『アクションPRESS 』(熱烈投稿 増刊)を中心に『 台風クラブ』『VIPマガジン』など大量に持込にて買取させて頂きました。
どうも有難うございました。
この辺りの雑誌は、年々買取が難しくなっております。法律では未だOKでも、業界的に自主規制が入っております。
もしお客様が、同書のご整理をお考えでしたら、お早めのご整理が宜しいかと存じます。
いつ買取が難しくなってもおかしくないジャンルではありますので、もし買取が出来ない場合はどうかご容赦下さい。


古書店三月兎之杜ではアダルト雑誌・エロ雑誌を買取しております。
詳しくは、古書店三月兎之杜のアダルト雑誌買取のページを是非ご覧ください。
お見積りから、宅配買取・出張買取・持込買取のご相談まで、メールご相談ページはこちら
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お電話でのご相談は(原則、男性の店員が対応致します。女性の場合は「男性店員へ取り次ぐように」とお願いします。)フリーダイヤル:0120-996-50410-20時/年中無休)までご連絡ください。 
ご相談心よりお待ちしております。宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

前回に続き、(後編)を公開致しました。リンク先よりお読み下さい!
佐賀ミステリファンクラブ例会(後編)|第23回 千澤のり子 エッセイ NEW!


-過去のエッセイも公開しております。是非ご覧下さい-

・第22回  佐賀ミステリファンクラブ例会(前編)
・第21回  私の共感性羞恥作品
・第20回  泡坂妻夫『迷蝶の島』

・第19回  お宅訪問その3・猫親戚の倉阪鬼一郎さん
・第18回 アヤツジユキト・ウェブコミュニティ
・第17回 装画と解説(画家・佐久間真人さんとの縁)

・第16回
 第五の奇書を選ぶとしたら(竹本健治さんと)
・第15回 乾くるみ リピート
・第14回 かつて住んでいた街/『憑きもどり』
・第13回 大庭健さん(倫理学者) 追悼のかわりに

・第12回 ミステリいろいろ”初めて話”
・第11回 (お宅訪問その2)竹本健治さんのお宅訪問!
・第10回 人生の最期に読む本」
・第9回 本格ミステリ好き女子(偶然の我孫子武丸先生)
・第8回 記憶の中の作家 中町信
・第7回 (お宅訪問その1)ひかわ玲子先生のお宅訪問!
・第6回 装幀・装画のこと(『本格ミステリ・ベスト10』原書房)/(羽住典子)
・第5回 『21世紀本格ミステリ映像大全』執筆のこと(羽住典子)
・第4回 「図書館」の無料放出本のこと
・第3回 「火の鳥」(手塚治虫著/角川書店版)
・第2回 「たんぽぽ館」の思い出(児童書専門書店)
・第1回 ミステリ作家 千澤のり子

投稿者:usagi

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『敦煌書法叢刊(とんこうしょほうそうかん)』全29巻のうち、25巻をお譲りいただきました。ありがとうございます。

むかしむかし、フランス人探検家のポール・ペリオという者がおりまして、中国は敦煌市にある仏教遺跡「敦煌石窟」より発見された「敦煌文書」という貴重な書を買いこみ、祖国へ持ち帰りました。

・・・という語り草になっていそうな程に「敦煌文書」は歴史あるものです。

六朝の時代から唐・隋までの五世紀に渡る期間の、仏教に関する多数の経典や文献が、長いあいだ敦煌石窟の壁に封じられていました。それらは総じて敦煌文書と呼ばれています。

なぜ壁の中に?

理由は諸説ありますが、「不要になったからとりあえず壁に埋めといた」というのが有力です。なんとも気が抜けてしまいますが、仏教では断捨離という思想がありますので、その一環だったのかもしれませんね。

 

話は戻って、1900年に王円籙という僧が、壁の中から敦煌文書を発見します。そして、ポール・ペリオがその中から貴重な文献を選んで買い取り、パリへ持ち帰ってフランス国立図書館に収蔵されました。

秘蔵されていたものを二玄社が撮影し、まとめたものがこちらの『敦煌書法叢刊』です。

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仏教関連の貴重な内容が記されている文献ではあるのですが、見ての通り原本はボロボロですし難しい漢字ばかりでとても読めません。

訳された内容は、それはそれで出版されています。

敦煌書法叢刊の場合はどちらかというと、内容よりも「五世紀もの間の中国書道の移り変わり」がわかる文献として重宝されています。

中国書道の「生」の字を見て、研鑽を積みたいという書家さんは是非御覧ください。


古書店三月兎之杜では今回のような中国書道に関する本、その他に篆刻/印譜に関する専門書の買取を積極的に行っております。

買取事例・買取のご相談は古書店三月兎之杜の書道本買取ページをご覧になってください。

メールでの買取依頼はこちらから可能です。
写真を送るだけの簡単お見積もりをご希望の方はらくらくLINE査定ページから
お電話でのご相談の場合は、フリーダイヤル:0120-996-5041020時/年中無休)まで。

皆様からのご連絡、心よりお待ち申し上げております。

 

 

投稿者:usagi

少年キング
昭和50年代の『週刊少年キング』を50冊程、宅配買取でお売り頂きました。どうも有難うございました。
1963年に少年画報社から創刊。荘司としお『サイクル野郎』、望月三起也『ワイルド7』、聖悠紀『超人ロック』、そして松本零士の『銀河鉄道999』などが有名でしたね。藤子不二雄の『まんが道』も連載しておりました。
印象としましては、どうしてもジャンプやサンデー、マガジンに比べますと、硬派な印象が残っております。1982年からは『少年KING』として月2回発行となり「湘南爆走族」などが有名となりましたが、残念ながら1988年に休刊となりました。やはり三大少年誌が強すぎましたね。もし今の個性が尊重される時代でしたら、違った結果だったかもしれません・・・。

※ある程度の冊数がございましたら、買取は可能です。もし多量にございましたら、是非古書店三月兎之杜までご相談下さい。


詳しくは、古書店三月兎之杜の雑誌買取のページを是非ご覧ください。


メールでジックリご相談は、WEBご相談フォームよりお受けしております。


写真を送るだけの簡単LINE査定もございます。

 
担当者直通のフリーダイヤルはこちらです。
(フリーダイヤル:0120-996-504/10-20時/年中無休)

皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

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『故宮宋瓷図録』(発行:学習研究所/編:国立故宮博物院)の全巻揃をお譲りいただきました。大型図録と日本語解説の別冊がセットになっています。どうもありがとうございます。

学習研究所と国立故宮博物院がタッグを組んで発行された図録は「故宮蔵瓷」「故宮清瓷図録」などいくつかあります。いずれも研究の一環で、こちら『故宮宋瓷図録』も簡単に言うと後世に残すために瓷器の研究の一環として発刊されました。

厳選された美術品が展示される台北市の国立故宮博物院のその歴史は、長い長い中国の歴史からみるとほんの最近の出来事です。
ラストエンペラー溥儀が、明清朝に皇帝が使った宮殿「紫禁城」より退去させられ、所蔵されていた美術品を公開したことからはじまりました。

そのような博物院が所蔵する325点を収録した貴重な図録です。

故宮博物院は第二次世界大戦後に台湾の台北市に移され、耐震工事や改装などを行われ現在に至ります。

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第一回刊行は『汝窯 官窯 鈞窯』。宋の五大名窯のうちの3つです。読み方は汝窯「じょよう」、 官窯「かんよう」、 鈞窯「きんよう」。残りの定窯(ていよう)、哥窯(かよう)も別の巻におさめられています。

5大名窯すべてを語ると長くなってしまうので・・・今回は「汝窯」についてだけ簡単にご紹介させてください。残りの4つはまた今度の機会に。

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汝窯とは北宋末期に宮廷用の青磁を焼いた窯で、その窯で焼いた磁器のことも指します。

絵画や詩文に長けた皇帝・徽宗が作らせた最高峰の窯で、北宋滅亡と南宋成立によってわずか30年しか稼動されず、作品は世界で90点ほどしかありません。
昔は70点と言われていたのですが、実は持っているよという人が現れたのでしょうか?新たに出土されたのでしょうか?どこにあるか不明だった窯自体が発掘されたので、一緒に出てきたのかもしれませんね。理由はなににせよ、減るよりも増えるほうがイイに決まってます。

“しめった空の色”と言われる、青みがかった薄灰色というか、灰色がかった水色というか・・・なんとも言い表せない青色としっとりとした肌ツヤが汝窯青磁の特徴です。
ちなみに図録の表紙は汝窯の色をオマージュしているのではないかと個人的には思っています。汝窯でなくても青磁器は意識してるかもしれませんね。

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汝窯の中でも特に貴重なのは「水仙盆」(すいせんぼん)。69万点を展示する国立故宮博物院ですらも5点しか所蔵しておりません。恐らく、水仙を生ける為の盆だったのだろうと言われていますが、実際のところどう使われていたかは実はまだわかっていません。ちなみに、わんちゃんねこちゃんのご飯入れ説もあります。

日本ではおととしあたりに大阪の東洋陶磁美術館で水仙盆の特別展が行われていました。現在も「平常展:中国陶磁、韓国陶磁、日本陶磁、鼻煙壺」が開催され、1点だけ水仙盆が展示されています。10月14日までの開催なので、終わる前に見に行きたいと思っております。


陶磁器のご本を整理されます時は、ぜひ古書店三月兎之杜 陶芸・陶磁器買取相談ページをご覧下さい。

・メールでのご相談場合は、こちらのお問い合わせページから
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お電話でのご相談場合は、フリーダイヤル:0120-996-5041020時/年中無休)まで宜しくお願い致します。
皆様からのご相談心よりお待ちしております。

 

投稿者:usagi


全生社の『野口晴哉著作全集』、全10巻11冊揃。貴重な全巻揃をお譲り頂きました。
状態はヤケ、シミ、汚れあり。書き込みはありません。
送料は「飛脚宅配便」のサイズ140(発送地:埼玉県)をご覧ください。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひこの機会にご検討下さいませ。


※「日本の古本屋」サイトで販売中です(クレジットカードご利用可能です/キャッシュレスポイント5%還元対象サイト)
2019年11月6日追記:ご成約御礼

※もう1セットございます(特装版)。ただいま整え中につき、お値段や状態など、詳しくはお問い合わせ下さい。
2019年11月19日追記:ご成約御礼

※2セットともに完売致しました。現在は在庫がございません。お売り頂ける方をお待ちしております。


 

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古書店三月兎之杜では、野口晴哉の著作をはじめ、民間療法、東洋医学、鍼灸、指圧、漢方、中医学の古本を積極的に買取しております。
書籍(単行本)以外にも、雑誌やDVD、非売品資料など、様々なお品物を買取しております。
詳しくは、古書店三月兎之杜の東洋医学・鍼灸・漢方の本買取の頁をご覧ください。
・買取のご相談は、買取のご相談フォーム
LINEでのお申込
・またはフリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)

・FAX(048-501-8229)より
お気軽にご相談下さい。

投稿者:usagi


古書店三月兎之杜では、週刊『ル・マン24時間レースカーコレクション』(アシェット)を買取しております。

今年も6月に開催されたル・マン24時間レース。トヨタ・ガズー・レーシングの8号車(ブエミ・中島・アロンソ組)が昨年から続いて2連覇し、しかも2位もトヨタの7号車(コンウェイ・可夢偉・ホセマリア組)が16秒差という接戦でゴールしました。

チームメイト同士の戦いは、8号車の速度違反ペナルティにより7号車が大幅にリードしていたものの、残り1時間で7号車にパンクが発生し逆転。やはりル・マンには魔物が棲んでいる。大いに盛り上がりました。なお3位以下との差は6周以上と大差でした。

ここ最近はポルシェ、アウディとドイツ車チームがほとんどトップを取り続けており、日本車チームが優勝するのは1991年マツダスピード以来なんと17年振りでした。日本人だから日本車が好き!かといったら必ずしも当てはまるわけではありませんが、やはり親しみある自動車メーカーなので応援したくなってしまいます。

ただ、本命はまた別のお話。選手だったり車種だったり。私は鈴鹿の130Rでアロンソ選手がシューマッハをアウトから抜き去ったのを見たのが衝撃的でそれ以来アロンソ選手のファンです。安直かもしれませんがアロンソ選手のチームならわりとどれも好きなんです。ということで、どちらにしてもトヨタ8号車チームを応援していたので、大興奮でした。

さて、今回ご紹介する週刊『ル・マン24時間レースカーコレクション』は、今年優勝した「TOYOTA TS050 Hybrid」の2017年仕様や、ラッジウィットワース杯からル・マンに名前が変わって初レースの優勝車 「BUGATTI 57G」といったアツいラインナップの1/43ミニカーと、歴史を語る冊子が付いた豪華なパートワークとなっております。

ミニカーは、ル・マン出場車の製品化が特に充実しているスパーク社製で、品質も安心・・・というより豪華すぎませんか。
スパークの通常のル・マン車ミニカーは定価7~9,000円・・・高いものだと4万くらいします。実際軽く見比べてもスパーク製そのものな高品質だったので2490円で手に入るってかなりお買い得だと思います。

まだ刊行途中で50号以降のラインナップが公開されておりませんのでどんな車が製品化されるのか楽しみです。

なお、当店では全巻揃っていなくてもお買取可能です。「他に欲しいシリーズが発売され始めた」「意外と場所を取って困っている」などご不要となってしまった場合は、お気軽にご依頼ください。
「この号だけは取っておきたい」と抜けがあっても大丈夫です。

【追記:全75巻+特典2台揃(ブリスターパック未開封)の買取価格例:60,000円。⇒最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい


アシェットの他にもイーグルモス、デルプラド、デアゴスティーニの高価買取にも自信がございます。
買取価格表と買取事例はこちらの
アシェット・イーグルモス・デルプラドの買取ページ
デアゴスティーニの買取ページ
を御覧くださいませ。

価格表は日々更新しております。

メールでのご相談は、こちらのお問い合わせページより
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お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi


ミステリ作家 黒田研二先生の新規連載がスタートしました。
題して「くろけんの古書店探訪記」
古本(古書)や古本屋さんに関する面白話を連載していきます。
全ての本好きの方に贈ります!
リンク先より是非御覧ください。
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第1回 古書店はおもちゃ箱 NEW!

投稿者:usagi

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第27回泉鏡花文学賞を受賞した作品 著者:種村季弘「ネオ・ラビリントス」全8巻をお譲りいただきありがとうございます。

 

昔、ファンタジー小説好きの友人へ「ファンタジーっぽくて面白いよ」と気軽に勧めたら怒られてしまいました。「そんなラフなものじゃない」とのこと。そのツッコミを待っていました。

 

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1巻「怪物の世界」は一角獣物語怪物の解剖学幻獣と怪物の3篇で構成されています。字面からはファンタジー感が漂いますね。しかし、過去の研究者や作家達が描いた怪物を心理学的側面から考察した作品。私には難しかったです。だからこそ、あんな勧め方をしたんですけどね。

その他の巻も歴史を紐解きつつも、種村季弘氏の世界へ引き込まれて迷い込む…“二十世紀の日本の人文科学が世界に誇るべき「知の無限迷宮」の怪人” は伊達ではありません。

以前、「世界の文学」でも迷子になっていた私ですが、いろんな迷い込み方があるんだなぁと。本って本当に面白いです。


古書店三月兎之杜では全集を買取しています。整理をお考えの方はぜひ古書店三月兎之杜の文学全集の買取に関するページを御覧ください。

こんなジャンルの全集でもいいの?などご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
メールでのお問い合わせページ
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お電話でお問い合わせは、フリーダイヤル:0120-996-504までお願い致します。(10-20時/年中無休)

 

投稿者:usagi


公開致しました。リンク先よりお読み下さい!
佐賀ミステリファンクラブ例会(前編)|第22回 千澤のり子 エッセイ


-過去のエッセイも公開しております。是非ご覧下さい-

・第21回  私の共感性羞恥作品
・第20回  泡坂妻夫『迷蝶の島』

・第19回  お宅訪問その3・猫親戚の倉阪鬼一郎さん
・第18回 アヤツジユキト・ウェブコミュニティ
・第17回 装画と解説(画家・佐久間真人さんとの縁)

・第16回
 第五の奇書を選ぶとしたら(竹本健治さんと)
・第15回 乾くるみ リピート
・第14回 かつて住んでいた街/『憑きもどり』
・第13回 大庭健さん(倫理学者) 追悼のかわりに

・第12回 ミステリいろいろ”初めて話”
・第11回 (お宅訪問その2)竹本健治さんのお宅訪問!
・第10回 人生の最期に読む本」
・第9回 本格ミステリ好き女子(偶然の我孫子武丸先生)
・第8回 記憶の中の作家 中町信
・第7回 (お宅訪問その1)ひかわ玲子先生のお宅訪問!
・第6回 装幀・装画のこと(『本格ミステリ・ベスト10』原書房)/(羽住典子)
・第5回 『21世紀本格ミステリ映像大全』執筆のこと(羽住典子)
・第4回 「図書館」の無料放出本のこと
・第3回 「火の鳥」(手塚治虫著/角川書店版)
・第2回 「たんぽぽ館」の思い出(児童書専門書店)
・第1回 ミステリ作家 千澤のり子

投稿者:usagi

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昭和55年発行の復刻版『適情録』全20巻揃いを宅配買取にてお譲りいただきました。どうもありがとうございます。こちらは特製化粧桐箱と四方帙に収められた状態で、なんとも厳かな雰囲気です。

復刻の記念として”昭和の棋聖”呉清源が特別に染筆した真筆色紙が付属します。この題字「適情養性」というのは、「情を正しく表せば、天性もおのずと養われる」という意味を表しています。

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写真は10冊ですが、全部で20冊の和綴本と解説書2冊が含まれております。

原本は1525年、中国 明の時代に出版されました。室町時代に中国へ渡った日本人の僧・虚中は384局を収集し『決勝図』2巻をまとめました。その後、南京の囲碁研究家・林応龍と出会い、そして『決勝図』を再編しました。
林応龍にとって虚中との出会いは大きな出来事でした。虚中の手法に大変感銘を受けた林応龍は棋譜を記録し虚中が亡くなったあと20年の歳月をかけて『適情録』を完成させました。

虚中が手腕を研鑽し、林応龍が記し残す・・・二人が出会わなければ生まれなかった幻の棋書となっています。こんなこといったら一気に文が軽くなってしまうのは承知ですが、バクマンみたいだなぁと思ったり思わなかったり。

小川琢治博士が晩年に探し出した現存する唯一の原本を元にして復刻されたのが、今回お譲りいただきましたこちらの復刻版『適情録』となります。

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500年近く昔の中国の書物ですので、解説本が無いとまったくわかりません。

そんな古い記録ですが現在でも通用する基礎的な手筋や詰碁が綴られているという話は耳にしていたので、パラパラと捲ってみましたが二大名著『官子譜』『玄玄碁経』と大きく違う点は、易経について記されていることです。

諸説ある・・・というよりは明確な起源はわかっていませんが囲碁はもともと易経から来ているといわれています。
碁盤の目たてよこ19×19+四隅が365となることから1年の日数に見立てられ、白黒は陰陽、碁盤の四角は地や宇宙で碁石の丸は星を表し、天文や易を研究するための道具として使われていたという説もあるようです。

色紙の染筆をおこなった呉清源も陰陽(白黒)のバランスを重要視していました。どちらかが強すぎても弱すぎてもダメで、釣り合いの取れた1手が最善の手なのだ、と。そういえば、『真髄は調和にあり』という著書も出していましたね。

囲碁と易の繋がりについて記された古い書物自体があまり現存していないですし、囲碁も教えつつ易にも触れるというより起源に近づいた棋書はありませんでした。文字通り唯一無二の存在です。
囲碁そのものを取り巻く真髄にまで触れた、囲碁の歴史的重要文献として大きな役割を担う棋書と言えるでしょう。


当店「古書店三月兎之杜」の囲碁、将棋に関する本の買取ページにて買取商品一覧などご紹介しています。是非御覧ください。

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投稿者:usagi

アシェット ティレル
古書店三月兎之杜では、昨年より発売の週刊『Tyrrell P34をつくる(ティレルP34をつくる)』(アシェット)を買取しております。

【追記:全110巻揃の買取価格例:100,000円。⇒最新の買取価格は『買取価格表』をご覧下さい

“6輪たいれる”の方が馴染みがあると言うと年代がバレてしまいそうですね。
日本人にわかりやすいようにと1976年F1日本開催の際、特別に車名「たいれる」とドライバー名「しえくたあ」は平仮名表記でマーキングが行われました。もちろん、こちらも忠実に再現されています。

さて、タイレルといえば1970年カナダGPで登場してから数々の優勝をおさめてきました。6輪P34は1976,77年に活躍。登場時は良い意味でなんだコレ状態で世界に衝撃を与えました。6輪のフォーミュラーカーなんていままでありませんでしたからね。

現在はレギュレーションの改正によって6輪タイヤは禁止となってしまったので、後にも先にも6輪F1カーはP34でしか見ることができません。ちなみに実物は今も存在しており、静岡にある模型メーカーTAMIYA本社に展示されています。

こちら週刊『Tyrrell P34をつくる』では1/8スケールの6輪たいれるを作ることができる分冊百科で、布製のシートベルトやエンジンのくすんだ色など細かな仕様を忠実に再現しているのが特徴です。

いくつか欠点があり、アシェット全般に採用されておりますがABS樹脂を使用しています。日光や紫外線に弱く変形の恐れがあるので、陽の当たらない所で保管することをおすすめします。
また、やはり樹脂製だと本物の重厚感を出しきれず、ボディやエンジン、パーツといった本当は金属製の部分を樹脂で再現しているために軽い印象となってしまいます。ちなみに、熟練の組み立て職人はパーツを自作しているようです。

特典は、ドライバー”どぱいえ”のたいれる1/43スケールモデルや銘板といった豪華なラインナップとなっています。個人的には、全巻で21万はかなりお高いので、これだけでも欲しい・・・。

当店では全巻揃っていない分冊百科も買取しております。
「110週も続くと思うと先が長くて、作る気力を失ってしまった」
「意外と大きくて置き場所に困っている」
などご不要となってしまった場合は、お気軽にご依頼ください。特典付きの場合、更に金額をアップさせていただきます。


アシェットの他にもイーグルモス、デルプラド、デアゴスティーニの高価買取にも自信がございます。
買取価格表と買取事例はこちらの
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デアゴスティーニの買取ページ
を御覧くださいませ。

価格表は日々更新しております。

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皆様のご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者:usagi

月刊CAP
月刊『CAP』を約300冊、名古屋の獣医の先生よりお売り頂きました。どうも有難うございました。
緑書房は鍼灸や漢方等の東洋医学系の書籍も発行している出版社ですが、獣医学や畜産関係の書物も発行している出版社です。
雑誌としても畜産系の『臨床獣医」のほか、小動物獣医師向けの雑誌がこちらの『CAP(コンパニオン・アニマル・プラクティス)』があります。その内容の必要性からも、また何分定価のお高い専門雑誌ですので、先生の中には、ある程度バックナンバーをストックされて、定期的に売却される方法が多いようです。
獣医学雑誌はその専門性からバックナンバーも需要がございます。ご整理されるときには是非一度古書店三月兎之杜までご相談くださいませ。


古書店三月兎之杜では獣医学雑誌を高価買取させて頂いております。
(例)
『SURGEON/サージャン』
『クリニックノート』
『小動物臨床』
『mVm』・・・など。


詳しくは、古書店三月兎之杜の雑誌買い取りのページも是非ご覧ください。

どうぞお気軽にご相談くださいませ。

投稿者:usagi

小動物臨床
雑誌『小動物臨床』を1987年-2015年まで約150冊以上を獣医の先生より宅配買取でお売り頂きました。どうも有難うございました。
小動物臨床家むけの専門出版社「山水書房」から発行されておりましたが、残念ながら2015年5月(第198号)をもって休刊中となっております。
獣医学の雑誌はバックナンバーでもお求めの方が多い分野です。獣医の先生方で、蔵書のご処分、院内のご整理等がございます場合は、ぜひ古書店三月兎之杜までお気軽にご相談くださいませ。


古書店三月兎之杜では獣医学の専門雑誌を買取させて頂いております。
(例)
『SURGEON/サージャン』
『クリニックノート』
『月刊CAP』
『小動物臨床』
『mVm』・・・など。


詳しくは、古書店三月兎之杜の雑誌買い取りのページも是非ご覧ください。

皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:usagi

顔真卿 祭姪文藁 学研

『顔真卿 祭姪文藁(がんしんけい さいてつぶんこう)』(限定版/学習研究社)を宅配買取にて買取させて頂きました。どうも有難うございました。
500部限定で完全原色復刻を謳い、それぞれにシリアルナンバーを入れた豪華な仕様となっております。

顔真卿 祭姪文藁 学研 2

顔真卿 祭姪文藁 学研 3

ここで”顔真卿”の『祭姪文藁』についてまず軽くご紹介致しましょう。
まず顔真卿は、最盛期の”玄宗皇帝”が治める唐に使えていた役人でした。そして彼は役人であると同時に書家でもありました。
その彼の記した書の1つが『祭姪文藁』になります。この書の内容は、非運の死を遂げた”顔杲卿一族”の中でも「姪」にあたる”顔季明”を弔う内容です(ちなみに現在では台北の国立故宮博物院に所蔵されております。)

その解説書ということで目次の一部より。
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唐代の歴史考証に興味がある方も、思わず興味をそそられるような内容なのではないでしょうか。
大変貴重な書をお譲りいただきまして誠にありがとうございます。


古書店三月兎之杜では書道、篆刻/印譜に関する専門書の買取も積極的に行っております。
買取事例は古書店三月兎之杜の書道本買取ページよりご覧くださいませ。

・買い取りについてゆっくりご相談希望の方は買い取りお申込みフォーム
まで。
・写真を送り素早い査定をご希望の方ははらくらくLINE査定ページより。(平日9~17時/年中無休)
・お電話でのご相談希望の場合は、フリーダイヤル:0120-996-504(10~20時/年中無休)まで。

ご都合に合わせて、ご活用いただければと思います。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。


 

投稿者:usagi