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書道の先生より、柳原出版の『中国歴史博物館蔵法書大観』をお譲り頂きました。どうも有難うございました。
『中国歴史博物館蔵法書大観』は重要文物の収蔵と展示で名高い北京の「中国歴史博物館(現中国国家博物館)」の所蔵物が掲載された、上海教育出版社との合作による書物となります。内容は博物館の館蔵品32万点の中から書に関する選りすぐった書法と文字資料約2000点が掲載されており、そのほとんどが書物としてははじめて公開された資料でした。

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シリーズ自体は1994年(平成6年)発行にされた第1期から3期まで、各期5巻の全15巻が刊行されました。

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写真は殷朝の武丁の時代に牛骨に書かれた甲骨文で、完全な形で現存する物の中では最大の物となります。学術的にもとても貴重な文献資料です。掲載されている物は殷の時代の甲骨文や金文、清朝の墨跡など、どれも芸術的価値とともに歴史や文化的に重要な価値のある物ばかりですが、時代の中で変化していった中国書法の過程も垣間見えてとても興味深い内容ばかりです。

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写真だけでなく、解説もついているので資料的な要素も高い内容になっています。

なお「中国歴史博物館」は2003年に「中国革命博物館」と合併して「中国国家博物館」に名称が変更されました。場所が北京市の天安門広場にある事もあり、観光名所としてもかなり有名な場所になります。展示されている内容はどれも、中国の歴史の教科書に出てくるような歴史的に貴重な物が常設展示されているそうです。

今回お譲り頂いた『中国歴史博物館蔵法書大観』のめくって見ていると、一度は現地に行って実際に見てみたいというそんな気持ちになってきます。
貴重な御本をお譲りいただきましてありがとうございました。


古書店三月兎之杜では、書道に関する専門書を買取させて頂いております。

買取のご相談は古書店三月兎之杜の書道(書道書・書道本)の買い取りページより
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皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

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雑誌 墨
芸術新聞社の書道雑誌『墨』及び季刊誌『墨スペシャル』を大量に買取させて頂きました。どうも有難うございました。
1976年創刊。2018年11-12月号で通算255号目となりました。書道家の皆様には定番の雑誌です。中国、日本、篆刻から書道史など、あらゆるテーマで編集されております。また書家以外の話題でも、たとえば文豪の書を特集したりと、書道家以外の方でも幅広く興味が湧くような誌面作りです。毎回のテーマの捻出には大変だと思いますので、編集者の腕の見せどころの雑誌ですね。
一冊の定価はお高いのですが、この雑誌で学べることは大変多いと思います。


古書店三月兎之杜では、書道雑誌『墨』をはじめ、書道の専門書を積極的に買取しております。
詳しくは古書店三月兎之杜の書道買取ページを是非ご覧ください。
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岩波文庫を大量にお譲りいただきました。どうも有難うございました。

岩波文庫といえば、以前のブログ(「岩波文庫/講談社学術文庫を買取させていただきました」)でもご紹介しておりますが。帯の色によってジャンル分けがされています。今回は赤帯=外国文学が勢揃いしています。一冊では買取が難しい岩波文庫も、帯色(ジャンル)を揃えていただくとお値段が付く場合がございますので、ご依頼時の参考にしていただければと存じます。

実は、他の色帯も混じって買取させていただいたのですが、赤だけを揃えて写真を撮ってみました。外国文学好きの方からすると見慣れた光景という方もいらっしゃるのではないでしょうか?私もなにか既視感があるなぁと思っていたら、そういえば友人の本棚が同じ様に真っ赤でした。

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気になるラインナップは『千一夜物語』『神曲』『水滸伝』『ドン・キホーテ』といった有名作品が勢揃いしています。

イワンのばか』と聞くと林家木久扇師匠を思い出してしまうのですが、こちらの小説は文調がポップで読みやすいのでおすすめです。ここの所、『夜のみだらな鳥』など頭の中で整理しきれない小説ばかり手を出しすぎたせいか、テンポ良く読み進められました。

もしかしたら私だけかもしれませんが、季節や体調によって自分のテンションと文調のテンションが合う・合わないがあるんですよね。数年、数ヶ月前は楽しく読めたのに合わない時期は全く頭に入って来ないんです。最近は暖かくなってきたので、心が晴れるような陽気な本を読みたくなります。

今回のラインナップの中だと、『可愛い女』チェーホフ作はゆったりとしたリズムで短い時間に簡単に読め進められて”現在の私”に合っていました。愛に生きたオーレンカのちょっと甘美で、悲しくも美しいお話です。よろしければ読んでみてください。

古書店三月兎之杜では、このような岩波文庫の帯色揃いを買取しております。他の色が混ざっていても問題ございません。

引っ越しや大掃除、遺品整理等でご不要となった本がございましたら、一度ご相談くださいませ。

買取のご相談は、
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『週刊平凡』『月間平凡』(マガジンハウス)『週刊明星』(集英社)(70年代~休刊まで)が入荷致しました!

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週刊誌として昭和30年ごろから長らく続いた雑誌『明星』や『平凡』が入荷致しました。1970年代からそれぞれ休刊まで揃っています。最後はどれも写真を使わず、堂々と感謝の言葉のみというのは、お互いに30年近く切磋琢磨してきたからこそ通じ合っていたんでしょうか。

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週刊明星に限らずこの時代の雑誌は本当にアイドルが表紙を飾ることが多かったですね。ほぼすべてがアイドルで染まっていた気がします。「週刊」明星は休刊してしまっていますが、「月刊」の方は現在もジャニーズを中心に特集する雑誌として生き残っていますね。『明星』のこのあっけらかんとしたロゴ、これを見ると、あっ『明星』だなって一発で分かります。週刊誌という括りの『明星』ですが、この時期以降のアイドル推しの印象が強いからか、『平凡』と共に何となくアイドル雑誌というイメージを持ってしまっていますね。

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『GORO』や『スコラ』のようにアイドルが一人大きく載っているのではなく、男女問わず複数写っているのが『明星』の特徴でしたね。何というかフォント何かの空気感から、子供向けのテレビ雑誌かなという印象を今見ると持ってしまいます。この和気あいあいな感じがちょうどよく肩の力が抜けてよかったんですけどね。写真左には「聖子派VS奈保子派」とか中々気合の入った一大戦争を勃発させそうな危険な企画です。ちなみに自分(店員M)は河合奈保子さん派でした。曲がこっちの方が好きだったんですよ。ちなみ店長は聖子ちゃん派だったそうです(^^;

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山口百恵さんの硬派な記事も。このどこか怖さのあるプロフェッショナルな所が百恵ちゃんの強みでしたね。可愛いというか尊敬という気持ちが強かったなぁ。こういった影のある写真が百恵ちゃんのグラビアでは多くてドキドキしてました。

懐かしい気分に浸ってしまう『週刊平凡』『月刊平凡』『週刊明星』のご紹介でした。


三月兎之杜では昔のアイドル雑誌の買取を多数行っております。ご自宅の押し入れから纏めて凄い大量に出てきた時や段ボールから発掘された時など、是非当店にお問い合わせください。

古書店三月兎之杜のアイドル雑誌買い取り実績はこちらになります。
雑誌の冊数が多すぎて運べない! という方の為に宅配買取や出張買取もございます。

宅配買取・出張買取、選択できるメールご相談ページはこちらからになります
写真だけで簡単お気軽にご相談できるラインページはこちらからになります 
お電話でのご相談でがフリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までご連絡ください。 
ご相談心よりお待ちしております。宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

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ドレミ楽譜出版社『所ジョージのギター本 弾いてどうする?』TAB譜をお売りいただきました。どうもありがとうございます。

所ジョージさんといえば、いい意味で緩いメロディにシュールな歌詞が特徴のシンガーソングライターでもあり、現在でも「世界まる見え」や「笑ってコラえて!」などテレビでも活躍するマルチタレント。その芸歴は40年以上で知らない方の方が少ないかと思います。

6年程前から「世田谷一郎」の名前でyoutubeに動画をアップされていて、私好きなんです。ひたすら、たんたんとハタハタ200匹を処理をする動画や、選定したレモンの木の枝をひたすら粉砕機にかけている動画なんかは理想のスローライフです。

スローライフといえば、個人的に他にも好きな動画がありまして、中国の山奥で自給自足生活をする動画をアップする「李子柒(リーズーチー)」という方の動画です。ではなくてなのでご注意を。

大豆の採取から作る麻婆豆腐は最強の飯テロ動画です。他にもバサバサ竹を切って家具を作ったり、ヤギの毛を切って筆を作ったり。その手際の良さをずっと眺めているだけで楽しいのでよろしければ見てみてください。

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すみません。話が逸れました。

楽譜のラインナップはこちら。『シングル大全集 NOW AND THEN』と坂崎幸之助プロディース『洗濯脱水』からおさめられており、かなりのボリュームです。

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曲の構成はシンプルです。カポをするのがめんどくさくて、フレットをカットした状態のギターを特注した所さんらいいというか。

複雑なコードも殆ど無いので、これからギターを始めたい方にもおすすめのスコアです。


古書店三月兎之森では楽譜・バンドスコアの買取を行っています。本棚で眠っている楽譜がございましたら、是非当店へお売りください。
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『富貴原章信仏教学選集』(全3巻揃/「中国日本仏性思想史」「唯識の研究-三性と四分」「日本唯識思想史」)を宅配買取でお売り頂きました。どうも有難うございました。
富貴原章信(明治40年-昭和50年)は大谷大学の教授であり、法隆寺勧学院にて佐伯定胤の元で唯識を学びました。第3巻の「日本唯識思想史」は元は昭和19年に発行されたものであり、序文を同じく仏教学者の山口益が記しております。


古書店三月兎之杜では仏教書を積極的に買取させて頂いております。
地域や宗派問わずお取り扱いしていますのでお気軽にご連絡ください。

詳しくは、古書店三月兎之杜の仏教書買取のサイトを是非御覧ください。
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お気軽にお問い合わせ下さい。

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千澤のり子先生
古書店三月兎之杜ではミステリ作家・千澤のり子先生のエッセイを好評連載中です。
話題はミステリに限らず、本を愛する全ての方へ贈る内容です。
ぜひ下記よりお読み下さい!


・第13回 「大庭健さん 追悼のかわりに」NEW!
・第12回「ミステリいろいろ”初めて話”」
・第11回「竹本健治さんのお宅訪問!」
・第10回 「人生の最期に読む本」
・第9回 「本格ミステリ好き女子(偶然の我孫子武丸先生)
・第8回「記憶の中の作家 中町信
・第7回「ひかわ玲子先生のお宅訪問!
・第6回「装幀・装画のこと」(『本格ミステリ・ベスト10』原書房)/(羽住典子)
・第5回『21世紀本格ミステリ映像大全』執筆のこと(羽住典子)
・第4回「図書館」の無料放出本のこと
・第3回「火の鳥」(手塚治虫著/角川書店版)
・第2回「たんぽぽ館」の思い出(児童書専門書店)
・第1回「ミステリ作家 千澤のり子」

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(写真は『キャッシュフロー101』 日本語版/金持ち父さん貧乏父さん/ロバート・キヨサキ)

古書店 三月兎之杜では、潜在能力の開発からビジネス能力アップまで、幅広いジャンルの自己啓発教材を買取しております。
効果があってもう卒業する、自分には合わなかった、いつか実践しようと買ったが意欲が薄れてしまった・・・など、様々な理由によってご不要となった方は、当店へご相談ください。
もちろん秘密は厳守致します。2018

なお、古書店 三月兎之杜なら出張・宅配・店頭の3つの買取方法からお選び頂けます。ご都合の良い買取方法をお選びくださいませ。

出張買取(出張費無料)
ご自宅にお伺いして当店専門鑑定士が査定・荷積みを行い、現金にてお支払い致します。
重い荷物を持つ必要がないので、処分したいお品物が大量にある方におすすめです。

宅配買取(送料無料)
ダンボールに詰めて送るだけ。ただちに部屋がすっきりして、普通に生活を送っている間に査定結果が来る、手間が要らない買取方法です。ご了承頂けましたら、迅速にお振込みさせていただきます。
すぐに部屋を片付けたい方におすすめです。

店頭買取
当店へ直接お持ち込みいただくことも可能です。なお、出張買取で不在がちのため、事前にご予約をお願いしております。
ご近所さん、一般車に積載出来る程度ですぐに現金化したい方へおすすめです。


詳しくは、古書店三月兎之杜の教材買取の頁をご覧ください。
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佐藤六龍
運命学の先生より、故・佐藤六龍先生/香草社の本を多数お売り頂きました。どうも有難うございました。
佐藤六龍先生は惜しくも2015年に亡くなられたばかりです。中国の五術(命・卜・相・医・山)の透派を継承された先生ですね。
その著書も多数あり、運命学教室の主催され普及に務められました。
母体となった発行元の香草社は2019年5月31日をもって解散されることをサイトで発表されました。
書物をとりまく情勢が厳しい中、専門出版社がまたひとつ無くなってしまい、大変残念ではあります。


古書店三月兎之杜では占いに関する専門書を高価買取させて頂いております。
買取のご相談は、
・古書店三月兎之杜の易学の本買取のページを是非ご覧ください
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パーリ仏典
大蔵出版から刊行途中(執筆時現在)の現代語訳された『パーリ仏典』既刊分18冊(片山一良訳)ほかを仏教研究者の方よりお譲り頂きました。どうも有難うございました。
「パーリ仏典」とは、ご存知の様に、上座部仏教に伝わる仏典の事です。ちなみに、上座部仏教はテーラワーダ仏教、小乗仏教(この呼称は好まれませんが)とも呼ばれますね。日本に伝来したのは大乗仏教ですが、この上座部仏教はタイ、ミャンマー、スリランカなど南方に伝わった仏教となります。
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『倶舎論の原典解明』(船橋一哉ほか著/法蔵館)
「倶舎論」とは「阿毘達磨倶舎論」が正式名称であり、上座部仏教『大毘婆沙論』の綱要書のことです。


古書店三月兎之杜では仏教に関する古本・専門書を買取させて頂いております。
上座部、大乗など、地域や学派、宗派問わずお取り扱いしていますのでお気軽にご連絡ください。

詳しくは、古書店三月兎之杜の仏教書買取のサイトを是非御覧ください。
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蔵書をご整理の際にはお気軽にご相談くださいませ。

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民藝大鑑
『全集 柳宗悦蒐集 民藝大鑑 全5巻揃 筑摩書房』を買い取らせていただきました。どうも有難うございました。

柳宗悦は民藝運動を起こした思想家ということは2016年のブログ”『柳宗悦全集』(全22巻揃/筑摩書房)”でもご紹介しましたね。併せてご覧いただければと思います。

民藝大鑑
さて今回お譲りいただきました、1冊1冊テーマカラーのようなものがあって綺麗ですね~。読みたくなるようなデザインです。1冊1冊パラパラとページを捲って読んでみますと、様々な民藝品の写真が載っていました。各巻のタイトルにあります通り、1,2巻には陶磁器、3巻には織物の写真という具合でございました。特に1.2巻は見ていて楽しいものでした。シンプルながらも惹かれるデザインの民藝品が多い印象でしたね~。

様々な民藝品の写真とともに文章もございましたので、名も無き職人たちが作ったものに”美”が宿るということを感じさせてくれる内容でした。まさに民藝についてわかる5冊となっており、民藝品へ興味がある方には、是非ともご一読いただきたい内容でした。


今回の事例のように三月兎之杜では芸術・芸道に関する専門書、全集も買取させて頂いております。

買取事例の詳細は古書店三月兎之杜の陶芸・陶磁器の本買取のページまで。

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・LINEで見積もりご希望の方はこちらのらくらくLINE査定ページより
・電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)
までお願い致します。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

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若者向け情報誌『スコラ』(株式会社スコラ 講談社/1990年代全号揃)をお売り頂きました。どうも有難うございました。

『スコラ』といえば同時期の『GORO』なんかに比べてもっと男性向けな性の話に特化した雑誌、というイメージでした。しかしながら創刊時頃では、そこまでそういった記事があったわけではなかったそうです。ただ性の特集をやるたびに部数が増えていって、気づいたら毎号掲載になっていたとか。
雑誌が圧倒的に売れていた華やかなりし頃だからこそ、何かに特化しないと部数が伸びなかったそんな時代でしたからね。学生の頃には買うの恥ずかしくて敬遠しがちだったのがこの雑誌でしたね(買ってるのがバレたら何を言われるかヒヤヒヤものです・・・。)
実は講談社がバックにいるというのは有名ですが、講談社の名前が雑誌に載っているのは初期の僅かな期間だけで、それ以降は株式会社スコラだけになっていますね。ビートたけしが連載を持ち掛けられた時、スコラという名前から怪しんでいましたが、後ろに講談社がいると分かってすぐ受けたなんて話があるそうです。

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少々見辛いですが特集記事はやはり性に関するものが多いですね。「アダルトビデオ年鑑」とか今でも普通に読んでみたい特集ですね。当時の流行など、表には出ない文化史の裏面として色々知ることができそうです。
またこうやって並べてみると90年代の『スコラ』は表紙が他の雑誌よりも統一感がありますね。ロゴとか文字の雰囲気を統一するのはままありますが、スコラは写真の構図や背景まで統一しているような感じです。こうやって並べてみるとそれに気づきますが、当時はそんなことは全く気にしてませんでしたね。当然と言えば当然ですが、売れる雑誌というのはこういった当たり前のことを当たり前にやっているんですよね。

性の記事の他にも車の記事も多いですね。「ル・マン」や「GT-R」など、何かの見ているだけでワクワクしてくる言葉ですね。「ポルシェ996」は空冷から水冷エンジンに変わったりと911がフルモデルチェンジしたものですね。色々変わり過ぎて当時の評価はあまり芳しくなかったように記憶していますが、近年では当時の評価の煽りで他のポルシェのマシンより若干安価で購入できるという事で人気が出てきているとか、乗り心地は当然ポルシェな訳なので、意外な形の再評価ですね。

エロとカオスとが混在していた雑誌『スコラ(90年代)』のご紹介でした。


三月兎之杜ではアダルト雑誌やアイドル雑誌の買取を強化しております。

なにか思い出の雑誌がご自宅の押し入れなどから発掘された際、まずはお気軽に当店にご相談ください。
古書店三月兎之杜のアダルト雑誌買取のページはこちらになります。
アイドル雑誌の買取ページはこちらです。

宅配買取・出張買取、選択できるメールご相談ページはこちら
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お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-50410-20時/年中無休)までご連絡ください。 
ご相談心よりお待ちしております。宜しくお願い致します。

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『水墨美術大系』全15巻+別巻2冊 講談社 昭和50年発行

『水墨美術大系』全15巻+別巻2冊 全17巻揃(講談社/ 昭和50年発行) お譲り頂きまして有難うございました。

水墨画というとどんなものをイメージされますでしょうか。雪舟の描いた「秋冬山水図」などが思い浮かぶかと思います。
水墨画には禅宗の影響があります。人物画で達磨大師を描いた「達磨図」などが有名です。その後、山水画から山水画の余白に漢詩や和歌などの画賛を加えたものなども描かれるようになります。
この『水墨美術大系』は日本でも評価の高い中国の画家、馬遠、夏珪、牧谿、玉澗、梁楷などから始まり、日本の雪舟、狩野元信、狩野永徳、長谷川等伯などを紹介しています。

第七巻「雪舟・雪村」

第七巻「雪舟・雪村」

その他、与謝蕪村、琳派の本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、近年大人気の伊藤若冲など水墨画というイメージのあまりない画家も含まれています。 伊藤若冲はリアルなカラフルな鶏の絵などで目をひきますが、「蝦蟇河豚相撲図」という水墨画があります。ガマガエルとフグが相撲をとっているというたいへん面白い作品です。こういったゆるい感じの絵を見ると「水墨画」って難しいと思っていたものが急に身近に感じられるのではないでしょうか。

大判サイズの書籍ですので掲載されている図版も大きなものです。 美術館などでの実物の鑑賞には及ばないかもしれませんが、じっくりと時間をかけて鑑賞するのには、このサイズの書籍は最適かもしれません。

あまり勉強するというつもりで読むというよりも、ちょっと漫画チックなものを探して眺めるというのもいいのではないでしょうか。


 

古書店三月兎之杜では、美術全集も積極的に買取させて頂いております。このような古本をお持ちの方で止む無く売却をお考えの方がおりましたら、是非一度、弊店までご相談ください。
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古書店三月兎之杜の文化・趣味・教養の本 買取ページまたは全集買取のページを是非ご覧ください。
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ディアゴステーニ『映画 クレヨンしんちゃん DVDコレクション』全21巻揃 冊子 収納BOX付を買取いたしました。どうも有難うございました。
【追記:全21巻揃(収納ボックス付)の参考買取価格:6,000円。最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

1990年に『漫画アクション』で連載開始された『クレヨンしんちゃん』。初めの連載が「青年漫画誌」だったという事もあり、お色気ネタやブラックユーモアなどが満載でしたね。だんだん人気が出て子供が見るようになると、そういったネタが下品と言われるようになり、マイルドになっていきます。

今回買取させていただいたのは最初の映画版から21年分のコレクションです。やはり最初の頃の自由さがいいですね。「おしりペンペン」とか「う〇こ」とか、子供たちがまねしたくなる言葉が満載です。嵐を呼ぶ5歳児”しんのすけ”は子供たちの人気者です。映画版はストーリーが壮大で大人が見ても面白くてついつい引き込まれてしまいます。

今回のコレクションのラインナップです。
(リンクでYOUTUBEのTV朝日による公式予告動画がご覧になられます)

1993年「アクション仮面VSハイレグ魔王」
1994年「ブリブリ王国の秘宝」
1995年「雲黒斎の野望」
1996年「ヘンダーランドの大冒険」
1997年「暗黒タマタマ大追跡」
1998年「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」
1999年「爆発!温泉わくわく大決戦」
2000年「嵐を呼ぶジャングル」
2001年「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
2002年「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
2003年「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」
2004年「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」
2005年「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」
2006年「伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ」
2007年「嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!」
2008年「ちょー嵐を呼ぶ 金予の勇者」
2009年「オタケベ!カスカベ野生王国」
2010年「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」
2011年「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」
2012年「嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセス」
2013年「バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」

なお、『クレヨンしんちゃん』といえば、埼玉県春日部市です。2018年の10月から春日部駅の発車メロディーが『クレヨンしんちゃん』の「オラはにんきもの」になりました。他に発車メロディーでアニメものを使っているのは、山手線高田馬場駅の「鉄腕アトム」、南武線登戸駅「ドラえもんのうた」などがありますね。

他にも春日部市には「ゲーセン クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ ブリブリシネマスタジオ」があり、歴代の映画作品のポスターなどが展示されているそうです。クレヨンしんちゃん聖地巡りの際は訪れてみてはいかがでしょうか?


古書店三月兎之杜では、模型系のデアゴスティーニだけではなく、今回のようなDVD・CD・レコードなどのデアゴスティーニも高価買い取りをしています。

少しでも気になられた方は、
古書店三月兎之杜デアゴスティーニ買取ページをご覧ください。

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投稿者:usagi


神奈川県の書家の先生よりお譲り頂きました。どうも有難うございました。
『悲盦謄墨』は昭和57年に東京堂出版から復刻もされた様ですが、こちらは中国の西泠印社発行の版となります。
趙之謙は皆様もご存知、清代末の書家です。「悲盦」とは彼の号です。彼は幾つかの号を名乗りましたが、この号には、「太平天国の乱」の時代に妻と娘を病気で失った心が現れていると言われております。
ちなみに趙之謙の書を日本にはじめて紹介した人物が、こちらも篆刻で有名な河井せん盧だったそうです。
なお発行元の西泠印社は中国の篆刻の学術団体ですね。
史游急就篇
見事な篆書(史游急就篇)

貴重なご本をお売り頂きまして、どうも有難うございました。

(こちらはご成約済です。)


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皆様からのご相談を心よりお待ち申し上げております。
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