神智学大要 1~5巻セット A.E. パウエル たま出版

『神智学大要』1~5巻セット(たま出版)をお譲りいただきました。どうも有難うございます。
<神智学>という言葉を最初に使ったのは、古代ヘルメス思想やピタゴラス・プラトンの思想を引き継いだ、アレクサンドリアのアンモニオ・サッカス(3世紀頃)という哲学者だそうです。
ただ、現代で一般的に神智学とは、1800年代後半にロシア出身のH・P・ブラヴァツキー夫人が中心となって設立した”神智学協会”(1875年アメリカで設立)に端を発する「近代神智学」のことを言います。ちなみにH・P・ブラヴァツキー夫人が書かれた、シークレット・ドクトリン宇宙発生論・上の買取も行いましたので、よろしければそちらの記事もご覧くださいませ。

さて、神智学の学問の内容は神秘的直観や瞑想、啓示などを通じ、神とむすびついた知識の獲得や高度な認識に達しようとするもの、だそうです。なお神智学の学問の分類としては哲学の一分野である形而上学に分類されます。

神智学大要 1~5巻セット A.E. パウエル たま出版2

写真からもわかると思いますが3~5巻は特に分厚くボリュームがございました。

第一巻を読んでみますと、チャクラ、プラーナ、クンダリーニ、死、霊媒、オーラなど用語についての内容が書かれておりました。こういった本を読んでいますと、何だか自分が住んでいる世界についても、こういう考え方があるのかもしれないという気にさせられて面白いですね。


今回の事例のように三月兎之杜では精神世界に関する本も買取させて頂いております。

詳しくは古書店三月兎之杜の精神世界・スピリチュアルの古本買取のページまで

・メールで見積もりご希望の方はこちらのお問い合わせページより 
・LINEで見積もりご希望の方はこちらのらくらくLINE査定ページより
・電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)
までお願い致します。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

アシェット刊行の『週刊 ラ フェラーリを作る』(全105号揃)を買取させて頂きました。どうも有難うございました。

【追記:全105巻揃の買取価格例:95,000円。⇒最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

2013年にフェラーリより製造されたフェラーリ初の市販ハイブリットカー『ラ フェラーリ』、「ラ(La)」はイタリア語で女性単数名詞につく定冠詞の事で、英語でいうところの「The」にあたります。ドイツ語もそうなのですが、名詞に性が存在しているのです。日本語や英語には存在していない概念ですので、イマイチピンとこないのです。

こちらにも書いてあります通り、499台限定で生産され価格は日本円で1億6千万円ほどだったとの事。「スペチアーレ」とはイタリア語で「特別な」という意味で、日本のスーパーカーの世界においては主にフェラーリの限定モデルを指す言葉です。車体のデザインを見ていますと、まさにフェラーリといったデザインをしていて、真っ赤な赤が映えますね。ちなみにこの499台しかない限定モデルのラフェラーリ、日本にも所有者がいるらしく、本当に運が良ければ、生でお目にかかることができるかもしれません。最低でも5台は正規のディーラーから5台を購入しなくてはそもそも購入する資格すら得られないらしいので、掛け値なしの本物お金持ちにしか所有できないマシンが日本の公道を走っている所、是非見てみたいものです。

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製作した1/8モデルはバタフライドアは電動開閉式、ステアリングホイールも稼働し、各種ランプも点灯、サウンドも完備と本当に目の前にマシンが現れたかのような臨場感を味わうことができます。マシンだけでなくフェラーリ自身の事も分かるマガジンも付いてきますので、作成しながらドンドン詳しくなっていけます。

伝説のマシンの501台目を貴方に、アシェット『週刊 ラ フェラーリを作る』のご紹介でした。ちなみにのマシンには500台目が存在していて、2016年に起きたイタリア大地震のチャリティとして生産されていたそうです。


古書三月兎之杜ではアシェットやデアゴスティーニといった分冊百科の買取を行っております。未開封は勿論、完成品でもお買取りできる場合がございますので、お気軽にご相談ください。
大量の場合は(内容や地域により)無料で出張買い取りもさせて頂いております。着払の宅配買取は全国無料でお受けしております。
(他のアシェット ラ・フェラーリ買取事例はこちらのページも御覧ください)

詳しくは、古書店三月兎之杜アシェット・イーグルモス・デルプラド買取相談ページをご覧ください。

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投稿者:usagi

J GM J groove magazine
かつて、ジェイロックマガジン社が発行していたアーティスト雑誌『J GM /J groove magazine(ジェイ グルーヴ マガジン)』を30冊以上、宅配買取でお譲り頂きましたのでご紹介させて頂きます。
2000年9月に創刊されましたが、残念ながら2006年の5月号(NO.67)で休刊となってしまいました。今となっては貴重な雑誌です。クオリティの高い写真が多く、お洒落な雑誌でしたね。
ジェイロックマガジン社はビーイング系の出版社であったため、同じく傘下のGIZAレーベルのアーティストをメインに特集しておりました。

倉木麻衣
左が創刊号になります。表紙はご存知、倉木麻衣さん。当時まだ高校生です。

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倉木麻衣以外にも、小松未歩、GARNET CROWなど、様々なGIZA系アーティストが登場いたしました。
倉木麻衣『MAIエッセイ』や小松未歩『小松未歩のヘンな物さし』など、アーティストのエッセイも連載しておりましたね。


GIZA系といえば、他にも、愛内里菜・AZUKI七(GARNET CROW)、上原あずみ、三枝夕夏など、多数のアーティストがおりましたね。 
CDが売れない時代、事務所のメディア戦略というのも、非常に難しい時代になっております。その中でも、ビーイングが進めた『J groove magazine』は意味のある展開だったと思います。廃刊した今でも、本雑誌を懐かしむファンが多いのがその証左でしょう。
貴重な雑誌をお譲り頂きまして、どうも有難うございました。


古書店三月兎之杜では、皆様が大事にされていた思い出の雑誌を、大切にお取り扱いさせて頂きます。
詳しくは、古書店三月兎之杜のアイドル雑誌買取のページを御覧ください。
フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)でもお受けしております。
どうぞお気軽にご相談下さい。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

はじめての分析哲学
(『はじめての分析哲学』大庭健著(産業図書/1990年)

ミステリ作家、千澤のり子先生の11月のエッセイは、「大庭健さん 追悼のかわりに」と題し、 本年(2018年)10月11日に72歳でご逝去された、倫理学者であり、専修大学教授でもあった大庭健先生の追悼文を掲載させて頂きます。あたたかい追悼の文章です。是非お読み下さい。
<千澤のり子先生エッセイ 第13回 「大庭健さん 追悼のかわりに」>NEW!


過去のエッセイはこちらです。是非ご覧下さい。
・第12回「ミステリいろいろ”初めて話”」
・第11回「竹本健治さんのお宅訪問!」
・第10回 「人生の最期に読む本」
・第9回 「本格ミステリ好き女子(偶然の我孫子武丸先生)
・第8回「記憶の中の作家 中町信
・第7回「ひかわ玲子先生のお宅訪問!
・第6回「装幀・装画のこと」(『本格ミステリ・ベスト10』原書房)/(羽住典子)
・第5回『21世紀本格ミステリ映像大全』執筆のこと(羽住典子)
・第4回「図書館」の無料放出本のこと
・第3回「火の鳥」(手塚治虫著/角川書店版)
・第2回「たんぽぽ館」の思い出(児童書専門書店)
・第1回「ミステリ作家 千澤のり子」

投稿者:usagi

ヴィクトリー号

デアゴスティーニ『HMSヴィクトリーを作る』をお譲りいただきましたのでご紹介いたします。
【追記:全120巻揃(オリジナル・クリップ付き拡大鏡付)の参考買取価格例:25,000円。最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

現在でも特に人気の高い戦烈鑑『HMSヴィクトリー』を製作できるものとなっており、全120巻で完成となります。頭の「HMS」とはイギリス海軍艦艇に付けられる接頭辞で「国王もしくは女王陛下の船」という意味です。日本でいう所の船に「~~丸」と付けるみたいな感じですね。ヴィクトリーですから「勝利丸」ってところでしょうか。

ヴィクトリー号 表紙

このヴィクトリー号はイギリスの大英雄ネルソンも旗艦にしていた世界最古の現役軍艦です。現在は記念鑑でもあるので海や戦いの舞台へ出ることはありませんが、全盛期の活躍はあのナポレオンを擁したフランスの侵攻をネルソンと共に旗艦跳ね返したりと目覚ましいものでした。現在の記念鑑にはネルソンが撃たれた場所を示すプレートまであるとか。ネルソンが戦死した激戦トラファルガー海戦でもひどい損傷を受けながらも沈没せず戦果を上げたりと名前に偽りなしの立派な戦艦、自分も機会があれば是非現地に足を運んで実物を見てみたいものです。

ヴィクトリー号 第一巻

勿論書籍の方には当時のトラファルガー海戦の状況やヴィクトリー号自体のスペックを事細かに解説してくれています。創刊号にはビギナーズガイドと共にスタートアップDVDも付いているので映像で分かりやすく組み立ての感覚を掴むことができます。コツコツ少しずつ組み立てていってあの雄々しいヴィクトリー号が完成したときの喜びは一入でしょうね。

現在も残るイギリスの代表的戦艦ヴィクトリー号をその手にできるデアゴスティーニの『HMSヴィクトリーを作る』のご紹介でした。


三月兎之杜ではデアゴスティーニなどの買取を行っております。途中で挫折してしまったですとか、置き場所が無くてという時に是非当店をご利用ください。
詳細なその他のデアゴスティーニ買取事例はこちらからご覧ください。

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投稿者:usagi

『呉昌碩自鈐印譜五種』(東京堂出版/全巻揃)が入荷致しましたのでご紹介いたします。

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類語辞典など一風変わった辞典を出版することでお馴染み、東京堂出版さんから出版されました、篆刻の専門書『呉昌碩自鈐印譜五種』をお売り頂きました。どうも有難うございました。
呉昌碩とは中国の近代頃に活躍した芸術家です。この方かなりすごい人で、篆刻だけでなく、詩、書道、画にも精通していて、どの分野においても非常に優れた人物で、『四絶』というフィクション作品のようなカッコイイ称賛を受けて、近代中国において最も優れた芸術家とも目される万能系の天才です。

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そんな素晴らしい芸術家の遺した篆刻作品を青年期からの印風を通して眺めることのできる5種の印譜を収録しています。収録されているのは蒼石斎篆印・鉄函山館印存・老缶印蹟・削觚廬印存2種となります。どれも気品があって繊細な作品です。鉄筆でこれだけ流麗に描けるというのは本当に素晴らしい腕を持った芸術家だったのだなと、改めてその存在の大きさに感服してしまいます。最近中々時間も無く、展覧会にも行けていないので、こういった書籍で眺められるのはいいですねぇ。こういった書籍の形であればいつでも自宅で鑑賞を楽しむことができるので重宝しますね。勿論、展覧会などの立ってちゃんとしたライティングの元、見るのも色々な面が見れて非常に楽しいのですが。

はがきなどを送ることも無くなって久しいですが、こちらの書籍を眺めていますと、オリジナルの篆刻で人に手紙を出したりしたくなってきてしまいます。

中国の伝説的芸術家呉昌碩の作品を堪能できる印譜『呉昌碩自鈐印譜五種』のご紹介でした。


 

古書店三月兎之杜では書道、篆刻/印譜に関する専門書の買取を積極的に行っております。

買取事例・買取のご相談は古書店三月兎之杜の書道本買取ページをご覧ください。
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投稿者:usagi

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『マンハイム全集』(潮出版社/全巻揃)が入荷致しましたのでご紹介します。

知識社会学を構想したハンガリーのユダヤ人社会学者カール・マンハイムの著作を集めた全集になります。

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全集ではありますが、彼は前述のとおり社会学者なので物語といった作品ではなく論文などが主になっています。
さてそんなマンハイムがどんな事を言っていた学者かと言いますと、当時はマルクス主義が非常に流行っていた時代だったこともあり、マルクス主義についての批判を行っています。あの時代マルクス主義はある種完璧な理論として大衆に支持されたのですが、結局その考え方だって物事を認識する仕方の1つに過ぎないのだと主張したんですね。現在の私たちからすればそれは当たり前の事だと、後の時代に起こった事を知っているので言えますが、当時は資本主義がある程度浸透した中で歪み生じ始めていて、世界が新しい基盤を欲していた時期でもあったりしたので、マルクス主義がちょうど時代と合致していたんですね。
そんなマンハイムが提唱したのが知識社会学です。簡単に言えば、人間の思想ってものはその個人だけで生み出された物じゃなくて、その時代の社会的歴史的状況との関係性の中形成されるんだからそういった事も加味して把握しようとすることで、まずは自分がそのある立場からの視点で物事を見ているって事を自覚しよう。という考え方です。今でも何となく通じることのある話ではないでしょうか。

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マンハイムのマルクス主義の批判などの中にある冷静な分析は、今日の自分たちにもハッとさせられる部分があるのではないかと思います。マンハイム自身、彼の主張するそういった立場を自覚した「浮動する知的存在」になれていたか、と言われれば難しい所ではありますが、少なくとも彼の考え方は覚えておいて損はないんじゃないかと、またこの全集の訳者は大変有名な大河内氏らが行っているので大変信頼できるものとなっています。

『マンハイム全集』のご紹介でした。


三月兎之杜では哲学思想の専門書、全集の買取も行っております。
古書店三月兎之杜の哲学思想書の買取ページはこちらへ。

古書店三月兎之杜の詳しい全集の買取事例はこちらから。

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投稿者:usagi

近代映画1975年
往年のアイドル雑誌『近代映画』を1975年から1980年まで、ほぼお揃いの状態でお譲り頂きました。
付録も残っており、状態も大変良好で、大切に保管されていらした事がわかります。持ち主の方も「青春の思い出の雑誌なので、大切にしてくださるお店に」というご意向で、弊店にご依頼を頂いたそうです。
どうも有難うございました。

それでは早速に表紙の写真を見ていきましょう。
まずは1975年(昭和50年)。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「あんなあの娘の何なのさ」という歌詞が流行った年です。
1月号は欠ですが、それ以外ですと、山口百恵ちゃん、桜田淳子ちゃん、早乙女愛ちゃん、浅田美代子ちゃん、岡田奈々ちゃん、そして「ロマンス」が年間オリコン6位と大ヒットした岩崎宏美ちゃんというラインナップです。

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続きまして1976年、「およげ!たいやきくん」がオリコン1位をとった時代です。
こちらも百恵ちゃん、淳子ちゃん、奈々ちゃん、ちゃんというラインナップですね。百恵ちゃんは「横須賀ストーリー」が大ヒットしました。「これっきり、これっきり、もう、これっきりですか~♪」懐かしいものです。


1977年です。百恵ちゃん、淳子ちゃんの巨塔の間に、ピンクレディーのミーちゃんとケイちゃんが食い込んできましたね。
ピンクレディーは「渚のシンドバッド」が年間オリコン1位を筆頭に「ウォンデッド」「カルメン’77」「S.O.S」の3曲がトップテン入りです。


1978年です(8月号欠)。この年も年間オリコントップ3は「UFO」「サウスポー」「モンスター」とピンクレディーが独占です。特にユーフォォ!は当時は皆さま振り付けを真似されましたよネ。
表紙では安定の百恵ちゃん。ちょっと待って!「プレイバックPART2」はこの年です。そして榊原郁恵ちゃんや石野真子ちゃんの登場です。
郁恵ちゃんは前の年、そして真子ちゃんは「狼なんか怖くない」で同年3月にデビューでした。

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1979年です。ゴダイゴの「ガンダーラ」や西城秀樹の「Y.M.C.A」がお馴染みですね。さだまさしの「関白宣言」もこの年です。
表紙としましては、「いい日旅立ち」の百恵ちゃんの間に、コメットさんの大場久美子ちゃん、そして郁恵ちゃん、真子ちゃんです。

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さて1980年です。百恵ちゃん、真子ちゃん、郁恵ちゃんのレギュラーに、藤谷美和子ちゃん、倉田まり子ちゃんが登場です。
百恵ちゃんはこの年に三浦友和との婚約、結婚を発表し、時代は”ポスト百恵”として次のアイドルを探していました。

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ちなみに河合奈保子ちゃんも「西城英樹の妹」でオーディションを勝ち抜きデビューが決定しましたね。


ポスト百恵ちゃん、運命の星はこの人を照らしました。松田聖子ちゃんです(ベストテンの台本など松田聖子ちゃんグッズのご紹介はこちらへ)


聖子ちゃんは岩崎良美ちゃんとも仲良しでしたね。夜はいつもお互い長電話をしていたそうです。

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以上、駆け足で青春時代のアイドル雑誌を振り返りました。この記事を纏めさせて頂いて、店主も愉しいひとときでした。
どうも有難うございました。


古書店三月兎之杜では、皆様の大切な懐かしの「アイドル雑誌」を買取させて頂いております。
詳しくは古書店三月兎之杜のアイドル雑誌買取のページを御覧ください。
フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)でもお気軽にご相談下さい。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

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杉浦茂先生のコレクター様より、昭和30年代の『おもしろブック』と『幼年ブック』の付録をまとめてお譲りいただきました。杉浦茂先生には熱心なファンも多く、なかなか市場に出ることも少ない貴重なアイテムの数々と思います。どうも有難うございました。(こちらは全て売却済みです。)

さて『おもしろブック』と言えば、集英社が株式会社化された昭和24年に創刊された雑誌で、創刊当初のキャッチフレーズは”明るく楽しい少年少女雑誌”でした。創刊当初の表紙には男の子と女の子が描かれていましたが、数年後には男の子のみになります。

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今回お譲りいただいた物の中の1点は、昭和30年に発行された「おもしろブック6月号ふろく」の『別冊おもしろブック』になります。
目次を見る限りでは当時流行っていた”時代物”・”相撲”・”プロレス”・”柔道”・”プロ野球”、そして発売された昭和30年に2作目の「ゴジラの逆襲」が公開された”ゴジラ”が誌面を賑わしています。

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やはり当時の”ゴジラ”ブームは凄かったようで、表紙をめくると見返し部分で”アンギラスと斗う怒りのゴジラ”の見開きが登場、書いているのは、空想科学イラストでお馴染みの小松崎茂先生。

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そして、杉浦茂先生といえば、ゴジラ漫画の2作目にあたる「大あばれゴジラ」が掲載されています。

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さらに時代小説家の吉川英治先生の「天兵童子」の”絵物語”も掲載されています。(絵物語(えものがたり)とは挿絵の比率が非常に高い小説。出典Wikipedia)
他にも梶原一騎・文の『プロレスリング絵物語』や、松沢のぼる先生の『りきどうくん』など当時の子どもたちがワクワクする内容が盛りだくさんです。

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続いて杉浦茂先生が描かれた、昭和30年と32年の『幼年ブック』のふろくが4点。
『幼年ブック』は同じく集英社から昭和28年に創刊された幼児や低学年向けの雑誌になります。

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幼児や低学年向けの児童漫画ということで、今回お譲りいただいた誌面を見ても、”大きなコマ割り””文字はほとんどがひらがな””漢字には全てにふりがな”という児童漫画の特徴が見られます。
また、ページの最後には200冊近くまで発行されていたおもしろ漫画文庫の広告も。

「ドロンちび丸」は杉浦茂先生の作品の中でも人気の高い作品で、「猿飛佐助」や「少年地雷也」と同じく、忍術を得意とする主人公が活躍する作品です。『幼年ブックス』本誌の掲載以外にも、今回お譲りいただいた様に付録などにも掲載されていたので、総ページ数にするとかなりの超大作になります。
数年前に「杉浦茂マンガ大全集」が電子書籍化された際には第1弾で「ドロンちび丸」(全3巻)が配信されていますので、気になる方はチェックしてみて下さいませ)。

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そして今回1番の目玉が昭和32年に発行された『幼年ブックス増刊号』のふろくの「猿飛天助」。
かなりのレアな物で、あまりオークションやお店にも出回らない貴重な品になります。

猿飛佐助の息子という設定の「猿飛天助」。歳は10歳位、遊星モネ国のお姫様「モネ姫」が他の星へ引っ越しをする移動中に地球に不時着、佐助との間に生まれた子供という設定です。母からは不思議な力を受け継ぎ、父からは忍術を受け継いだ為、強い力を持つ彼は、天から来た息子なので天助と命名されました。

ちなみに最後のコマは、父親が完成させた宇宙ロケットで親子三人で宇宙探検に出かけるという所で終わります。

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誌面を見ると児童漫画という事でひらがなが多く、コマ割りも大きくなっています。全てのコマに番号が振られているのも面白いところです。

 

この度は貴重な『おもしろブック』と『幼年ブック』のふろくをお譲りいただきましてありがとうございました。


古書店三月兎之杜では、このような古い漫画雑誌や付録の買い取りをさせて頂いております。もしお持ちの方で売却をお考えの方がおりましたら、是非一度ご相談くださいませ。

買取のご相談は古書店三月兎之杜の雑誌買取り・月刊誌買取の買い取りページより
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フランス料理等に関する本 まとめて77冊set ワイン 西洋
フランス料理の職人様より、フランス料理等に関する本を大量に買い取らせて頂きました。どうも有難うございました。

フランス料理等に関する本 まとめて77冊set ワイン 西洋2

フランス料理といえば、中華、トルコと並ぶ世界三大料理の一つとされています。そして料理の構成は前菜、メイン、デザートの形が基本です。そして前菜はあまり重くなくすぐに食べられるもの、メインは肉や魚の料理と野菜などを使ったつけあわせが一緒に皿に盛られたもの、その後デザートに甘いものが一皿ずつ順番に出されます。

また、より高級なお店のフルコースになると、突き出しに前菜、スープ等が出され、最後は焼き菓子とともにコーヒーで締めます。逆に庶民的なお店では、メインだけで済ませることもあるそうです。

エスコフィエ フランス料理 柴田書店 1969年初版2

さて今回買い取りさせていただいた本の中に、”エスコフィエ フランス料理 LE GUIDE CULINAIRE”がございましたので紹介させて頂きます。

タイトルのエスコフィエとは著者のことです。著者”オーギュスト・エスコフィエ”はフランスで生まれ12歳で料理人になったとされ、イギリスでの活動が主でした。彼はドイツ皇帝ウィルヘルム2世から「朕はドイツの皇帝、君は司厨士の皇帝」と称えられたそうです。(※司厨士はシェフの意)

しかし、彼は極めて謙虚でした。そしてこんな言葉を残しています。「人は学べば学ぶほど、さらにいっそう学ばねばならないことがわかる。そして、学習は知性を啓発するばかりではなく、料理の実践において、自らを完成させていくのを助ける方法を与えてくれるのである」と。

エスコフィエ フランス料理 柴田書店 1969年初版3

ただこの本は分厚いので料理をするとなるとコピーを取りながら使う必要がありますが、これ1冊あれば全て済むと断言できるほどの膨大なレシピが載っています。本格的なフランス料理を調理したい方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

にしてもこれだけの料理に関する様々な本があるとは・・・。今回ご依頼くださったお客様は料理研究に相当熱心な方だったのでしょうね。フランス料理等、世界の料理に関する本をお譲りいただきまして、どうも有難うございました。


古書店三月兎之杜では、皆様が大切に集められていた様々なジャンルの料理本も買い取りさせて頂いております。

PCからメールでの買取のご相談は、お問い合わせページから。
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どうぞ宜しくお願い致します。

※他のフランス料理買取事例の一例です。宜しければ是非ご覧ください。
・『現代フランス料理宝典』を買い取り致しました。
・『レストランの最高峰 ピラミッドのすべて』を買取致しました。
・洋書のレシピ本を買取致しました。

投稿者:usagi

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このような分野の雑誌は、いつ買取が出来なくなるか、まったく予測が出来ません。売るなら今です。
大量大口大歓迎です。秘密は厳守致します。もし大量にお持ちでしたら、是非、捨てる前にご相談下さい。
※ブログ執筆時現在の情報のため、時期によっては買取NGの場合もございます。その場合はご容赦下さい。


・買い取りのご相談は古書店三月兎之杜のアダルト雑誌買取ページより
買取ご依頼フォームや、
・フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお気軽にご相談下さい。
LINEでもOKです。
まったく遠慮せずにご連絡下さい。
※もちろん秘密厳守致します。
お待ちしております!

投稿者:usagi

旺文社の『中一時代』や、学研の『中学三年コース』といった「学年誌」を買取させて頂きました。有難うございました。

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旺文社が発行していました学習雑誌である『中一時代』、学研が出していた『中学一年コース』などがライバル雑誌としてありましたね。今回どちらもお譲りいただきました。
本当に似ているので、よく両親が間違えて買ってきてました。今改めて見ると、フォントまで両者結構似ているので、本当にライバル雑誌として競ってたんだなぁと感じます。
この二つの雑誌と言えば、年間購読の申し込みを行うと、万年筆やラジオといったかなり頑張ったプレゼントが貰える事で有名でした。時代を彩ったアイドルなどが「年間購読してねー」と勧誘してました。本当に学習目的かな?と首を捻ってしまうような勢いがありましたね(苦笑)。実際勉強の記事以外も載っていましたし、自分もそっちの方をしっかり読んでいた記憶しかないです。。。
表紙も山口百恵さんだったり、アイドルが飾ることも多かったです。万年筆などのプレゼントは結構出来が良かったので長く使えましたね。ただサイン入りだったので、あんまり大っぴらにもできずお家で使ってました。
残念ながら旺文社の『中学時代』などは91年に廃刊。学研の『中学コース』も99年には廃刊になってしまいました。

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結構厚みがありますね。背表紙だけ見るとそっけないので確かに学習雑誌感があります。これを買う時だけは両親も目くじらを立てないので、子供にはありがたい雑誌でしたね。

小学生中学生といった懐かしい時代の事を思い出してしまいます学研、旺文社の学年誌のご紹介でした。近年では少子化の影響などもあって中々種類が少なくなってしまいましたねえ。


三月兎之杜では今回の旺文社、学研の学年雑誌のような雑誌の買取も行っています。

なにか思い出の雑誌がご自宅から発掘された際、まずはお気軽に当店にご相談ください。
古書店三月兎之杜の雑誌買取のページはこちらになります。
アイドル雑誌買取のページはこちらです。

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投稿者:usagi

女性セブン
昭和50年代前後の『女性セブン』誌(小学館)を40冊以上、宅配買取でお売り頂きました。どうも有難うございました。
創刊は昭和38年(1963年)。芸能ゴシップや皇室関係など、特に芸能は昔は突っ込んだ内容の記事が掲載していた印象があります。
また三島由紀夫の『複雑な彼』が連載もされていました。
このような週刊誌は通常は廃棄されてしまいます。古書店三月兎之杜では古い年代である程度の冊数がございましたら、買取させて頂いております。
もしお手元にございましたら、ぜひ一度お気軽にご相談下さい。


詳しくは、古書店三月兎之杜の雑誌買取のページを是非ご覧ください。


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投稿者:usagi

占星術殺人事件

ミステリ作家、千澤のり子先生の10月のエッセイは、ミステリいろいろ”初めて話”です。
先生の初めてのミステリはどのような本なのでしょう?
ちなみに小職の初ミステリは、ポプラ社・南洋一郎訳の『ルパン』物、そしてアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』(ハヤカワ文庫)、横溝正史の『悪魔が来りて笛を吹く』(角川文庫)でした。いずれも小学生の時ですが、最期は映画の影響ですね(苦笑)。
ちなみに”初”島田荘司氏は『嘘でもいいから殺人事件』でした。
皆様の”初ミステリ”はどのようなご本でしたか?
<千澤のり子先生 エッセイ 第12回 「ミステリいろいろ”初めて話”> NEW!


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・第5回『21世紀本格ミステリ映像大全』執筆のこと(羽住典子)
・第4回「図書館」の無料放出本のこと
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・第2回「たんぽぽ館」の思い出(児童書専門書店)
・第1回「ミステリ作家 千澤のり子」

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現代訳 諸病源候論

日本道観発行の「現代訳 諸病源候論」(巣元方著/早島正雄訳)をお譲りいただきました。

「諸病源候論」は610年頃に中国の随で書かれた医学書で、医師の巣元方が皇帝の勅命を受けて当時の医学書を整理、編纂。様々な症状に対して病名をつけ、病気の症状や原因をまとめた中国医学界ではじめての医学全集のような物になります。

ただ、今世に出ているものは原本でないと言われ、原本は完成直前に随が滅びたために世にでること無く埋もれてしまい、その後の唐の時代に発見された原稿を元に再編成された物が今日広く知れ渡っている「諸病源候論」と言われています。
(このへんについては文献的な記録が無いので正確な所はよくわかっていないのが現状のようです。)

そんな「諸病源候論」ですが、後世に与えた影響はでかく、その後に著された「外台秘要」や「千金方」、現存する日本最古の医書「医心方」でも引用されるとともに、病気を分類する上で参考にされたといわれています。

 

現代訳 諸病源候論現代訳 諸病源候論

「現代訳 諸病源候論」は日本道観初代道長である故早島正男氏によって訳された物になります。元となる「諸病源候論」は当時の言葉や表現で記述されているためにわかりにくい部分もありますが、本書ではそれらを現代風に解釈し翻訳、付属の主要導引図説では図入りで説明がされています。

 

現代訳 諸病源候論

現代でも漢方医学を学ぶ上では「諸病源候論」は用いられているそうです。
「諸病源候論」が完成した610年ごろと言えば日本は飛鳥時代で、小野妹子が随に派遣された遣隋使や、法隆寺が建立されたあたり。その時代の隋や唐における病気の概念が記されているという点では医学とは縁遠い自分でも少し読んでみたい気になってきます。

この度は貴重な『現代訳 諸病源候論』をお譲りいただきましてありがとうございました。


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投稿者:usagi