という名前に聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないかなと思います。

赤城の艦名の由来は、群馬県前橋市の赤城山にちなんで命名されました。空母なのにどうして山の名前なの?と思いますよね。その理由に関しては、その頃にはまだ航空母艦に対する命名の規定が定かではなかったからだそうです。

太平洋戦争から活躍してきた赤城ですが、ミッドウェー海戦において爆弾が命中してしまい、艦内の爆弾や燃料に次々と引火し大きな火災となり大破となりました。沈没こそはしなかったものの、まだ攻撃を受ける可能性があり、日本まで戻るには困難と判断され、悲しいことに自沈処分となりました。

【追記・全100巻揃の買取価格例:30,000円。⇒最新の買取価格は⇒買取価格表をご覧下さい


そんな赤城をまた見ることが出来るこちらのシリーズ。
古本に強いのは当然の事ながら、古書店三月兎之杜では、このようなデアゴスティーニやプラモデル等もご一緒にお売り頂ける事が強みの内の一つでもあります。
勿論買取金額におきましても高価買取させて頂けるよう、日々努力しておりますので、他店様との相見積もりも大歓迎です。他店様に金額で負けているようでしたら、出来る限り買取額を上げさせて頂きますので、その際にもご相談頂けますと幸いです。


また、アシェット、デルプラド、イーグルモスの高価買取にも自信がございます。
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昭和の爆笑喜劇DVDマガジンです
隔週刊 東宝 昭和の爆笑喜劇DVDマガジン 講談社
こちらは2013年4月に創刊され、2015年2月に全50巻をもって完結致しました。

創刊号~10号までは読者が選んだベスト10のランキング形式となった内容となっています。

昭和の爆笑喜劇DVDマガジンです
丁度この頃、日本の高度成長期といえば、冷蔵庫に洗濯機など、急速に家電が普及されていきました。その中でも外せないのが、何といってもテレビですよね。当時は、お米が10キロ680円、銭湯1回15円と1,000円でも大金であったのに対し、テレビの値段がなんと20万程という、あまりにも高価な金額でした。当然一般の人々には中々手に入れられる代物ではなく、テレビが売られている繁華街の店頭テレビや、蕎麦屋などが客寄せに設置していたテレビを見るというのが主流でした。

「うちテレビ買ったんだ!学校終わったら見に来いよ!」なんていう子供がいた日にはヒーロー的な存在になれました。

そんな時代を支えてくれた昭和の笑いがこのマガジンには詰まっています。

古本に強いのは当然の事ながら、古書店三月兎之杜では、このようなDVDやデアゴスティーニ、プラモデル等もご一緒にお売り頂ける事が強みの内の一つでもあります。勿論買取金額におきましても高価買取させて頂けるよう、日々努力しておりますので、他店様との相見積もりも大歓迎です。他店様に金額で負けているようでしたら、出来る限り買取額を上げさせて頂きますので、その際にもご相談頂けますと幸いです。

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バッハ全集です
J・S・バッハ
作曲家であり音楽家である事で有名なのは言わずと知れた事ですが、同様に無類のコーヒー好きとしても有名ですよね。一日に何十杯も飲んでいたとか。
私もコーヒーは好きですが、流石に一日に何十杯もは飲めませんね(笑)

バッハのコーヒーに関しての名言にこのようなものがあります。
「千のキスよりすばらしく、マスカットぶどう酒より甘い。コーヒー、コーヒーはやめられない。」

コーヒーに対する愛が本物ですね。
同じ作曲家で言えばベートーヴェンもコーヒー好きとして有名です。
改めて考えてみると、コーヒー好きの偉人は以外にも多いようですね。
バッハ全集ですバッハ全集です
そんなバッハ、ついには演奏の場をコーヒーハウスにまで広げていきました。
そしてコーヒーハウスで演奏されていたのではと言われているのがこちら。
「そっと黙って、おしゃべりめさるな」
歌劇ですね。今日ではコーヒー・カンタータと呼ばれています。
内容は、コーヒーの事ばかり考えている娘に対し、なんとかやめさせようとする父親という話。

今では考えられませんが、当時のコーヒーハウスは女性は入る事が出来ず、女性はコーヒーを飲むべきではないとされていました。何故でしょうね・・・。

確かにあまり飲みすぎるとカフェイン中毒にもなり体に良いとは言えませんが、最近ではコーヒーを飲む事で寿命が延びたり、脳が活性化されたり等、良い事も判明されてきています。何事も程ほどにという事ですね。

古書店三月兎之杜では、もう自分は読み終えたので、次のお求めになられる方へお譲りしたいという方や、自分の物ではないので価値が分からないといった場合のご相談もお待ちしております。専門の私達がしっかりと拝見させて頂きますので、お気軽にご相談を頂けますと幸いです。

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高橋和巳全集です
日本の小説家でありながら中国の文学者でもある高橋和巳。39歳というあまりにも若い年齢でこの世を去りました。代表作としては『非の器』『邪宗門』等があげられます。小職が最初に読んだのは『わが解体』でした。
小説とは、頭の中でその場面場面の情景が思い浮かぶよう、多少は横道にそれながら、読者にそれをイメージさせるように書かれているものというのが私の中の小説というものなのですが、高橋和巳の書く文体にはそれがなく、淡々と書きたい事だけが述べられているというような印象を受けました(悪い意味ではなく)。
また高橋和巳のテーマは、それが普遍的なテーマではあるものの、やはり時代性が色濃く反映されております。気軽にちょっと・・・というには重いテーマかもしれませんが、やはり、その考えを理解してみたいという方には是非一度挑戦されてみて下さい。

高橋和巳全集です高橋和巳全集です


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呉昌碩(ご しょうせき)
学校の授業で一般的に習う人物ではありませんので、書に興味をお持ちの方や、書家の方達以外では、彼の名を知っている方は中々いないかと思います。呉昌碩の凄いところは、書の他にも詩、画、篆刻にも精通しており、芸術家としての評価は相当だという所です。当然すべてを最初から認められていたわけではなく、並々ならぬ努力をし、徐々に成果を出していった遅咲きの苦労人でした。そして、書家、篆刻家、画家、文人として秀で、「四絶」と称賛されるまでに至ったのです。

掛け軸等の書物も残しており、もしそれが本当に呉昌碩によって描かれた物であれば、今では数百万の値が付く物も・・・。


呉昌碩に限らず、これだけの素晴らしい功績を残しておきながら、段々と知られる事がなくなってしまう古人が他にもまだまだいるというのは、なんだか悲しいですよね。知らなかったという方は、とにかく凄い人だったんだなという認識だけでも頭の片隅に覚えておいていただけたらと思います。

かくいう私も、今だから彼の名を当たり前のように知っておりますが、当初の頃は呉昌碩と呉清源をよく勘違いしておりました(笑)呉清源(ご せいげん)は棋士なので、まったくの別人なのですが、よく見間違えてしまっていました。彼もまた囲碁において、かなり優れている人物ですので、また別の機会にでもお話したいと思います。

古書店三月兎之杜では篆刻、書道、陶磁器、古美術等、様々な専門書を買い取りさせて頂いております。ネットでの買取は初めてだから不安という方でも、安心して最後まで終えられるよう専門のスタッフが丁寧にご対応させて頂きますので、お気軽にご相談ください。
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『漢方医学大系』 (全18巻揃 龍野一雄 雄渾社 昭和53年)を買い取りさせて頂きました。有難うございました。

漢方薬は知っているけど、服用はしたことがないという方も多いかと思います。最近では近所の薬局でも漢方のコーナーが大きく展開されたりもしていますよね。馴染みのない方にとっては、そもそもどのような効果があるの?という疑問が思い浮かぶところでもあるのではないでしょうか。

まず漢方の代表的な効能として、頭痛、肩こり、冷え性。
この辺りが一番耳にする事の多い効能の一部になるかと思いますが、風邪等にも処方されることもあります。もしかしたら知らぬ内に漢方を薬局で購入し、服用されている方もいるかもしれません。分かりやすいところでいえば「葛根湯」はどうでしょうか。私も風邪の引き始めにはよくお世話になります。

またその効果が現れてくるのには時間がかかるという風に思われているというのが一番多いでしょう。これはやっぱり本当なの?と聞かれますと、やはりどの目的のために漢方を服用しているかというところにつきます。風邪のような急性的な病のための服用でしたら、早めに対処すれば短期間で効いてきますよね。冷え性等、慢性的なものになると即効性は難しいという事です。その効果にもやはり個人差は生じてきます。

そして気になるところの味ですよね。まぁ、苦いです。良薬は口に苦しとはよくいったものですね。その飲み方ですが、種類によっては白湯で飲む、冷たい水で飲むのが良しとされています。カフェインの入っていないものなら何でもいいのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、効き方にまるで違いが出てきますので、用法用量は守って飲んでくださいね。


古書店三月兎之杜では、このような東洋医学に関する本、専門書も積極的に買い取りさせて頂いております。もしお持ちの方で売却をお考えの方がおりましたら、是非一度ご相談くださいませ。
買取のご相談は古書店三月兎之杜の東洋医学の本買い取りページより

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今となって屏風は身近では見ることがなくなってしまいましたが、江戸時代辺りには最もよく装飾品として置かれていました。元々は風よけとして使われていたのですが、近世に渡るにつれて、水墨画等、屏風絵という装飾を目的として流行っていったそうです。


屏風絵で私が先に思い出してしまうのは、やっぱり一休さんですかね。昔話などでもお馴染みの屏風絵の虎退治。一休さんのトンチの噂を聞いた、ある将軍様が一休さんを城へ呼び、「屏風絵の虎が夜な夜な悪さをしに出てきて困っているので、この屏風の中の虎を退治してみせよ」と一休さんに言うんですよね。それに対して一休さんが「では将軍様、退治してみせますのでこの虎を屏風から出していただけますか?」と言い、決着。子供ながらになるほどなぁ~と思ったのを覚えています。

ちなみに屏風の数え方を皆さんはご存知でしょうか。
1双(そう)1隻(せき)と数えます。
そもそも屏風は向かい合わせにして使うというのが主流でしたので、2つセットで一つ、これを1双と言います。これが2つではなく1つしかないものを一隻と言います。数え方というのも色々あって面白いですよね。

古書店三月兎之杜では、こういった専門書も積極的に買取させて頂いております。このような古本をお持ちの方で止む無く売却をお考えの方がおりましたら、是非一度、弊店までご相談ください。

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一見すると普通の本に見えるかもしれませんが・・・


図ってみるとこの通り、手の平サイズの豆本でした。
元は西洋の16世紀頃、娯楽用としても流行されていました

こちらは比較的大きなサイズの豆本ですが、もっと小さいミリ単位の豆本も多く存在します。弊店でも凸版印刷から出されている豆本を買い取りさせて頂いた事もございますが、見たことのない方はおそらくびっくりするくらいに小さいです。というよりも極小です。専用のルーペも付属されていたのですが、そのルーペすらも極小です。確かにしっかりと読むことが出来るようになっており、本としての機能はしているのですが、とてもではありませんが読めそうもありませんでした(笑)私は少しで断念してしまったのですが、根気よく続けていれば読むことができるかもしれませんね。

では、どういった方に豆本の需要があるのか。今回の豆本はしっかり読める程よいサイズの豆本ですので、洋酒に関してという方への需要が高いのですが、ミリ単位のものに関しては、収集目的(コレクション)等や、好事家の方達に好まれているという事もあります。


古書店三月兎之杜では、このような豆本も買取させて頂いておりますので、お持ちの方で止む無く売却をお考えの方がおりましたら、是非一度、弊店までご相談ください。
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デアゴスティーニの『蒸気機関車C62を作る」塗装完成品を買取させて頂きました(ケース・土台付)。どうも有難うございました。

国鉄C62形蒸気機関車  通称シロクニとも呼ばれています。
鉄道ファンにとっての愛称ですね。

その他で言うと、D51をデゴイチ、C57をシゴナナとも呼んでいます。
馴染みのない方には聞いたこともない呼び方かもしれませんが、その中でもデゴイチが一番聞いたことある方が多いかもしれません。


どうですか、この外観。
ディティールにこだわりを感じさせます。

重量は、約145t
全長は、約21m
こちらの1/24のスケールが完成品のサイズになります。

この度のお客様は、作成から塗装までを委託依頼し、その内飾ろうと思っていたけれどスペースの関係上、出来なくなってしまったので、どなたかお求めの方へ譲れたらなと思ってのご依頼でした。個人的で恐縮ではございますが、私このようなご依頼に非常に弱いです。私もそういった気持からこの職を頑張っているので、つい感情移入してしまうんですよね。ですので、今回のお客様の大切にされていたコレクションをお引き継ぎ出来たこと、幸甚に存じます。

古書店三月兎之杜では、全号未開封は当然の事ながら、途中まで組立済み、未開封だけどビニールが破れてしまっている、最初の号は開いているけど途中からは未開封、完成品等、様々な状態でも 買取らせて頂けるよう努力しておりますので、まずは、お気軽にご相談くださいませ。


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デアゴスティーニ 週刊トヨタ2000GT

【全65巻揃(復刻版 七宝焼 エンブレム付)の買取価格例:48,000円。最新の買取価格は⇒買取価格表をご覧下さい
トヨタ・2000GTは、日本車史上最も美しいフォルムと言われ、わずか337台しか世に出ることがなかった幻の名車です。調べましたところ、トヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発し、ヤマハへの生産委託で1967年から1970年までトヨタブランドで限定生産されたそうですね。映画ファンの方は日本を舞台とした「007は二度死ぬ」のボンドカーとしても有名です。

個人的にも特にリアのフォルムが素晴らしいと感じます。現代のトヨタのFT86 が出た時、そのリアフォルムが2000GTに似ていて話題になりました。また現行のマツダロードスターRFのリアフォルムもなんとなく2000GTに似ているような気がしませんか?

このデアゴスティーニのコレクションは、トヨタ博物館が所蔵する実車(2000GT前期型)を徹底取材し、初の1/10スケール(全長約42cm)を組み立てるシリーズです。

当時はスーパーカーブームで、小職も子供心にカウンタックやフェラーリに熱中しておりましたが、唯一、日本のスーパーカーとして、自分たち子供も認めていたのが(笑)この2000GTでした。近年、中古車市場ではプレミアム価格が付いて、 2013年にはクラシックカーを専門に取り扱う会社が行うオークションで、日本車としては最高値である1155000ドル(約1億2000万円)で落札されたそうです。
小職も実は、子供の頃に一度だけ実車を見たことがあります。ガレージのシャッター越しだったのですが、ロータス・ヨーロッパと並んで、白いボディが見えておりました。教室の男子の間で、あれは絶対トヨタ2000GTだと噂になりました。結局真偽の程は不明でしたが、アレはいまでも2000GTだっと信じています。

デアゴスティーニの2000GTシリーズを見ていると、昔の思い出が蘇ってきます。デアゴスティーニもなかなか良い製品を作るなぁと思いました。
※アシェットからも刊行されました。『TOYOTA 2000GT ダイキャストギミックモデルをつくる』はこちらへ。


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トーマス・マンはドイツの小説家です。
日本でも吉行淳之介や三島由紀夫らも、このトーマス・マンには影響を受けたと言われていますが、一番影響を受けたのは北杜夫でしょう。
本名はご存知「斎藤宗吉」を、『トニオ・クレーゲル』の「トニオ」をもじって「杜二夫」そして最終的に「杜夫」になりました。

また、全集の他にもトーマス・マン日記というものありまして、本人からの遺言で、自分の死後20年は開封しないでくれという頼みの元、没後1955年から20年経った1975年に開封され、ドイツでは全10巻として刊行されました。日本ではその10年後、1985年から、日本語訳版として順次刊行という形となりました。

代表作としては、魔の山、ヴェニスに死す辺りが最もメジャーかと思います。
このヴェニスに死すはベニスに死すとして、日本でも映画化されましたよね。

ヴェネツィアを舞台とし、アッシェンバッハという作家が主人公の物語ですが、実際にトーマス・マンもヴェネツィアに足を運んでおり、帰国後すぐにこの物語を書いたそうです。

また、魔の山に関しては、当初の予定では短編小説となる筈でしたが、執筆中に構想が膨らみ、12年もの年月をかけての完結という大長編となりました。これも同様に映画化されているのですが、日本では劇場で公開されておらず、DVDのみで観ることが出来ます。日本では2時間程の物語ですが、流石本国のドイツでは5時間程の完全版も販売されているそうです。

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世界美術大全集 東洋編 全17巻+別巻1冊 全18巻揃 小学館
この度お売り頂いたのは東洋編となりますが、こちらの世界美術大全集には他にも西洋編がございます。


東洋美術というと上記のようなものを思い浮かべる方が多いのではないかなと思います。東洋とは、アジア、インド、中国、私達が暮らしている日本等の事を言いますよね。西洋とは対立した関係になります。東洋と一口に言ってもその指し示す範囲は国によっては曖昧で、明確に言い切れない部分があります。

例えば、日本にとっての東洋とは東アジアをそう呼ぶ部分が強かったり、中国にとっての東洋とは主に日本の事を指していたりといった具合です。またその古美術も、陶磁器、彫刻、書画と、その美術史は語りきれません。

東洋における美術の歴史の事を東洋美術史と言いますが、西洋美術に大きな影響を与えてきた事とともに、西洋にも影響を与えられながら、互いに悪い形としてではなく進んできたのだと思われます。

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篆刻の本を100冊以上
篆刻とは印章、簡単に言えばハンコを作る行為の事を言います。
書道に関する本を買い取りさせて頂く際に、ご一緒にお売り頂くというケースがほとんどです。

篆刻の本を100冊以上篆刻の本を100冊以上
それは書と彫刻を一緒にした工芸美術としてという部分が強いからです。以前にもお話させて頂いた、書道家は色々なことに手を出すから忙しいというのは、この篆刻にも直結してきますね。

篆刻と聞いて私がまず思い浮かべるのは、北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)ですかね。
北大路魯山人は、篆刻家でありながら書道家、陶芸家、美食家、画家等、様々な顔を持ち合わせる伝説とも呼べる人物です。

フランス料理を食した際に、ソースが合わないと言い、自ら持参したわさび醤油で食べた事もあるという、まるで漫画の世界のような食にこだわりを持っていました。この事からお気づきの方もおられるかもしれませんが、漫画の美味しんぼに出てくる海原雄山のモデルにもなりました。この美味しんぼをイメージするのが一番分かりやすいかもしれませんね。

更には大正10年に美食倶楽部を発足し、自らが厨房に立ち料理を振る舞い、使用する食器までも自分で作るという、もう何でも出来てしまいそうな超人でした。当然当たり前のように出来たわけではなく、見えない所でも相当な努力をしていたんだと思います。私も頑張らないとという気になってきます。

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世界素描大系 本巻全4巻揃 講談社
本来は、こちらに別巻2巻を含み全6冊で完全揃となります。


表千家と裏千家はよく耳にする言葉だと思いますが、そもそも何の事で何が違うのかという事を簡潔にご説明致しましょう。

表千家、裏千家というのは、茶道の流派の事です。
千利休の孫達が独立して始めた別の流派ではありますが、その関係は敵対しているわけではなく、親戚にあたり、協力しあって発展させていこうというような間柄になります。もう一つ言うと武者小路千家というものもあり、この3つの千家の事を三千家と呼びます。

そして表千家と裏千家の違いとして一番分かりやすいところが、お茶の点て方ですかね。

表千家が点てたお茶には泡のある部分の中に、泡のない部分が三日月状にのこります。

裏千家が点てたお茶にはお茶の表面がすべて細かな泡で覆われ、クリーミーな泡が引き立ちます。

今は若者の間でも抹茶や抹茶風味等が流行っておりますので、それに伴い、茶道教室への入門希望者も増えているそうです。美味しい抹茶を入れる事だけでなく、作法や嗜みも習得し、大人の男性、または女性として一つ上のランクを目指すのも良いかもしれません。

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