デアゴスティーニの『蒸気機関車C62を作る」塗装完成品を買取させて頂きました(ケース・土台付)。どうも有難うございました。

国鉄C62形蒸気機関車  通称シロクニとも呼ばれています。
鉄道ファンにとっての愛称ですね。

その他で言うと、D51をデゴイチ、C57をシゴナナとも呼んでいます。
馴染みのない方には聞いたこともない呼び方かもしれませんが、その中でもデゴイチが一番聞いたことある方が多いかもしれません。


どうですか、この外観。
ディティールにこだわりを感じさせます。

重量は、約145t
全長は、約21m
こちらの1/24のスケールが完成品のサイズになります。

この度のお客様は、作成から塗装までを委託依頼し、その内飾ろうと思っていたけれどスペースの関係上、出来なくなってしまったので、どなたかお求めの方へ譲れたらなと思ってのご依頼でした。個人的で恐縮ではございますが、私このようなご依頼に非常に弱いです。私もそういった気持からこの職を頑張っているので、つい感情移入してしまうんですよね。ですので、今回のお客様の大切にされていたコレクションをお引き継ぎ出来たこと、幸甚に存じます。

古書店三月兎之杜では、全号未開封は当然の事ながら、途中まで組立済み、未開封だけどビニールが破れてしまっている、最初の号は開いているけど途中からは未開封、完成品等、様々な状態でも 買取らせて頂けるよう努力しておりますので、まずは、お気軽にご相談くださいませ。


ご相談は、古書店三月兎之杜のデアゴスティーニ買取ページりご相談下さい。

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どうぞ宜しくお願い致します。 

投稿者:usagi

デアゴスティーニ 週刊トヨタ2000GT

【全65巻揃(復刻版 七宝焼 エンブレム付)の買取価格例:48,000円。最新の買取価格は⇒買取価格表をご覧下さい
トヨタ・2000GTは、日本車史上最も美しいフォルムと言われ、わずか337台しか世に出ることがなかった幻の名車です。調べましたところ、トヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発し、ヤマハへの生産委託で1967年から1970年までトヨタブランドで限定生産されたそうですね。映画ファンの方は日本を舞台とした「007は二度死ぬ」のボンドカーとしても有名です。

個人的にも特にリアのフォルムが素晴らしいと感じます。現代のトヨタのFT86 が出た時、そのリアフォルムが2000GTに似ていて話題になりました。また現行のマツダロードスターRFのリアフォルムもなんとなく2000GTに似ているような気がしませんか?

このデアゴスティーニのコレクションは、トヨタ博物館が所蔵する実車(2000GT前期型)を徹底取材し、初の1/10スケール(全長約42cm)を組み立てるシリーズです。

当時はスーパーカーブームで、小職も子供心にカウンタックやフェラーリに熱中しておりましたが、唯一、日本のスーパーカーとして、自分たち子供も認めていたのが(笑)この2000GTでした。近年、中古車市場ではプレミアム価格が付いて、 2013年にはクラシックカーを専門に取り扱う会社が行うオークションで、日本車としては最高値である1155000ドル(約1億2000万円)で落札されたそうです。
小職も実は、子供の頃に一度だけ実車を見たことがあります。ガレージのシャッター越しだったのですが、ロータス・ヨーロッパと並んで、白いボディが見えておりました。教室の男子の間で、あれは絶対トヨタ2000GTだと噂になりました。結局真偽の程は不明でしたが、アレはいまでも2000GTだっと信じています。

デアゴスティーニの2000GTシリーズを見ていると、昔の思い出が蘇ってきます。デアゴスティーニもなかなか良い製品を作るなぁと思いました。
※アシェットからも刊行されました。『TOYOTA 2000GT ダイキャストギミックモデルをつくる』はこちらへ。


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トーマス・マンはドイツの小説家です。
日本でも吉行淳之介や三島由紀夫らも、このトーマス・マンには影響を受けたと言われていますが、一番影響を受けたのは北杜夫でしょう。
本名はご存知「斎藤宗吉」を、『トニオ・クレーゲル』の「トニオ」をもじって「杜二夫」そして最終的に「杜夫」になりました。

また、全集の他にもトーマス・マン日記というものありまして、本人からの遺言で、自分の死後20年は開封しないでくれという頼みの元、没後1955年から20年経った1975年に開封され、ドイツでは全10巻として刊行されました。日本ではその10年後、1985年から、日本語訳版として順次刊行という形となりました。

代表作としては、魔の山、ヴェニスに死す辺りが最もメジャーかと思います。
このヴェニスに死すはベニスに死すとして、日本でも映画化されましたよね。

ヴェネツィアを舞台とし、アッシェンバッハという作家が主人公の物語ですが、実際にトーマス・マンもヴェネツィアに足を運んでおり、帰国後すぐにこの物語を書いたそうです。

また、魔の山に関しては、当初の予定では短編小説となる筈でしたが、執筆中に構想が膨らみ、12年もの年月をかけての完結という大長編となりました。これも同様に映画化されているのですが、日本では劇場で公開されておらず、DVDのみで観ることが出来ます。日本では2時間程の物語ですが、流石本国のドイツでは5時間程の完全版も販売されているそうです。

古書店三月兎之杜では、もう自分は読み終えたので、次のお求めになられる方へお譲りしたいという方や、自分の物ではないので価値が分からないといった場合のご相談もお待ちしております。専門の私達がしっかりと拝見させて頂きますので、お気軽にご相談を頂けますと幸いです。

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世界美術大全集 東洋編 全17巻+別巻1冊 全18巻揃 小学館
この度お売り頂いたのは東洋編となりますが、こちらの世界美術大全集には他にも西洋編がございます。


東洋美術というと上記のようなものを思い浮かべる方が多いのではないかなと思います。東洋とは、アジア、インド、中国、私達が暮らしている日本等の事を言いますよね。西洋とは対立した関係になります。東洋と一口に言ってもその指し示す範囲は国によっては曖昧で、明確に言い切れない部分があります。

例えば、日本にとっての東洋とは東アジアをそう呼ぶ部分が強かったり、中国にとっての東洋とは主に日本の事を指していたりといった具合です。またその古美術も、陶磁器、彫刻、書画と、その美術史は語りきれません。

東洋における美術の歴史の事を東洋美術史と言いますが、西洋美術に大きな影響を与えてきた事とともに、西洋にも影響を与えられながら、互いに悪い形としてではなく進んできたのだと思われます。

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篆刻の本を100冊以上
篆刻とは印章、簡単に言えばハンコを作る行為の事を言います。
書道に関する本を買い取りさせて頂く際に、ご一緒にお売り頂くというケースがほとんどです。

篆刻の本を100冊以上篆刻の本を100冊以上
それは書と彫刻を一緒にした工芸美術としてという部分が強いからです。以前にもお話させて頂いた、書道家は色々なことに手を出すから忙しいというのは、この篆刻にも直結してきますね。

篆刻と聞いて私がまず思い浮かべるのは、北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)ですかね。
北大路魯山人は、篆刻家でありながら書道家、陶芸家、美食家、画家等、様々な顔を持ち合わせる伝説とも呼べる人物です。

フランス料理を食した際に、ソースが合わないと言い、自ら持参したわさび醤油で食べた事もあるという、まるで漫画の世界のような食にこだわりを持っていました。この事からお気づきの方もおられるかもしれませんが、漫画の美味しんぼに出てくる海原雄山のモデルにもなりました。この美味しんぼをイメージするのが一番分かりやすいかもしれませんね。

更には大正10年に美食倶楽部を発足し、自らが厨房に立ち料理を振る舞い、使用する食器までも自分で作るという、もう何でも出来てしまいそうな超人でした。当然当たり前のように出来たわけではなく、見えない所でも相当な努力をしていたんだと思います。私も頑張らないとという気になってきます。

古書店三月兎之杜では篆刻、書道、陶磁器、古美術等、様々な専門書を買い取りさせて頂いております。ネットでの買取は初めてだから不安という方でも、安心して最後まで終えられるよう専門のスタッフが丁寧にご対応させて頂きますので、お気軽にご相談ください。
ご相談は、古書店三月兎之杜の書道篆刻買取ページより

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世界素描大系 本巻全4巻揃 講談社
本来は、こちらに別巻2巻を含み全6冊で完全揃となります。


表千家と裏千家はよく耳にする言葉だと思いますが、そもそも何の事で何が違うのかという事を簡潔にご説明致しましょう。

表千家、裏千家というのは、茶道の流派の事です。
千利休の孫達が独立して始めた別の流派ではありますが、その関係は敵対しているわけではなく、親戚にあたり、協力しあって発展させていこうというような間柄になります。もう一つ言うと武者小路千家というものもあり、この3つの千家の事を三千家と呼びます。

そして表千家と裏千家の違いとして一番分かりやすいところが、お茶の点て方ですかね。

表千家が点てたお茶には泡のある部分の中に、泡のない部分が三日月状にのこります。

裏千家が点てたお茶にはお茶の表面がすべて細かな泡で覆われ、クリーミーな泡が引き立ちます。

今は若者の間でも抹茶や抹茶風味等が流行っておりますので、それに伴い、茶道教室への入門希望者も増えているそうです。美味しい抹茶を入れる事だけでなく、作法や嗜みも習得し、大人の男性、または女性として一つ上のランクを目指すのも良いかもしれません。

古書店三月兎之杜では様々な専門書の買取をさせて頂いております。
その他の専門書の買取事例、買取のご相談は、こちらの専門書の買取ページより

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歴代名人打碁大系
新潟県にお住まいの愛棋家の方より、囲碁の古本を多数、宅配買取りにてお譲り頂きました。どうも有難うございました。
その中での1冊、写真の「歴代名人打碁大系」をご紹介させて頂きます。
内訳は「本因坊丈和全集」が全三巻、「本因坊秀和全集」が全六巻、「本因坊秀策全集」が全四巻、「本因坊秀甫全集」が全五巻の合計18巻揃です。
本因坊家の有名な4人を集めた「打碁集」で、監修者には呉清源の名前もあります。
誠文堂新光社から当時限定1000部で発行されました。

ちなみに出版社の誠文堂新光社は文系と理系の人ではそのイメージが全然違うかもしれませんね。文系の方は、この全集に代表される様に囲碁や生活一般のイメージが高いかもしれません。一方、理系の方は、雑誌「子供の科学」や「MJ無線と実験」などラジオ、オーディオ系に馴染みがあるような気がします。
なお雑誌「子供の科学」は1924年(大正13年)に創刊された歴史ある雑誌で、小職も子供の頃に読んでおりました。

閑話休題、囲碁の本は古書店三月兎之杜の重点買取分野ですので、もしご不要な本がございましたら、是非弊店にご相談下さい。
少しでも気になられましたら、
古書店三月兎之杜囲碁・将棋買取相談ページまで

宅配買取・出張買取選べるタイプのメールご相談ページ
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書道本大量買い取り!700冊以上
色々な書道の本色々な書道の本2
書道に関する本をダンボール40箱以上買取させて頂きました。

色々な書道の本3色々な書道の本4
上記は不揃いものであったり、個々ではお値段をお付けすることが難しいご本が多いのですが、その場合でも冊数がございましたら弊店では、まとめてのご評価として買い取りさせて頂くことが可能です。

勿論上記以外では、

王鐸の書法
呉昌碩のすべて 画と賛
鐵齋大成
呉昌碩 缶廬印存
故宮の書寶
国宝 風信帖
復元着色 関戸本古今集

等、個々やシリーズ毎にお付けする事が出来、それだけでも高価買取に繋がるものもお売り頂きました。こちらもまた別の機会にご紹介していきたいと思います。
 
昔の書というものの先駆けは、主に文書や和歌、記録等を記す事を目的として書かれてきました。それが次第に実用的なものから芸術的なものを書いていくという風に変わっていったのです。そして、書は最も尊重される類に入っておりましたので、書が上手な方が沢山おりました。ですが現在、書を書くという方は学校で習っている学生か、書家という限られた方達しか書きません。

書塾に通われている方もだいぶ減ってきてしまっているのではないかと思います。書に限らず言えることですが、やりたいとは思っているけど、忙しくて中々手を付ける時間がないという方が大半を占めている現実が問題ですね。その時間配分を上手に出来る人が人生を楽しめているのかもしれません。
 
今では通信講座や、書ではなくともペン字講座等、手軽に始められるものも増えてきておりますので、まずはこういった部分から初めてみてもいいのではないかなと思います。

弊店では、書道の本のみに限らず、未使用であれば墨や筆、硯、画仙紙等も買取可能ですので、書に関するお品をすべてお売りになりたいとお考えの方がおりましたら、書道に関しても専門の弊店に是非お任せください。事前にお見積もりがご入用でしたらこちらの買取のお申し込みページより、書籍名、出版社、冊数などの詳細を教えて頂けましたら事前にお見積もりを出させて頂く事も可能ですし、量が多くて大変という事でしたら、お写真を添付して頂いても大丈夫です。
 その他の書道の買取事例やご相談は、古書店三月兎之杜の書道本買い取りページより

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その他の買取事例はこちら 

投稿者:usagi

室生犀星全集
突然ですが、皆さんは猫派、それとも犬派ですか?私は犬派です。
何故いきなりこんな話をするのかと申しますと、室生犀星は猫好きの作家としても有名であったためです。

ほんわかするエピソードとしては、猫の毛の油のせいで火鉢がくもるので、火鉢を拭く回数が増えたと文句を言いながらも、どこか嬉しそうに拭いているという。その姿を見れば本当に猫が好きだったんだなぁと思えます。猫も可愛いけれど、そんな犀星の方が可愛いと上がる声もある程です。興味がおありの方は調べてみるとその写真が見つかりますので、一度見てみてください。ほっこりしますよ。


動物好きに悪い人はいないとよく言いますが、世話好きであった事も有名です。

あの森鴎外の長女、森茉莉は鴎外に溺愛されすぎて育てられた為、生活能力がほぼ無いに等しく、部屋が散らかり放題であり、その事を思うと犀星は夜も眠れない程だったとか。この話を知ってから、なんて良い人なんだろうと、見る目が変わってしまいました。また犬は嫌いとか言いながらも、ちゃっかり犬も飼っていたというのですから・・・うーん、実に犀星らしいですね。

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ショーペンハウアー全集
ドイツの哲学者、ショーペンハウアー。
ショウペンハウエルとも呼称されています。

彼の祖父が商売人であった事から、その息子、ショーペンハウアーの父も商人の道を歩んでおり、当然息子のショーペンハウアーにも引き継がせたいという父の想いがあり、幼い頃から各地に渡って修練していました。彼の父は商人として相当な成功を収めており、金銭面では不自由していない生活を送っていたそうです。それならば、息子に後を継がせたいという父の気持ちも、より納得ですね。

ですが、ある時不意に学問への興味が湧き出したショーペンハウアーは、学校への入学を希望しました。それよりも後を継いでもらいたい父は、将来商人になる事を約束するならという条件付きで、学校への入学を許可したのですが、その後まもなくして父が亡くなってしまいます。その為、学問への情熱を捨てきれなかったショーペンハウアーは、そのまま大学へと進学したのでした。

この父の死には、一説によると自殺という説があるのですが、何故自殺したのかその理由も真相も定かではありません。 商売は上手くいっていた筈ですし、 跡継ぎの事も考えていたというのに一体何故なのでしょう・・・。

ショーペンハウアー全集ショーペンハウアー全集
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デアゴスティーニの「週刊 和風ドールズ・ハウス-伝統旅館をつくる」全110号揃を宅配買取にてお売り頂きました。
どうも有難うございました。


ドールズ・ハウス自体は、もともと西洋で長い歴史があり、主に女性を対象にした趣味のようです。日本には1970年頃に紹介されました。
一方、このデアゴスティーニのシリーズは、日本ならでは伝統建築、しかも「旅館」を再現するシリーズとあって、老若男女に人気があります。

全110巻のパーツを組み立てれば、「千と千尋の神隠し」に出てくるような旅館が出来ますね。実はこのモデルは信州は渋温泉に実在する旅館「斉月楼」がモデルだそうです。そして「千と千尋の神隠し」の旅館(湯屋)も「斉月楼」がモデルの一つでは?と言われているようですので・・・、似ているのはそのせいかもしれません。

この度はお譲り頂きまして、どうも有難うございました。

【追記:全110巻揃の参考買取価格例:お問い合わせください。最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

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こちらの光琳かるたの光琳とは、尾形光琳という江戸時代の画家が手掛けた光琳筆のかるたという意味です。


かるたといえば、花札に並び、お正月に遊ぶものとして一般的に広まっていますよね。読み手が読んだものに合った札を取り手が取る。私も小さい頃よく遊びました。こちらは小倉百人一首になるのですが、一般的なかるたとの違いは、読み札には短歌が書かれており、取り札には下の句が書かれている為、句を記憶していないと取れません。

楽しむために行うのではなく、競技かるたというものも存在し、今年もクイーン位決定戦が1月頃に行われ、ニュースでも話題となっていましたよね。

「ちはやふる」という少女漫画が人気になっているという事もあり、若年層からも百人一首人気を集めています。パチーンと勢い良く札を取るところがまた目を惹きつけます。取り手が取る札には、読み札に合った絵とその頭文字が書かれているだけなので、競技としてみると非常に高度な類に入ると思います。競技かるたに必要な能力・・・記憶力、体力、瞬発力、礼儀の作法、精神力など、様々な部分に力を使います。

とはいえ、まずは楽しむ事から始めてやってみてもいいのではないかなと思います。

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フランツ・カフカ
チェコ出身の作家です。

今ではカフカという人物の名前が当たり前のように知れ渡っていますが、生前はあまり有名とは言えず、死後に注目を集め、世界的に有名になりました。そんなカフカですが、人柄は穏やかだったそうです。知り合いと話をしている時には大体聞き役に徹し、話を振られればユーモアを交えて話し、話し終えるとまた聞き役に徹する。また礼儀も非常に正しく、どんな人にも態度を変えずに接し、彼の事を嫌う人物はいなかったとも言われています。

カフカの有名な話の一つとして、こんなお話があります。

カフカは、ある公園でよく散歩をしていました。
その日もいつものように散歩をしていると公園で泣いている少女に出会います。どうしたのか話を聞いてみると、お人形がなくなってしまったとの事。カフカは少女に「君のお人形は無くなったのではなくて、どこかにお出かけしたんじゃないかな。その内お手紙が届くかもしれないね」と声を掛け慰めます。すると数日後、本当に少女のもとへお人形から手紙が届きました。どうやらお人形は違う女の子に助けてもらい、一緒に旅をしているそう。カフカが人形に成り代わって、旅先からそんな手紙を書き続けます。そんな手紙のやり取りを何度も交わし、ある時お人形から最後の手紙とあるものが届きます。もうお人形さんからお手紙が来ないんだと悲しむ少女・・・。手紙と一緒に届いたあるものを見てみると・・・。

カフカ・・・良い人ですねぇ・・・。
思わずウルっとしてしまいます。

この実際にあった物語は、「消えてしまったお人形」という絵本となり、今も語り継がれています。心がほっこりする、優しさで溢れている絵本なので、私もオススメです。

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この度のご相談はお電話から頂きまして、当初は書道のご本のみのご依頼だったのですが、お申込みを受け付けてから数日後に再度お電話を頂き、「整理していたら更に書道の紙も出てきたのですが、一緒に買取りをお願いできますか?」との事でした。
「傷みがあるので、買取できないようでしたら処分してください」ともおっしゃっておりましたが、当然しっかりと買取金額を付けさせて頂きました。

画仙紙の状態画仙紙の状態
中には確かに傷みが激しいものもございましたが、副牌 棉料 四尺 など、個々にお付けする事ができる物もございましたし、劣化が激しく個々でお付けすることが出来ないものに関しましても、おまとめという形で高価買取させて頂きました。「売れないと思っていて処分しようとしていたので、とても感謝しています」とのお声も頂戴し、お役に立つことが出来て本当に良かったです。

画仙紙とは書に使用する大判の紙の事を言います。中国の上質な紙、宣紙というものからきており、画仙紙と呼称されています。

画仙紙の量画仙紙の量
このように弊店では、書道の本のみに限らず、未使用であれば墨や筆、硯、画仙紙等も買取可能ですので、書に関するお品をすべてお売りになりたいとお考えの方がおりましたら、書道に関しても専門の弊店に是非お任せください。事前にお見積もりがご入用でしたらこちらの買取のお申し込みページより、書籍名、出版社、冊数などの詳細を教えて頂けましたら事前にお見積もりを出させて頂く事も可能ですし、量が多くて大変という事でしたら、お写真を添付して頂いても大丈夫です。
 
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簡牘名蹟選 全8巻
簡牘名蹟選 全8巻簡牘名蹟選 ページ
簡牘名蹟選の「簡牘」とはカンドクと読むのですが、こちらのページからもお分かりになる通り、まだ紙が一般的に普及されていなかった頃、竹や木に文字を書いていたところからという意味からきています。こういった筆跡からも当時の時代が読み解けていけるので面白いですね。

ちなみに今筆跡ではなく古筆と書こうとしたのですが、古筆とは古人の筆跡でありながら、我が国の昔の人の事を意味します。よって、間違いではないのですが正しい意味では中国や朝鮮の古人の方の事を言いません。

受け売りですが、古筆の筆者と言われている人の内、もっとも古いとされている古人のは聖徳太子であり、次いで藤原鎌足だそうです。また、以前王鐸のお話をさせて頂いた時に王鐸は真跡が残っていないと言いましたが、藤原鎌足も真跡が残っていないとの事です。飛鳥時代の古人ですので、現代に残っていなくとも仕方のない事ですね。

そして大化の改新の中心人物でしたよね。
なんだか歴史の勉強をしていた頃を少し思い出してしまいました(笑)

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詳しくは古書店三月兎之杜の書道の古本買取ページをご覧下さい。

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