年収1億の彼 表紙
(画像はアマゾンより)

現在買取強化中の自己啓発関連書籍・教材につきまして、今回は自己啓発本というか恋愛指南書に近い『年収1億の彼』をご紹介していきます。恋愛コンサルタントDr.ユキコによる同著は「究極の婚活本」とも呼ばれ、多くの女性の支持と憧れを得ています。内容としてはいわゆるセレブ・エリート階層の相手とお付き合いし、結婚に至るにはどうしたらいいか、男女間の駆け引きや心得を「非常識な戦術で」攻略していくためのノウハウがつづられています。

『年収1億の彼』各章のフレーズを追ってみますと、「第1章 『仮想高級クラブ』の演出」では自分からの連絡を控えること、「第2章 『基本をエレガントに』の演出」では自らの姿勢や所作で気を配るべきこと、「第3章 『グレーゾーンを作る』の演出」では具体的な感情表現は控え、自分の気持ちをあいまいにキープしておくなどといった技術が語られます。第3章の「グレーゾーン」などはちょっと00年代ぽい印象がありますね。それもそのはずで発行は2007年。現在は絶版となってしまった上に、Dr.ユキコが開設していたYahoo!ブログも、2019年の同サービス終了に伴い失われてしまいました。そのため現在Dr.ユキコのノウハウを知ることができるのは本著だけということになってしまいました。

年収1億の彼 表4

この17年間の間に起こったいくつかの事件や流行などから、同著の内容をネガティブにとらえてしまう方も多いとは思います。一方でDr.ユキコは本著では恋愛の駆け引きだけでなく、ポジティブな生き方、行動も展開しています。こうした部分に共感する女性ファンも多く、本著が長年にわたり支持を得ている理由もそのへんにありそうです。Dr.ユキコが提唱する「ユキコ道」は恋愛だけでなく、女性としての生き方の指南書としても有意義といえるようです。

古書店三月兎之杜では、Dr.ユキコ『年収1億の彼』の買取をお待ちしております。本書によって目的を達成した方、また、逆にご自身のライフスタイルや恋愛観と合わなかった方、ぜひともお譲りください!詳しくは自己啓発教材のページを是非ご覧ください。

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村上隆作品集 トップ画像

現在古書店三月兎之杜では近現代の美術家・建築家に関する書籍の買取を強化しております。今回は現在もっとも日本のアニメーションやポップカルチャーを採り入れるスタンスで活躍している村上隆についてご紹介しましょう。

現代美術の最先端を進むポップアーティストの一人であり、00年代以降の活動は多くの話題を呼びました。実際に日本のオタク文化やサブカルチャーに対する理解度の高い人物だといえます。自身のアーティスト活動以外にも絵技術イベントや若手集団のプロデュースを行うなど意欲的に活動しています。

また、様々なコンテンツとのコラボレーションも彼の活動の特徴です。ドラえもんとのコラボでは各種グッズを展開、ユニクロからはアパレルアイテムがリリースされました。また、2003年にはルイ・ヴィトンが実現。ルイ・ヴィトン側のラブコールにより、2025年にふたたびコラボ展開が行われる予定です(記事執筆時2024年12月)。そのほかオリジナルのトレーディングカードゲーム『108フラワーズ』のリリースなど、現在も意欲的な活動を続けています。

一方でSNSを利用しつつ炎上上等なスタンスで芸術やサブカルを語る姿勢に批判も多くはあります。しかしSNSやメディアを巻き込んで活動する世代のアーティストの先駆けであり、今現在も成長し進化する彼と同じ時代に生きている我々は幸運かもしれません。

その評価が定まるのはもう少し先になると思いますが、その評価をするのが我々であり、後の世の人たちに「この時代の人物は(良いか悪いかはともかく)村上隆をまるでわかってなかった」と言われてしまうのも我々です。そう考えるとやはりわくわくするアーティストの筆頭といえる人物でしょう。

彼に関する書籍・作品集も多く発行されておりますが、2001年に発行された作品集『Summon Monsters? Open The Door? Heal? Or Die? – 召喚するかドアを開けるか回復するか全滅するか』など、英語版でリリースされているものも多く、国内にとどまらないその人気を実感することができます。


古書店三月兎之杜では、村上隆に関する各種書籍・作品集、さらには評論などの買取をお待ちしております。また、そのほかのアーティストの美術書や作品集などについてもぜひご相談ください。高額買取や大量買取の場合は出張買取もご利用できます。まずはご連絡ください!

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※画像は公式サイトより

週刊から隔週刊の冊子と、それに付属する分割された組み立てキットのセットとなるパートワーク(分冊百科)シリーズ。今回はアシェットの1/8 スバル360をご紹介します。

実車:スバル360とは

アシェット『スバル360をつくる』DVD

スバル360は1958年、国産初の本格量産型軽自動車としてデビューしました。軽量コンパクトでありながら、4人乗りに耐えられる強度とパワー、そして室内レイアウトを実現。当時の標準的なサラリーマンにも手が届く価格での「マイカー」を実現させた車といわれています。

その開発にはフル・モノコック構造の採用など、かつて航空機を製造していた富士重工ならではな技術の蓄積が投入されています。そのほかにもアルミやFRPなどの新素材や、あえてコストのかかる加工法なども採用し、それまでなかった10インチタイヤや独自設計のネジなども開発しています。

その車体レイアウトは参考となったフォルクスワーゲン・ビートルと同じくリアエンジン・リアドライブ方式を採用。スタイリングも強度を稼ぐ卵型構造となっており、発売後はビートル(カブトムシ)の小型版ということでテントウムシと呼ばれるようになりました。

アシェット スバル360

アシェット『スバル360をつくる』 本体と台座

アシェットではそんなスバル360を全長約37.4cmの1/8スケールで再現できるパートワークシリーズを、2022年12月より展開しています。取材元となった58年増加試作型は、60台製作され社内で10台が使用され、50台が販売されました。以後の量産車と比べて車体アウトラインが角ばっているのが特徴です。専用のディスプレイベース側面には、イグニッションやペダル、メーターを模した各種ライトや音声ギミックのスイッチが並びますが、そこには増加試作型の型番であるK111の型式を記入した車体ラベルも貼られています。

アシェット『スバル360をつくる』 ドアオープン
アシェット『スバル360をつくる』 ベース説明

左右のドアや前後のフードは実車同様に展開し、引き戸式のドアウインドウのスライドも再現されます。

アシェット『スバル360をつくる』 シート
アシェット『スバル360をつくる』 ハンドル
アシェット『スバル360をつくる』 前輪

後部座席への乗降用のフロントシートの可倒も再現。また、社内のステアリングに連動して、前輪は左右に動きます。

アシェット『スバル360をつくる』 冊子

冊子はスバル360を核として、その他のスバル車や国産メーカー各社のライバル社なども含めた軽・小型車の発展史を振り返る内容となっています。

古書店三月兎之杜では、アシェットの買取をお待ちしております。
途中までや欠号あり、キットも組み立て済や組み立て途中などでも大歓迎です。大量の場合は出張買取にも対応しております、まずはご連絡を!


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週刊ランチア・ストラトスをつくる トップ画像
(※画像は公式サイトより)

毎週発行される冊子と付属のパーツを組み立てることで大型キットを完成させる分冊百科(パートワーク)シリーズ。今回ご紹介する古書店三月兎之杜買取強化アイテムは、1970年代のラリーシーンを駆け抜けたこの車!

ランチア・ストラトスHFとは

ランチア ストラトス 三面図

「成層圏」の名前と、高品質にしてドライバーに忠実という意味の「Hig-Fidelity」の名を頂くランチア・ストラトス。1970年にベルトーネが発表したMRのショーカー「ストラトスHFゼロ」をベースに、ラリー競技車のベース市販車として量産されることを前提として開発されました。ミッドシップレイアウトによる短い全長は高いボディ剛性を実現しました。現在の軽自動車(長い車種で2500mm)より短いホイールベース(2180m)は、直視何帝政と引き換えに、高い回頭性を実現させています。

ストラトスは1972年ツール・ド・コルスのプロトタイプクラスに試験的に参戦。オイルショックの影響でラリー自体が一部開催が自粛されるも、73年スペインのファイアストーンで初優勝を遂げます

WRCでは74年に市販モデルとしてのホモロゲーションを取得し、ラリー・サンレモにて初勝利。わずか4戦でこの年のメイクス・タイトルを獲得し、翌年からは他チームは打倒ストラトス態勢で臨むようになります。しかし舗装路・ダートともに他車を寄せ付けず、結果76年まで3年連続のマニファクチャラーズタイトルをランチアにもたらしています。

アシェット1/8 ランチア・ストラトスHF

1/8ランチア ストラトスHF ハッチオープン

アシェットのストラトスは、1976年のラリー・モンテカルロを制した仕様を再現。ラリー・モンテカルロは1911年より開催される世界三大レースに匹敵する格式を持つレースでもあります。そしてストラトスHFは75、76、77そして79年に優勝車となっています。いわばこの時期はストラトスの絶頂期といえるでしょう。

ランチア ストラトスをつくる ライト

全長46.4cmの1/8スケール。ヘッドライトやライトポッドはLEDで発光、カバーの着脱も可能。また、メーターパネルも点灯可能となっています。

ランチア ストラトスをつくる エンジン

フェラーリ・ディーノと共用されたV型6気筒エンジンも再現。各ライト類の点灯・消灯や、イグニッション音やエンジン音、クラクションの再生などは専用コントローラーによって操作できます。

ランチア ストラトスをつくる コントローラー
ランチア ストラトスをつくる 冊子パート

毎号の冊子ではストラトスHFのメカニズムや開発エピソードを収録。1970年代のGTカーやレーシングカーや歴代ランチアマシンなどの資料も満載。さらにラリー史を彩る名車やドライバーたち、名勝負の歴史なども掲載されています。

三月兎之杜ではアシェットの買取が得意です。「週刊ランチア・ストラトスをつくる」は2023年2月のスタート。記事執筆時(2024年6月)は完結しておりませんが、分冊百科ものは中途までや欠号あり、また、キット作りかけ、などの場合でも買取させていただきます。まずはご連絡ください!

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投稿者:taguchi

現在古書店三月兎之杜では、自己啓発教材関係の買取を強化しています。今回探しておりますのは、株式会社サンリ会長西田文郎の代表作『強運の法則』です。

西田文郎は経営者や会社運営、人材育成担当者などを対象とした各種ビジネスセミナーを主催。セミナーの「西田塾」のほかにも、通信で学ぶ「西田会」や動画配信による指導など、様々な手法による学習が用意されています。西田は1970年代より大脳生理学や心理学に基づくブレイントレーニングの研究を開始し、欧米のメンタルトレーニングを解析して現実的な能力開発法を研究していきます。こうした膨大な研究の成果によって「最強の脳をつくる」べく構築された理論が「SBT(スーパーブレイントレーニング)」です。そのための学習法として「強運の法則」や「繁栄の法則」「天運の法則」といったトレーニング法やセミナー、勉強会を開催しています。今回探しております『強運の法則』と同じ名を冠する能力開発法では、「ツキ」や「運」を呼び込み「ツキ」のネットワークによって成功・成長へとつなげていくことを提唱しています。

SBTの思想はビジネス面だけでなくスポーツや教育などにも応用されていきます。西田は日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニアとされ、スポーツ界ではチームや個人選手に対する指導で多くの実績があります。同じサンリ社長のメンタルトレーナー・西田一見は花巻東高校時代の大谷翔平所属の野球部に指導した実績を持っています。同校はこうしたメンタルトレーニングを積極的に採用しているようで、現在は以前紹介しましたアチーブメント株式会社との「立志 夢実現プロジェクト」を進めているようですね。

古書店三月兎之杜では、西田文郎の著作本である『強運の法則』の買取をお待ちしております。西田式の「能(脳)力全開プログラム」の公開に加え、「野望」「強欲」「ツキ」「同志」「ライバル」「他喜力」「使命感」「感謝」など、大成功者に共通する8つの資質を身につけ強運を手にする「経営脳力開発シート」が収録された強運開発のための指南書です。あわせましてサンリ発行の各種自己啓発教材も大歓迎です。まずはご連絡ください!

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アシェット|偉大な勇者グレートマジンガー 巨大メタル・ギミックモデルをつくる トップ画像
(※画像はアシェット公式サイトより)

週刊・隔週刊ペースで定期刊行される冊子に付属のパーツを組み立てていくと一つの巨大なアイテムが完成するパートワーク(分冊百科)シリーズ。シリーズによってはミニカーやCDといった毎回異なるアイエムが1点ずつ付属するケースもあります。いずれにしても毎号楽しめるコレクション性が人気のシリーズとなっています。

第1弾「鉄の城マジンガーZ」の成功

アシェット|鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる

2021年2月にスタートした「週刊 鉄(くろがね)の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる」は、毎号付属のパーツを組み立てると全高約75cmのマジンガーZが完成。各部関節可動によるポージングはもちろん、LED発光やミストギミック、モーターギミックを組み込むことによって、劇中におけるアクションを再現しています。

アシェット|鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる ルストハリケーン
アシェット|鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる ホバーパイルダー
アシェット|鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる レイ等高線

第2弾「無敵の勇者 グレートマジンガー」始動!

マジンガーZは非常に好評となり無事全100号を完走します。そして2023年5月から延長シリーズとして始まったのがグレートマジンガーです。『マジンガーZ』の人気を引き継いだテレビシリーズと同様、アシェットのパートワークでもよりパワーアップしての登場です。

アシェット|偉大な勇者グレートマジンガー 巨大メタル・ギミックモデルをつくる 全身

「偉大な勇者グレートマジンガー 巨大メタル・ギミックモデルをつくる」を全号集めて完成するグレートマジンガーは全高約90cm! 「鉄の城 マジンガーZ」と同様の各種ギミックに加え、パイロット・剣鉄也役の野田圭一によるボイスギミックも楽しめます。また、マジンガーZでは1種のみだったフェイスパーツも、ディスプレイ用と発光ギミック用の2タイプを選択可能になるなど、よりアップグレードされた仕様にも注目です。さらにマジンガーZとグレートの握手のシーンを再現できる拳パーツもラインナップされており、マジンガーZから集め続けているユーザーにもうれしい配慮です。

アシェット|偉大な勇者グレートマジンガー 巨大メタル・ギミックモデルをつくる 頭部パーツ2種
アシェット|偉大な勇者グレートマジンガー 巨大メタル・ギミックモデルをつくる ブレストバーン
アシェット|偉大な勇者グレートマジンガー 巨大メタル・ギミックモデルをつくる 握手

古書店三月兎之杜では、アシェットマジンガーZ、グレートマジンガーの買取をお待ちしております。
もちろんグレートの方は現在展開中のためシリーズ半ばまでとなりますが、買取対応いたします。第1弾となるマジンガーZも、未組み立て・組み立て済、欠号ありなどいずれのケースでも買取いたします。パートワークはかなりのボリュームとなるため、宅配買取以外にも出張買取、店頭買取でも対応させていただきます、まずはご連絡ください!

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富士出版 ヌード写真集  トップ画像

週刊誌広告などによって営業を行っている通販専門の老舗出版社・富士出版の写真集をお譲りいただきました! ありがとうございます。2024年現在ウエブサイトなどは存在しない、まさに「知る人ぞ知る」出版社です。

富士出版 ヌード写真集 表紙など1

今回掲載しております表紙やケース写真でも確認いただける通り、表紙デザインなどは一見ヌード写真集とはわからないような、昭和文学本的な落ち着いた雰囲気の装丁となっております。各タイトルも実に風情がありますよね。当然単価も通常の写真集よりお高めで、書店流通もほとんどないため希少な存在となっています。

富士出版 ヌード写真集 表紙など2

例えば今回のラインナップにもある「三十路の女」シリーズが発行されたのは2000年頃。インターネットが一般的になったとはいえ、現在のようにシームレスにネットにつながる環境ではなく、まだまだ一般家庭からはパソコンからのダイヤルアップでの接続が必要な時代でした。ましてや仕事でもPCに触れない層も珍しくはありませんでした。先述の昭和文学的雰囲気にくわえ圧倒的にモデルに素人熟女が多いのも、おそらく購入者の年齢層が高めだった影響と思われます。

富士出版 ヌード写真集 表紙など3

カメラマンの赤石恭生は、ほぼこの富士出版の写真集専属のようです。20世紀といえばヌード撮影のカメラマンも個性を前面に押し出すことが多かったものですが、富士出版の刊行物はモデルがほぼ素人ということもあり、奇をてらうことなく普段の生活の延長的な雰囲気の絵作りが多い印象です。そうした点も熱心な支持層がついた一因なのかもしれません。また、グラビア撮影に使用可能なメガピクセル単位のデジタル一眼レフが出回るのは00年代後半ですので、この時代はまだフィルム撮影です。フィルム特有の粒子感や暗所の質感なども大判の本でじっくり確認してみてほしいところですね。

富士出版 ヌード写真集 背表紙

なお、富士出版の写真集のうち『三十路の女』シリーズや『白い下着の女たち』など一部は現在は電子ブックとして小学館の週刊ポストレーベルで読むことが可能です。しかしこの美しい装丁を含め、可能ならばぜひとも紙媒体で保管しておきたいですね。


古書店三月兎之杜では、富士出版の写真集の買取をお待ちしております。また、熟女ものの写真集やDVDも大歓迎です! 

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アシェット スーパーZ 日産フェアレディ 280Z  トップ画像
※当ページの画像はアシェット公式サイトより引用

現在強化買取中のアシェット/デアゴスティーニの分冊百科(パートワーク)アイテムより、『西部警察』に登場したスーパーZをご紹介します。

『西部警察』は1979年にスタートしたアクションもののテレビシリーズの刑事ドラマです。「コンクリートウエスタン」をキャッチフレーズとし、実車を使ったド派手なカースタントシーンやガンアクションを前面に押し出した作品となりました。番組は最終的にはPART-II,PART-IIIと5年間にわたって継続。2004年にはテレビスペシャルも製作され、「40500か所の道路を封鎖し、約4680台もの車両を使用して撮影」された空前絶後の番組となりました。

毎週テレビで放送されるアクション映画さながらの画面には、夜8時台の放送ということもあって、子供たちにも人気となっていきます。そんな中で生まれたのが、大門軍団が使用する特殊車両「スーパーマシン」の数々です。

アシェット スーパーZ 日産フェアレディ 280Z  側面

その中でもスタイリッシュな外観で人気の高いスーパーZは、フェアレディZのS130後期型がベース。PART-II第15話よりマシンRSと共に登場し、マシンXに替わる大門専用車となります。純正にはないゴールドのボディカラーとガルウイング式のドアが特徴。フロントボンネットには催涙弾発射装置、リアバンパー下部にはスモーク発射装置を装備しています。

アシェット スーパーZ 日産フェアレディ 280Z リア
アシェット スーパーZ 日産フェアレディ 280Z 催涙弾発射装置

アシェットの「西部警察ダイキャストギミックモデルをつくる」シリーズのスーパーZは、憧れのスーパーZを1/8スケールで再現! もちろんガルウイングは開閉可能、ドアの下半分も左右方向に開閉します。そのほかボンネットやラゲッジスペースのリアパネルも開閉可能。ボンネット内にはベース車のZと同様の2.8l直列6気筒エンジンが再現されており、エンジンファンが回転します。

アシェット スーパーZ 日産フェアレディ 280Z  フロント

そのほかにも催涙弾発射装置の再現や、ハイ/ロー切り替え可能なヘッドライト、ウインカーの点滅、フォグランプやブレーキランプ、バックライトやプレートライトに至るまで点灯させることが可能。

アシェット スーパーZ 日産フェアレディ 280Z インテリア

インテリアもパネルライトや室内灯が点灯します。

このアシェット版スーパーZは、マシンRS-1の好評を受けてリリースが決まってた延長アイテムです。1/8 RS-1は、スーパーZ同様の各種ギミックを内蔵。2021年2月に創刊され無事100号完走。シリーズは延長され、2023年4月に発売される101号以降のアイテムとして白羽の矢が立ったのがスーパーZでした。延長シリーズ共に完走すればマシンRS-1とスーパーZのツーショットが可能となります。

アシェット マシーンRS-1×スーパーZ 

古書店三月兎之杜では、現在展開中の「スーパーZをつくる」の買取に加え、「マシーンRS-1をつくる」のRS-1も買取も大歓迎です! 
『西部警察PART-III』第14話では、スーパーZの設計図を基に製作された偽スーパーZが登場していますから、スーパーZ同士の2ショットを目標にしている人もいるかもしれません。当然スーパーZは現在展開中ですので、組み立て途中や欠号ありのケースも大歓迎です。
また、いったん最後まで完走してスーパーZ」を完成させしばらく堪能したのち、お譲りいただいてもうれしいです。冊子と立体共に残っている場合はボリュームもかなりのものとなります。
ご自宅までうかがう出張買取にも対応しておりますので、まずはご連絡ください!
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<事前の見積保証制度が好評です!>
詳しくは、古書店三月兎之杜のアシェット買取のページをご覧ください。
・メールでのご依頼は、WEBご相談フォームよりお受け致します。
・スマホから写真を送るだけ!らくらくLINE査定ページも好評です。
・お電話からのご相談は、担当フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)にてお受けしております。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

投稿者:taguchi

GRACE』(若生出版)1992年~1993年16冊 トップ写真

昭和63年(1988年)に創刊した若生出版の男性向け雑誌『GRACE』のNo.40番台からNo.62まで、飛び飛びとなりますが16冊をお譲りいただきました、ありがとうございます!!
ちなみに2007年に世界文化社から創刊された女性向け雑誌『GRACE』とは無関係です。若生出版の『GRACE』がいつ休刊になったのか調査中ですが、2005年までは発売されています。入れ違いとはいえわずか2年ほどでジャンルも対象となる性別も異なる雑誌を創刊するのは驚きですね。

さて、こちらの男性向け『GRACE』は創刊当初はランジェリーに焦点をあて、ランジェリーを着用したAV女優やヌードモデルのグラビアがメインとなっていました。記事内容なども創刊2号ではAV女優に対して「初めて買った下着は?」「初体験の時の下着は?」といったアンケートを実施しています。そういった点では以前紹介しました『下着ファッション』をはじめとする光彩書房の下着モノを後追いしつつ、様々なアプローチを試みた痕跡があります。

本誌創刊当初の昭和末期は、ヘアヌードが未解禁の時期でした。いわば夜明け前ともいえるタイミングで、男性向け写真誌はあの手この手でより刺激的な写真を掲載することを目指しました。今振り返ってみるとランジェリー写真というアプローチもそうした中の一つで、創刊当初の頃は下着着用ゆえのきわどいポーズの写真が確認できます。

一方、お譲りいいただきました1992年から1993年にかけてはすでにヘアヌード写真が解禁された時期です。この頃の『GRACE』はNo.62の表紙にもあります通り、グラビア撮影時にモデルが着用したランジェリーのプレゼントを前面に押し出しています。

さらに本誌はこのNo.62の直後、1994年に入った頃から素人ナンパや投稿写真を掲載する方向へと舵を切ります。1994年1月号の表紙では「お勧め有料下着店ガイド」「脱ぎたてランジェリーギフト」ほか従来通りのランジェリー企画と「That’sナンパ探検隊」「投稿写真」などが並び立った状態が確認できます。なお、「That’sナンパ探検隊」のロゴは雑誌タイトルよりも大きく掲載された状態でした。95年に一旦ナンパ写真、投稿写真のロゴはひっこめられるのですが、その時点でランジェリーへのこだわりもなくなっています。そしてすぐに素人・投稿系を統合した「素人さんの全裸大盛り」のロゴが復活。以後はほぼ素人ナンパ&H写真の掲載誌となりました。

実際90年代後半は各種規制の影響もあって多くの男性向け雑誌が休刊などする中、読者自らが発信者となれる素人投稿写真モノの人気は根強く、その老舗『ニャン2倶楽部』(一度休刊するも出版社を変え、『新生ニャン2倶楽部』として継続)は現在でも生き残っていますし、『アップル写真館』『別冊投稿キング』も2020年代までがんばっていました。


昭和の頃から様々な生き残り戦略を見せてきたエロ本業界。もちろん雑誌側の方針がブレているわけではなく、それぞれの時代の性的嗜好の変遷を反映させた結果でもあります。古書店三月兎之杜ではエロ本・アダルト雑誌の買取お待ちしております! 時代を映す鏡としてのエロ本をお待ちしております!!

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谷口吉郎作品集 (1981)トップ画像

昭和期に活躍した建築家・谷口吉郎の作品集をお譲りいただきました。ありがとうございます。谷口は1904年生まれの1979年没。帝国劇場や東宮御所ほか、多くの記念館や美術館、公共施設の設計に携わりました。

石川県金沢市の九谷焼窯元の家に生まれ、1928年に東京帝国大学建築科を卒業した谷口は昭和13年から14年にかけ、ドイツの日本大使館新築のため渡独し、日本庭園の造園に携わります。戦後は藤村記念堂、慶応義塾大学4号館、秩父セメント第2工場、東宮御所などの設計に携わり日本建築学会賞作品賞や日本芸術院賞などを受賞しました。

都内では、千鳥ヶ淵戦没者墓苑(1959)、乗泉寺(1965)、出光美術館(1966)、東京国立博物館東洋館(1968)、東京国立近代美術館(1969)など谷口が残した作品は多く存在します。また、長野県の藤村記念館(1958)や岩手の原敬記念館(1958)、青森県庁(1961)、国立飛鳥資料館(1974)、沖縄戦没者慰霊碑(1979)ほか、全国各地にも作品が残されています。

故郷金沢での仕事も多く、石川県繊維会館(1952 現:西町教育研修館)、石川県美術館(1959 現:石川県立伝統産業工芸館)などを手掛け、晩年の仕事となった金沢市立玉川図書館(1979)は、息子である谷口吉生との共同設計でした。

今回お譲りいただいた『谷口吉郎作品集』は、没後間もない1981年に刊行されました。刊行当時ですら貴重な各建築物の竣工当時の写真を多数収録しています。もちろん中には現存していない建築の写真も含まれています。

谷口吉郎建築作品集(2019)表紙
(※画像は淡交社公式サイトより)

2019年に『谷口吉郎作品集』の内容を再録し、谷口吉郎のエッセイの再収録、谷口吉生の序文跋文、谷口吉郎研究家の藤岡洋保による解説を加えた『谷口吉郎建築作品集』が同じ淡交社から刊行されています。しかし現在は同社サイトの通販分は品切れ。2019年に開館した「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の通信販売でしか入手できないようです。能登半島の復興の一助を兼ねて、建築館を訪れてみるのもいいかもしれませんね。

古書店三月兎之杜では、『谷口吉郎作品集』『谷口吉郎建築作品集』をはじめ、各種建築作品集の買取をお待ちしております。現地に行かなければなかなか目にすることのできない名建築、現存しない過去の作品を写真で楽しめる建築作品集、写真集は時代を越えて人気です。まずはご連絡ください!!
詳しくは古書店三月兎之杜の建築書買取ページをご覧ください。
美術・デザインの書籍買取のページはこちらです。

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|『下着ファッション』1987~1993(No.21~No.42)光彩書房 トップ画像

ランジェリーに焦点を当てた光彩書房のアダルト雑誌『下着ファッション』を、1987年から1993年までの連続22冊をまとめてお譲りいただきました。ありがとうございます。

基本的に年4回の季刊ペースでの発行。記事内でモデルが着用したランジェリーがプレゼントになるという点が特徴でした。光彩書房には1981年創刊の月刊誌『魅惑のランジェリー』という下着専門誌があり、その流れを汲んでグラビアに注力したポジションといえるでしょうか。直接的なヌード(もちろんそういう写真も存在しますが)よりも下着が主役です。

光彩書房という出版社は下着に対して並々ならぬこだわりがあるのか『魅惑のランジェリー』『下着ファッション』のほかにも、『セクシーランジェリー』『ランジェリーコレクション』そして『漫画スキャンティ』などの下着専門誌もしくは下着を誌名にした漫画雑誌を刊行しています。

ちなみに『魅惑のランジェリー』創刊号の記事内容は「気軽に入れる下着ショップ紹介」「少女のナイトウェア」「感性をくすぐる特殊下着」「腰布時代からファンデーション 下着の歴史」「エレガントに誘う下着ライフ」と、一見女性向けにも見える見出しが並びます。

雑誌としての『下着ファッション』のポジションも『魅惑のランジェリー●月増刊』であったり『COMICアットーテキ増刊』『漫画クリスティ●月増刊』と時期によって異なっています。

1981年といえば国内家庭のビデオデッキ普及率が10%を越え、アダルトビデオが普及してきた時期でもありますね。モデルの多くはAV女優やストリップ嬢です。映像や舞台では下着は重要な小道具なのですが、すぐに取り去られがちですよね。それををじっくりと見せることで、雑誌としての独自の価値観を切り拓いたのかもしれません。ポルノメディアがペーパーブックからビデオに変化していったまさに過渡期に、光彩書房は下着を主役に据えることで生き延びたようです。そのまま90年代前半のエロ本バブルの中、下着専門誌という点でアドバンテージを稼ぎました。


古書店三月兎之杜では、各種エロ本・アダルト雑誌の買取をお待ちしております。80年代=昭和を彩った雑誌や、ジャンル別に立ち上がった90年代前半の各専門誌はもちろん、近年の雑誌まで、時代を映す役割としてのエロ本に注目しております。

雑誌類は大量になると重さも相当になりますので、量が多い場合は出張買取も承っております。また、今回のように揃いだけでなく、欠号などがあっても大丈夫です。まずはご連絡ください!

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なんちゃって自己啓発セミナー
(※画像は公式サイトより)

「ビジネスサポート あうん」代表である経営コンサルタント、岡本吏郎が主催する各種セミナーの教材を買取いたします! 『会社にお金が残らない本当の理由』、「なぜ、スタバで、iPodを聴いて、ドーナツを食べると、『考える力』がつくのか?」(「稼ぐ思考法』)、『成功法則』の取扱説明書(『成功はどこからやってくるのか?』)など、ユニークな切り口での著書も多く発行。従来の成功法則では成功できない理由に着目し、ほかの成功哲学が捨てた要素にこそ着目するなど、柔軟な発想で成功への足掛かりを提唱します。

なんちゃって経済学 パッケージ
なんちゃって易経セミナーパッケージ

同社の「なんちゃって」シリーズはほかにも「なんちゃって経済学」「なんちゃって!易経セミナー」「なんちゃって投資セミナー」などをラインナップしていました(「経済学」「易経」「投資」については販売終了)。もともと最初の「なんちゃって経済学」を発表するきっかけは、その当時経済学に関するナンセンスなノウハウが流行している状況に憤りを感じ、流行に流されずきちんとした知識を身に着けることを目的としていました。既存のものに対するカウンターこそが「なんちゃって」の本質なんですね。

こうした枠にはまらない発想や言葉選びが、同社のセミナーが人を惹きつける理由の一つであることは間違いなさそうですね。もちろん内容はおちゃらけたものではなく、本質的な部分に向き合い、新しい成功哲学を構築するのが目的です。

古書店三月兎之杜では、現在も販売されている「なんちゃって自己啓発セミナーDVD」をはじめ、「ビジネスサポート あうん」の各種セミナー教材の買取をお待ちしております。無事修了された方や中途で断念された方、DVDやテキスト教材をぜひ弊社にて買取させてください。また、同様の各種自己啓発教材についてもぜひご相談ください、まずはご連絡お待ちしております!

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投稿者:taguchi

雑誌YO!

読者参加による企画をメインとしたアダルト雑誌『Yo! ィヨウ!』をお譲りいただきました、ありがとうございます!
2000年の創刊時点のコンセプトは、素人男性向けのナンパ指南・イケメン指南書としてスタートしました。創刊号のメインキャッチは「革命的ナンパ雑誌発進!」。当初はナンパからの撮影へのHOW TOがテーマでしたが、やがて読者参加での撮りおろし企画がメインとなっていきます。

ちょっと時間を巻き戻して1990年代のエロ本事情を振り返ります。まず90年代初頭のヘアヌード解禁(別に「今日から解禁です!」と定められたわけではなく、なし崩し的に行われたのですが)によって一気に全体の売り上げが上昇。また、性的嗜好の多様化に伴い、90年代前半はジャンルごとの専門誌が次々と創刊していきます。

しかしWindows95の発売をきっかけに、家庭用パソコンとインターネットが普及。それによってより過激なエロ画像が多くの場合無料で閲覧できる時代が到来しました。90年代後半になると一気に売り上げが落ちていきます。

さらに肖像権の主張や児童ポルノ禁止法、有害図書規制なども追い打ちとなりました。結果、90年代末から00年代初頭にかけて多くのエロ雑誌がリニューアルという名の方向転換を行ったり、新機軸で生き残りを謀ります。『すっぴん』や『ウレッコ』は素人専門誌にリニューアル。それ以外の雑誌でも、グラビア的写真よりも素人投稿や素人モデルの比率を高める傾向がありました。おそらく素人投稿雑誌の売り上げが堅調だったのだと思われます。

そうした中で創刊されたのが『Yo!』でした。先述の通り当初はナンパのHOW TOものでしたが、撮影もの中心へと移行します。これは同誌に限らず投稿モノにリニューアルした雑誌がみな狙っていたことだと思いますが、読者投稿をメインとすることで製作費が少なくて済むんですね。『Yo!』の場合はさらにそれを押し進め、読者が参加しての撮りおろし写真を前面に出していくようになります。

もともと素人投稿ものの雑誌では人気の高い投稿写真のモデルをピックアップして、スタジオや男性スタッフによる新規の撮りおろしによる撮影も人気企画でした。『Yo!』の斬新なところはそこにとどまらず、素人の女性モデルをエントリーしたカタログを掲載。読者が男優として気に入った女の子との撮影に参加できるというシステムを作り上げた点といえるでしょう。

さらに撮影のシチュエーションもすさまじく、日本最南端の無人駅や富士山をバックになど。あるいは読者59人と女性3人の・・・など過激なものでした。『Yo!』は2009年に休刊となりますが、暴走機関車のような勢いで00年代のエロ本業界を駆け抜けた雑誌だといえると思います。それが誉め言葉なのか悪口なのかわかりませんが。

エロ本はその国の文化を映す鏡でもあり、振り返って俯瞰してみると、リアルタイムでは気づかなかったものが見えてきたりします。00年代については機会がありましたらデジカメの普及や熟女ものの台頭などについても触れてみたいですね。


古書店三月兎之杜では、エロ本・アダルト雑誌を喜んで買取いたします! 量が多い場合は出張買取も承りますし、持ち込みも大歓迎です! 宅配買取の送料は無料です。
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投稿者:taguchi

ディアゴスティーニ|隔週刊『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版』 トップ画像
※画像は公式サイトより

今回の買取強化アイテムは『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版』!
デアゴスティーニが2023年1月より隔週でリリースしている、ジャズの名盤を紹介していくパートワーク(分冊百科)シリーズです。全90号予定で現在(記事執筆時2024年4月)第34号まで刊行されています。

「ブルーノート」は1939年にニューヨークに設立された、ジャズ専門のレコード会社であり、ジャズの名門と呼ばれるレーベルです。1979年に一度倒産の憂き目にあいつつも、1985年に復活。2012年にEMI参加からユニバーサルミュージックグループ傘下となり、現在も活動を続けています。

ディアゴスティーニ|隔週刊『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版』 創刊号表紙

ブルーノート・ベスト・ジャズコレクションでは毎号1人のジャズアーティストにスポットを当て、その音楽人生や、ブルーノートとの関わり、そしてブルーノートの歴史などを毎号解説。オリジナルセレクションによる楽曲5~7曲を、付属の高音質CD「SHM-CD」に収録してリリースします。

HM-CD アイコン

「SHM-CD」は通常のCDとは異なる液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を使用することで、原盤のクオリティを限りなく忠実に再現することを可能とした高音質のCDとなります。再生にあたっては専用の機器は必要とせず、既存のプレーヤーで再生可能です。

CDについては完全デジタルデータでありながら、プレス工場によっても音質が異なるなど、突き詰めるとわずかな音質の差が存在するといわれています。85年におよぶ歴史ともなれば、すでに故人となったジャズメンも多くなります。彼らが遺した演奏に限りなく近い音質とすべく、製造工程におけるロスを極限まで減らす素材を使用するというこだわりのあらわれですね。

ディアゴスティーニ|隔週刊『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版』創刊号 内容1

イギリスやアメリカでは「ブルー」は悲しみを現わす色となります。アフリカ系アメリカ人が歌う歌やメロディに悲しみを感じた人々はその音楽を「ブルース」と表現しました。ブルースにはそれまでの西洋音楽とは異なる独特の音階が存在し、それらは「ブルー・ノート・コード」と呼ばれるようになります。

ブルーノートコードはジャズ・ソウル・ロックなど、その後に生まれたポピュラーミュージックに多大な影響を与えていきました。例えばジョン・コルトレーンの『ブルー・トレイン』は、もちろん寝台列車のことでも物理的に青い列車でもなく、悲しみや哀愁を帯びた列車というニュアンスになります。

ディアゴスティーニ|隔週刊『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版』 第5号表紙

そのジョン・コルトレーンの演奏も本シリーズでフォロー。彼の最初のリーダー・アルバム『コルトレーン』はプレスティッジ・レコードから1957年にリリースされ、その後もアトランティック・レコード、インパルス!・レコードと渡り歩いていますが、『コルトレーン』の直後にブルーノートから1枚だけリリースしています。それが彼の初期の代表作ともなった表題曲を含むアルバム『ブルー・トレイン』でした。

今回のベスト・ジャズコレクションでも第5号に5曲中3曲が『ブルー・トレイン』収録曲となっています。なお、同号の収録曲は全5曲、残り2曲は彼がサイドマンとして参加した『スピーク・ロウ』と『今宵の君は』となります。

ディアゴスティーニ|隔週刊『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版』 第6号表紙

さらにその『スピーク・ロウ』は、ソニー・クラークのアルバム『ソニー・クリブ』の収録曲。ソニー・クラークは本シリーズの第6号で紹介されています。

ディアゴスティーニ|隔週刊『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版』 第21号表紙

また、コルトレーンは1955年から1957年まで”モダン・ジャズの帝王”マイルス・デイビスのバンドに参加しており、そのマイルスは創刊号および第21号でとりあげられています。

ジャズの世界ではこうしてバンドのサイドマンが後に注目されてリーダーになったり、リーダーとなった後も別のアーティストのサイドマンとして参加するケースも多々あります。本シリーズを続けて購入してブルーノートの歴史やジャズメンの人生に触れていくことで、そうした横の関係も見えてくるのかもしれません。

ディアゴスティーニ|隔週刊『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版』 創刊号内容2
ディアゴスティーニ|隔週刊『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション 高音質版』 創刊号内容3

古書店三月兎之杜では、ブルーノート・ベスト・ジャズコレクションほか、デアゴスティーニが展開するジャズやクラシック音楽、懐かし音楽などのCDコレクションの買取をお待ちしております。大量でスペースをとりがちな分冊百科シリーズのコレクション、大量の場合は出張買取も承ります。全巻揃いは高額査定、もちろん欠号ありでも買取承りますので、まずはご連絡ください!

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