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ミステリ作家・千澤のり子先生の今回のエッセイは、好評の「お宅訪問」シリーズの第3弾。
今回は作家、倉阪鬼一郎先生のお宅訪問です。
いやいや、人の縁というのは不思議なものですね。やはり目に見えない結びつきがあるのでしょうか・・・。
貴重な書棚も公開中!
「お宅訪問その3・猫親戚の倉阪鬼一郎さん」 NEW!
こちらから是非ご覧ください!


-過去のエッセイも公開しております。是非ご覧下さい-

・第18回「アヤツジユキト・ウェブコミュニティ」
・第17回「装画と解説(画家・佐久間真人さんとの縁)

・第16回
第五の奇書を選ぶとしたら(竹本健治さんと)|
・第15回 「乾くるみ リピート」
・第14回 「かつて住んでいた街/『憑きもどり』」
・第13回 「大庭健さん(倫理学者) 追悼のかわりに」

・第12回「ミステリいろいろ”初めて話”」
・第11回「(お宅訪問その2)竹本健治さんのお宅訪問!」
・第10回 「人生の最期に読む本」
・第9回 「本格ミステリ好き女子(偶然の我孫子武丸先生)
・第8回「記憶の中の作家 中町信
・第7回「(お宅訪問その1)ひかわ玲子先生のお宅訪問!
・第6回「装幀・装画のこと」(『本格ミステリ・ベスト10』原書房)/(羽住典子)
・第5回『21世紀本格ミステリ映像大全』執筆のこと(羽住典子)
・第4回「図書館」の無料放出本のこと
・第3回「火の鳥」(手塚治虫著/角川書店版)
・第2回「たんぽぽ館」の思い出(児童書専門書店)
・第1回「ミステリ作家 千澤のり子」

投稿者:usagi

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『上部頸椎カイロプラクティック 哲学・科学・芸術』 (賀来史同 著/たにぐち書店)をお譲りいただきました。どうも有難う御座いました。

カイロプラクティックは薬や手術は行わず手を使って施術を行う手技療法のことで、最近では一つの街に必ず一つはカイロプラティックのお店がありますね。普段の生活で肩こりや腰痛に悩みをお持ちの方は一度は受けたことがあるという方も多いかと思います。

 

私も長年通っているお店があって、そこは整体とカイロとマッサージといろんな施術をしてくれます。肩こり・腰痛・猫背・坐骨神経痛など悩みだらけの私のカラダ。お店に入る時と出る時では別の体に代わったか?というほど頭のてっぺんから足の先までリフレッシュできます。

たまに怖いもの見たさで「バキバキ」してくださいとお願いしてバキバキッとねじってもらうのですが、カラダの中のいろんな流れが良くなる気がして気持ちがいいんですよね。瞬間の痛みが凄いのでたまにしかお願いしないんですけどね。

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一概に「カイロプラティック」といっても手法は多数ありますが、基本は脊椎を調整して神経の回復を促す施術を行います。

今回の「上部頸椎カイロプラクティック」は”おしりから首”まで伸びている脊椎の、”首から頭”の部分の”頸椎”のズレを調整して神経伝達障害を調整する手法です。(ちなみに「頚椎」は「頸椎」の俗字なのでさすものは同じです)

全カイロ施術者の中でも上部頸椎カイロプラクティックの施術者は少ない割合で、専門書の出版も10冊程度とごくわずか。今回はJSCA(日本上部頸椎カイロプラクティック協会)の設立者である賀来史同(かく ふみお)氏が書き記した大型の専門書です。

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目次の一部です。タイトルに「哲学・科学・芸術」とあるのでどんな指南書なのだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。カイロプラティックというもの自体がその3本柱の上になりたっており、「なぜ・どのようにして・技術の美しさ」をさします。

今回のこちらの専門書は読んだら誰でも実践できるという趣旨のものではなく、考え方や理論を学ぶための専門書となります。上部頸椎カイロプラクティックの世界へ足を踏み入れたい方はぜひ読んでみてください。


古書店三月兎之杜ではカイロプラティック全般に関する本を買取しております。

カイロプラクティック買取価格表に記載が無い本も買取を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

メールでのご相談は、お問い合わせページより
ラインでのご相談は、らくらくLINE査定ページより
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

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神奈川県相模原市へ出張買取にてアシェット・コレクションズの『週刊 航空自衛隊 F-4EJ改をつくる!』の創刊号から110号までのフルセットをお譲りいただきました。
どうも有難うございました。

【追記:全160巻揃の買取価格例:65,000円。⇒最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

F-4はアメリカ海軍の艦上戦闘機として1950年代後半にマクドネル社が開発した歴史の古い戦闘機です。この航空自衛隊のF-4EJ改は、そのF-4(愛称ファントムII)を日本仕様にあわせて改造したモデルで、茨城県の百里基地に配備されていましたが、先日惜しくも現役引退となりました。

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『週刊 航空自衛隊 F-4EJ改をつくる!』で作成するモデルは1/32スケールで全長60cmにもなる大きいものです。素材はダイキャストで塗装済みですので、基本的にドライバー等の簡単な工具で組立られるようになっています。
F-4EJの1/32スケールのプラモデル(1/32 航空自衛隊 F-4EJ ファントムII)はタミヤから出ていますが、プラモと比べてアシェット版のこちらの楽しみは組み立てた後に楽しめる数々のギミックでしょう。
コックピットの計器のライト、操縦席のキャノピーの開閉、主翼等の可動部分、脚の収納、排気ノズルの点灯などリモコンや手動で動かす事ができるのです。またエンジンなどの音を出す事もできるサウンド・ギミックもあります。

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組立に関しては毎号付属の小冊子に中に組立ガイドがあり、創刊号にはスタートアップDVDが付きます。また各号の組立動画が公式サイトに公開されていますので、それをご覧になった上で組立に取り掛かれば安心ですね。

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定期購読者の特典グッズも揃っています。『日本のファントムII F-4EJ改のすべて』という永久保存版DVD、ネジやパーツを保存できる特性ツールBOX、F-4EJ改のネームプレートです。

創刊号から110号までのフルセットですので、毎号ちょっとずつ組み立てるよりも自分で組立やすい手順で組立られますし、ネットで情報を得ながら組立の注意点をあらかじめ知って組み立てられるので失敗が少ないかもしれませんね。

当初110号までで完結の予定でしたが、160号までの延長が決定しました。飛行場の整備場内の様子を再現したものが基本で、作業員、電源車、トーイングトラクター、モービルコントロールユニットや各種ミサイル、爆弾などが計画されています。

またアシェット・コレクションズでは現在1/100スケールのダイキャスト・モデルのシリーズで『エアファイター・コレクション』というシリーズを展開しています。こちらのラインナップを見ると「F-4EJ改 ファントムⅡ」のバージョン違いがいくつか見られます。「第302飛行隊 2001年戦技塗装」「第301飛行隊 創隊40周年記念塗装 2013年」「第302飛行隊 ファイナルイヤースペシャルマーキング 2019年」「第301飛行隊 F-1仕様特別塗装 1992年」などがありますね。こちらもコレクションして並べてみるのもいいのではないでしょうか。

古書店三月兎之杜ではアシェットなどの週刊シリーズ/分冊百科の買取を行っております。
今回の買取品は現在刊行継続中のもので本体を完成できる号数が揃っていますが、お揃いではなくても、内容によっては買取可能の場合がありますので、ぜひお気軽にご相談ください。


詳しくは、古書店三月兎之杜のアシェット買取のページを是非ご覧ください。

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皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

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雑誌『スーパー写真塾』1990年-2001年の間、約100冊を宅配買取でお売り頂きました。有難うございました。

この時代、”アイドルのパ**ラ”は、定番の記事ですね(苦笑)
お察しの通り、この手の雑誌は、年々買取が厳しくなります・・・。今の所は、弊店ではまだ買取は大丈夫ですが・・・、いつ買取ができなくなるか分かりません。
特に大量系を歓迎しております。もしご処分にお困りでしたら、捨てる前に一度、古書店三月兎之杜へご相談下さいませ。


古書店三月兎之杜では、アダルト雑誌、エロ本を買取しております。
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詳しくは、古書店三月兎之杜のアダルト雑誌買取のページを是非ご覧ください。
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ご相談心よりお待ちしております。
宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

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『沈氏硯林』(二玄社/昭和56年発行)を1帙全4冊揃いでお譲りいただきました。どうも有難う御座いました。

沈氏硯林は「しんしけんりん」と読みます。どのような本かというと「硯コレクター沈石友が愛蔵していた硯の拓本」です。愛蔵「していた」というのは没後に沈氏硯林が刊行されたためです。

なお当ブログでも度々ご紹介している呉昌碩沈石友は友人です。沈石友が名硯を手に入れる度に呉昌碩に銘を依頼し、それを趙古泥ら彫琢者に刻してもらっていました。

ただでさえ質もデザインも素晴らしい硯だというのに、呉昌碩趙古泥といったその道のエキスパートの手が加えられ、さらに意義深い逸品となったのです。

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4冊の和本が拓本で、茶色の本が図録と解説です。

硯を紹介する本ならば、なぜ図録ではなく拓本だったのでしょうか。

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上が図録、下が拓本です。

硯は基本的には黒や濃い灰色だったりするので、彫り部分が写真だと彫りがわかりにくく、一方採拓したものは凹凸部分がはっきりと分かります。

そのため、硯だけではなく石碑や青銅器など、文字や彫刻など凹凸に価値があるものは拓本にされることが多いのです。

彫られた深さや位置によっては濃淡がでて墨絵のような美しさがありますね。

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以前当ブログで『古名硯』の蓬莱硯をご紹介しましたが、芸術的な硯にはストーリー性があります。

上の写真は「缶盧自写小象硯」。中国の蘇軾氏が詠んだ「廉泉」という句があります。長いので割愛しますが、簡単に説明すると

「水面に写るのはありのままの自分の姿。白髪が混じっている…年を取ったなぁ。どこへ行っても映る姿は変わらない。自分の本性と向き合って楽しく生きていこう。」

かなり端折ったのでニュアンスが伝わるか自信がありませんが・・・そんな感じです。

廉泉は実際に存在する泉で落雷によって突然湧出しました。硯面を泉にみたてて、廉泉の句は硯のようにいつまでも伝えられるでしょう。そして、沈石友呉昌碩の交わりも硯と共に長く続くだろう、ということ描かれています。

友人同士ということもあり、『沈氏硯林』で紹介されている硯には二人の仲睦まじさや信頼関係を表した銘が多く、他の名硯図録や拓本とは異なる「思い」の部分が色濃いです。硯の美しさのみならず大変趣き深い本となっています。


古書店三月兎之杜では硯や篆刻などの書道関連の古本を高価買取を行っております。 

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古書店三月兎之杜の書道本買取ページより

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投稿者:usagi

『月刊 バチェラー/ BACHELOR』の 2010年から2019年まで、まとめて50冊以上を宅配にてお売り頂きました。どうも有難うございました。
インターネットが主流の現在、このように紙媒体が生きていることは、本当に嬉しいですね。
古書店三月兎之杜では、他にも『DICK(ディック)』や『 BLONDE(ブロンド』といった洋物巨乳雑誌も積極的に買取しております。
(ただし直輸入品、無修正品は買取不可となりますのでご注意下さい)。
またDVDも大歓迎ですのでぜひ一緒にご相談下さいませ。

こちらは1986年から40冊程です。古い号も大歓迎です!


古書店三月兎之杜では洋物アダルト雑誌・成人雑誌も積極的に買取しております。
大量大歓迎です!秘密はもちろん厳守です。
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皆様からのご相談心よりお待ちしております。
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投稿者:usagi

梅棹忠夫著作集

『梅棹忠夫著作集』(全23冊揃/中央公論社)をお譲りいただきました。どうも有難うございました。
梅棹忠夫は日本の文化人類学の先駆者で、梅棹文明学と称される独自の文明論を展開した人物になります。1994年には文化勲章も受章されておりますね。ちなみに文化人類学とは人間について、「文化」という概念を中心に、経験的な調査法(=おもにインタビューと参与観察)を動員して、〈他者〉と〈他者がおりなす社会〉を観察し、そのことを 具体的に考察する学問分野だそうです。
(引用元:http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/030718CAintro.html)

梅棹忠夫著作集
さて、梅棹氏は様々な国でフィールドワークをなさっていたそうです。そんな彼の本の内容の一部を紹介いたします。
まず第2巻は『モンゴル研究』というタイトルの通りモンゴルでのフィールドワークについて書かれていました。特に見ていただきたいのは『回想のモンゴル』で描かれている民具資料の繊細なスケッチ。飛んで第4巻の『中洋の国ぐに』では、梅棹氏がアフガニスタンの少数民族であるモゴール族を探すところから始まります。どんな展開になるのかドキドキしながら読ませていただきました。読んでいますとまるで自分が探検しているかのような気分にさせてくれるので、展開が予測できませんでした。全体的に梅棹氏の書かれる文章自体が簡潔で非常に読みやすい印象です。

お譲りいただきまして重ね重ねありがとうございました。


三月兎之杜では文化人類学・民俗学に関する専門書、全集も買取させて頂いております。

・メールでの見積もり査定をご希望の方はお問い合わせページより
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ちなみに電話でのご相談も受け付けております。フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。 どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

ビートルズ バンドスコア 10冊セット タブ譜  シンコーミュージック

今回宅配買取させていただいたのは、シンコーミュージックから発売された『ビートルズ・コレクション Vol.1』『ビートルズ アビイ・ロード』などのスコア10点になります。

1日で完成されたアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』から『レット・イット・ビー』までございました。

ビートルズ バンドスコア 10冊セット タブ譜  シンコーミュージック  2
ビートルズと言えば4月にはフジテレビの番組で俳優の安田顕さんがザ・ビートルズをテーマにしたクイズに答えていたことでも話題になりましたね。

最後の1人VS99人の早押し問題はずるいかなという気も。イエスタデイかと思ったらその仮タイトル「スクランブル・エッグ」が答えだという・・・。

バンドスコア ビートルズコレクション
さて『ビートルズ・コレクション Vol.1』にはアルバム未収録のシングル曲が掲載されています。

掲載された曲の中で演奏初心者におすすめなのは”I want to hold your hand(抱きしめたい)”ですね。8ビートで始めから終りまで一本調子のリズムですので。

ビートルズ バッド・ボーイの楽譜
「バッド・ボーイ」はビートルズの中でも少しコアなカバー曲といったところでしょうか。ジョンがカバー曲を歌う時オリジナルとは違う歌い方をするのも独自性があって素敵ですよね。

中でもこの曲はジョン派にとって荒っぽい不良らしく歌い上げる感じがたまらない、という声も多いように思います。


古書店三月兎之杜では楽譜・バンドスコアの買取を行っています。曲を弾けるようになってスコアが不要になったという方はもちろん、遺品整理の際にもお声がけいただければと思います。

詳しくは古書店三月兎之杜の楽譜・バンドスコア買取の頁をご覧ください。
メールでお見積りのご依頼またはご相談はお問い合わせページから。
ラインで写真を送るだけのかんたん見積りをご希望される場合は、こちらのらくらくLINE査定ページから。
お電話からのご相談はフリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までどうぞ。 

皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

デアゴスティーニ 隔週刊 1/24 レ・グランディ・フェラーリ・コレクション
2016年8月創刊のデアゴスティーニの『隔週刊 レ・グランディ・フェラーリ・コレクション』をお売り頂きました。どうも有難うございました。(全60号揃)
【追記:全60巻揃の買取価格:60,000円。最新の買取価格は⇒買取価格表をご覧下さい
こちらののコレクションは、フェラーリの市販車モデルが毎号1つ付属する全60号のシリーズです。毎号付属のモデルは存在感のある1/24スケールのダイキャスト製で、その大きさとズシリとした重さが魅力的です。専用のネームプレート付きのケースが付属しますが、全60台をずらりと並べるために、12台収納の専用コレクションケースが別売りで用意されています。

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毎号付属の小冊子も写真が美しくレイアウトされていますね。フェラーリの技術やデザイン、歴史とフェラーリと言えばレースについての記事などで構成されています。

ところで、フェラーリはイタリアのメーカーですので、車の名前にはイタリア語が使われています。聞きなじみのあるものもあれば、どういう意味?と思うものもあったので、調べてみました。
まず、人名に関するものです。第3号「2002 エンツォ フェラーリ」は、フェラーリの創業者の名前エンツォ・フェラーリです。このモデルは創業55年記念で2002年に発売されました。
そのエンツォ・フェラーリの息子ディーノの名前を付けたのが第17号「1969 ディーノ246 GT」です。息子ディーノは病気のため1956年に24歳で死去した為この名前を付けたという事です。
第26号の「2004 612 スカリエッティ」はフェラーリとの技術協力関係にあったたカロッツェリアのオーナー、セルジオ・スカリエッティにちなむものです。

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人名以外では地名もあります。第18号の「1996 550 マラネロ」のマラネロはフェラーリの本社のある場所。第19号「1999 360モデナ」のモデナは、エミリア=ロマーニャ州の県名でマラネロはここに属します。第20号「2006 599 GTB フィオラノ」はフェラーリの本社のあるマラネロの隣町の地名です。ここにフェラーリのテストコースがあります。

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他にはどのような名前があるのでしょう?
第4号「2012 F12 ベルリネッタ」の”BERLINETTA”はもともとはベルリンの馬車といった意味で「高性能の屋根付きクーペ」という意味で使われています。第5号「1984 テスタロッサ」の”TESTAROSSA”の”TESTA”は「頭」”ROSSA”は「赤」でエンジンカバーが赤く塗られていることからの名前という事です。

その他、第32号「1971 365 GTB4 コンペティツィオーネ」の”COMPETIZIONE”は英語の”COMPETITION”で「競技」。第34号「2016 ラ フェラーリ アペルタ」の”APERTA”は「開放」。第35号「2003 チャレンジ ストラダーレ」の”STRADALE”は「ストリート」。第38号「2008 FXX エヴォルツィオーネ」の”EVOLUZIONE”は英語の”EVOLUTION”で「進化」。第40号「1948 166 ミッレミリア」はイタリアを代表する公道レースの名前。第41号「1959 250 GT ベルリネッタ パッソ コルト」の”PASSO”は「ステップ」、”CORTO”は「短い」となり「ショート・ホイールベース高性能の屋根付きクーペ」という意味になりますね。第58号「2016 GTC4ルッソ」の”LUSSO”は「贅沢」という意味です。

その他第50号「フィオラノ ラボラトリオ ハイカーズ・2010」の”LABORATORIO”は英語の”LABORATORY”で「研究室」、”HY-KERS”はハイブリッドシステムの名称です。

こうやってフェラーリの車の名前の付け方を見てみると、実直というか名は体を表すといった感じで分かりやすいものが多いですね。変にイメージだけといったものがありません。すでにブランドとしてのフェラーリが強烈な個性を持っていますので、そういった事は必要ないという事でしょうか?

この『隔週刊 レ・グランディ・フェラーリ・コレクション』はあまり実車を見る機会のないフェラーリのモデルを手に取って眺める事のできる貴重なコレクションだと思います。全60号ずらりと並べると壮観です。


古書店三月兎之杜ではデアゴスティーニの買取を行っております。途中までの号でも大歓迎です。
デアゴスティーニシリーズの買取実例と買取価格は、古書店三月兎之杜のデアゴスティーニ買取ページを是非御覧ください。

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投稿者:usagi

『蓬茨祖運選集』(文栄堂書店/全巻揃)が入荷致しましたのでご紹介いたします。

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浄土真宗の僧でもあった仏教学者蓬茨祖運氏が執筆した物を集めた選集になります。ちなみにこの人、宇宙学者でもあったりします。宇宙と仏教、実は結構近い所にあるんですよね。『三千大千世界』や『須弥山』、そして『四劫』という考え方は等々、宇宙、世界に関する考え方が出てきます。仏教に限らず宗教は世界の捉え方の面があるので、多かれ少なかれ宇宙の事を言っていると思わしき箇所はあります。そういった角度から宗教の事を考えてみると、何か発見があるかもしれません。

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この選集はそういった仏教(浄土真宗)の考え方や意味を知るにはちょうど良い選集だと思います。第一巻の最初にある教行信証というのは浄土真宗の聖典にあたるもので、自身が浄土真宗の僧だけあって自分が信仰している物の研究から始めているので信頼性も高いです。
次にある「唯仏与仏」というのは妙法蓮華経にある「唯仏与仏乃能究尽諸法実相」の事でしょうか、「ただ仏のみが、仏の知っている諸法の実相を究めている」という意味で、自分もしっかり意味を理解しているわけではありませんが、これについての研究となると哲学のような形而上的なものになってくる気がします。

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かなりの好青年みえますね。凄くいい人そうなオーラが漂っています。周りの本棚や雑多に置かれた本など如何にもな研究室で、僧の人でも部屋がこうなるんだなぁと、なぜだか安心していますね(笑)。

浄土真宗から仏教へ、興味深い研究を知ることができる『蓬茨祖運選集』のご紹介でした。


古書店三月兎之杜では仏教書でしたら、宗派問わずにて買取させて頂いております。
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お寺様から研究者の先生方、そして真理を探求されている仏教の学徒の皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

ミステリ作家・千澤のり子先生の今回のエッセイは、第22回日本ミステリー大賞を受賞された綾辻行人さんの書籍についてのお話です。
面白いテーマのエッセイです。インターネットのコミュニティを通じだ懐かしい思い出が・・・
「アヤツジユキト・ウェブコミュニティ」第18回 千澤のり子 エッセイ NEW!
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投稿者:usagi

創元推理文庫 まとめて310冊セット

東京創元社発行 創元推理文庫をなんと310冊も買取させていただきました。どうも有難うございました。

国内外のミステリ小説を扱う文庫レーベルで今年60周年を迎えました。ミステリの他にも1冊でTRPGのように遊べるスーパーアドベンチャーゲームブック(現在廃刊)は1990年前後に絶大なブームを誇り、ゲームブック=創元推理文庫とまで言われていました。

最近では小林泰三先生の『アリス殺し』が単行本発行から約6年越しで文庫化され話題となっていますね。もう6年経つのですか。

新しい本も魅力的でありますが、当店では創元推理文庫でしたら「横顔マーク」「猫マーク」を中心に高価買取させていただいております。今回は半数ほどが横顔マークで、猫マークが5冊。その他はマーク無しでした。といった具合で「その他マーク」や「マーク無し」の文庫でもタイトルによっては買取しておりますので、創元推理文庫の整理をご検討の方は一度ご相談ください。


古書三月兎之杜ではこのようなミステリー・探偵小説の買取、全集の買取を行っております。
蔵書が増えすぎて困った……といった時、是非当店をご利用ください。
◆ミステリーの買取実例と買取価格は古書店三月兎之杜のミステリ本買取のページを是非ご覧ください。
◆全集の買取事例は古書店三月兎之杜の全集買取のページをご覧ください。
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投稿者:usagi

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人気のデアゴスティーニの『週刊 蒸気機関車 D51を作る』をお譲り頂きました。有難うございました。

【追記:全100巻揃(ディスプレイカバー付)の買取価格例:33,000円。最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

動力機関がむき出しになった重量感あふれる黒鉄のボディで白煙を吹き上げながら力強く走る蒸気機関車。そんな蒸気機関車の中でも代名詞と言われるのが今回の買い取りさせて頂いた「D51」、通称デゴイチになります。

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デアゴスティーニの『蒸気機関車 D51を作る』で再現が可能な車両は1938年に製造された200号機で、一般的に標準型と呼ばれる車体になります。

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『蒸気機関車 D51を作る』に付属する部品の殆どが真鍮を主体とした物で、かなりの重量感にあふれる金属モデルになっています。また、シリーズの中には専用の台座も含まれており、最終的には台座に置いた状態で展示することが可能です。

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[画像出典:https://deagostini.jp/]

真鍮製のためそのまま組み上げると車体は金色がかった感じに仕上がります。これはこれでカッコイイですが、さらに黒で塗装を施すと蒸気機関車の存在感がさらに増してきます。台座にあるスイッチと連動して、前照灯の点灯や汽笛音、機関部前輪が回転するなどのギミックも搭載されています。

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毎号付属している冊子もデアゴスティーニの楽しみの一つ。「D51」の歴史や構造に始まり、日本や世界の蒸気機関車の歴史などかなり盛り沢山な内容になっています。

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定番のファイリング用のバインダーもかなり渋め、表にはシリーズのロゴ、裏面にはD51形200号機のプレートを模した装飾が入っています。

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[画像出典:Wikipedia]

蒸気機関車と言うと、弊社のある埼玉県羽生市を通る秩父鉄道も動く状態のC58を所有していて、1988年から熊谷駅-三峰駅間で「SLパレオエクスプレス」として主に土日に1日1往復の運転が行われていますので、興味のある方は是非・・・。

今回は全100号とバインダー、そして定期購読者特典の専用ディスプレイカバーもまとめてお譲り頂きありがとうございました。


詳しくは、古書店三月兎之杜のデアゴスティーニ買取のページを是非ご覧ください。

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投稿者:usagi

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アシェット・コレクションズの『日産名車コレクション』は、2008年10月に発売開始され、60号で完結しました。毎回1/43スケールのミニカーが付属します。付属するモデルのラインナップは、日産の歴史をかざってきた一般車です。ずらりと並べてみると目を惹くのは、やはり、初期の富士精密工業からプリンス自動車工業の流れを汲むものですね。

第1号「ダットサン フェアレディ2000」、第2号「ダットサン サニー1000」、第3号「プリンス スカイライン」、第4号「ブルーバード 1600SSS」、第12号「セドリック 1900カスタム」など、非常に個性的でいい顔をしたランナップが揃っています。
【追記:全60巻揃の参考買取価格例:27,000円。⇒最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

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付属の小冊子にはそれぞれの車についての貴重なエピソードや日産の広告の歴史、日産の歩みなどの記事が毎号掲載されています。

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このラインナップには、今ではめったに見られない車が沢山あります。もし実車を見たくなったら日産の座間事業所内の日産ヘリテージコレクションに行くとよいかもしれません。予約が必要ですが約300台が展示されていますので、お目当ての一台に会いに行ってはいかがでしょうか。

古書店三月兎之杜ではデアゴスティーニ、アシェット、イーグルモスなどの週刊シリーズ/分冊百科の買取を行っております。今回の買取では全60号のうち2号が抜けている状態でしたが、商品の状態もよく高価買取となりました。このように全巻揃っていなくとも内容によっては買取可能の場合がありますので、ぜひご相談ください。


古書店三月兎之杜のアシェット・イーグルモス・デルプラドの買取実例と買取価格はこちらの買取ページを是非御覧ください。

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投稿者:usagi

『日本名筆選 国宝 藤原行成筆 白氏詩巻』(講談社)が入荷致しましたのでご紹介いたします。

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限定1000部で講談社より発行されました『日本名筆選 国宝 藤原行成筆 白氏詩巻』、東京国立博物館所蔵の国宝である白氏詩巻を収めた書物になります。開けてみてびっくり巻物状と、ほぼ本物と違わない作りなのではないでしょうか。講談社のこだわりを感じますね。

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限定1000部という発行形態だけあって箱がかなり荘厳な感じになっています。中を開けてみると巻物の形態の白氏詩巻のレプリカが、レプリカと分かっていても国宝という肩書が頭をよぎって、持つ手が震えてしまいますね。白氏詩巻は元は、中国の詩人白居易の『白氏文集』という詩文集が平安時代に貴族の間で流行し、それをその作中の詩の内8首を行書体で行成が書いたものとなります。三蹟と謳われた行成だけあって本当に綺麗で流れるような素晴らしい書風です。何度も行成の字は目にしていますが、いつ見ても心を奪われて言葉を失ってしまいますね。臨書を重ねても彼の字には到達できないもので、まだまだ自分は精進が足りないです。

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美術史学者、古筆学者で有名な小松茂美氏の解説書も付属しています。当時な白氏詩巻についての詳細な研究を見ることができます。貴重な本物の写真も載っているので、見ていて色々知らなかった情報も載っていて興味深いです。専門家からの知見を得られるというのは中々ないので大変貴重な書籍ですね。

大変貴重な『日本名筆選 国宝 藤原行成筆 白氏詩巻』をお譲りいただいて本当にありがとうございました。博物館に足を運びたくなってきました。


古書店三月兎之杜では今回の二玄社のような書道、篆刻/印譜に関する専門書の買取も積極的に行っております。

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