アシェット 1/43 国産名車コレクション トップ画像

1/43ミニカーが隔週でリリースされた、アシェットの分冊百科『隔週刊 国産名車コレクション』をお譲りいただきました! ありがとうございます。

『隔週刊 国産名車コレクション』は2006年1月に創刊。アシェット・コレクションズ・ジャパンの設立が2003年ですから、同社の黎明期ともいえるシリーズですね。

アシェット 1/43 国産名車コレクションA

本シリーズは日本の名車を精密さとコレクタブルさを両立できる1/43で再現。創刊号がスバル360であったことからもわかる通り、必ずしも高性能車であることにはこだわらず、日本の自動車史に影響を与えた車や、時代のあだ花ともいえるような車種もフォローしたラインナップとなっています。当初は全60号予定でスタートしましたが、好評のため全90号、全150号~と延長に延長を重ね、ついに2018年の完結時には全320号を数えました。シリーズ後半では「国産」の枠を越え、国産車に影響を与えた輸入車もラインナップされるようになっていきます。

アシェット 1/43 国産名車コレクションB

この「国産名車コレクション」の好評ぶりは、その後も1/24の「国産名車コレクション スペシャルスケール」を2016年に創刊。こちらも当初全180号予定が延長され、現在215号まで発表済、以後も続刊予定となっています。さらに2021年には1/43高品質モデルによる「国産名車プレミアムコレクション」をスタートさせて、こちらも現在も展開中となっています。このほかにもフェラーリコレクションやニッサン名車コレクションを発売しており、ミニカーコレクションはアシェットのいくつかある柱シリーズの一つといえるでしょう。

アシェット 1/43 国産名車コレクションC

古書店三月兎之杜ではアシェットの名車コレクションシリーズの買取をお待ちしております。コレクションシリーズのように1号ごとに完結するシリーズでは、欠号のある場合でも大歓迎です。たとえばお気に入りの何台かは、せっかくですのでお手元に留めてみてはいかがですか。今回も320台中315台の買取となっております。

1/43、1/24ともに数が大量となると発送も大変です。三月兎之杜の宅配買取では、輸送用の大型段ボールをお送りさせていただことも可能です。また、大量・高額買取の場合はご自宅へうかがいましての出張買取も対応。関東近辺のお客様であれば埼玉、東京、神奈川、長野の各支店へ店頭買取もご検討ください。

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投稿者:taguchi

アシェット 週刊ガルパン トップ画像
※本ページの画像は公式サイトより

毎回付属するパーツをくみ上げることで大型モデルが完成する分冊百科シリーズ。古書店三月兎之杜では、アシェットが展開する各種分冊百科の買取をお待ちしております。中でも今年1月よりスタートした「週刊ガールズ&パンツァー IV号戦車H型(D型改)をつくる」を買取強化中!

アシェット 週刊ガルパン  1号表紙

ご存じモチーフとなった『ガールズ&パンツァー』は2012年10月から翌年3月にかけて全12話を放映。その後OVA、劇場版を経て2017年より劇場公開と併せてOVAをリリースしていく最終章がスタート。現在全6話構成のうち第4話まで公開されています。

アシェット 週刊ガルパン  戦車&フィギュア

今回モデルアップされるのはもちろん、大洗女子学園の主軸・すなわち主役メカであるあんこうチームのIV号戦車。劇中ではD型の状態で発見され、長砲身のF2型を経て、追加装甲を施したH型となって運用されました。

アシェット 週刊ガルパン  戦車サイズ

最終章でも引き続き使用されているこの型を1/12金属製ギミックモデルで再現。完成時のサイズは全長なんと58.5cm、全高も22.2cmの大型サイズとなります。通常アシェットの戦車モデルシリーズは1/16が多いのですが、あえていつもより大型化し、可動フィギュアの標準スケールともいえるスケールを実現。販売中の可動フィギュアはもちろん、シリーズを集めることで同スケールのあんこうチーム5人のフィギュアが付属し、車内に搭乗させて楽しむことも可能です。

アシェット 週刊ガルパン  付属フィギュア
アシェット 週刊ガルパン  リモコン
アシェット 週刊ガルパン  ライトギミック

さらに戦車本体は付属の特製リモコン(なんと大洗の校章型!)によって走行と砲塔部の回転、砲身の上下動、砲撃アクションやライトの点灯、各種セリフと効果音、楽曲再生が可能。さらに『ガルパン』戦車ならではのギミックとして、白旗が飛び出して展開する「白旗ギミック」も内蔵、もちろんリモコン操作で白旗を掲げることが可能です。

アシェット 週刊ガルパン  白旗

各種魅力が詰め込まれた分冊百科週刊ガールズ&パンツァー IV号戦車H型(D型改)をつくる」。2024年1月に創刊したばかり、全100号予定で、現在(記事執筆時2024年10月)40号前後まで発売されています。こうした分冊百科は後から気づいても初期の号が入手しにくくなっていることも多く、序盤の号を探している方も多くいらっしゃいます。集めているうちにたまってしまい場所がなくなった、組み立てる時間がなくなってしまったというお客様。ぜひともお譲りください!

もちろん今回のIV号戦車以外にも、アシェットデアゴスティーニのパートワークもの、途中までや欠号あり、完成済なども含め買取大歓迎です。大量買取や高額買取の場合にはご自宅までうかがっての出張買取も対応させていただきます。まずはご連絡ください!

八朔祭 戦車山車
2024年 八朔祭より 日照戦車山車

余談ですが8月の大洗八朔祭に遊びにいってきました。日照プラントのマークIV戦車山車が練り歩くなど、現在もガルパンが町を盛り上げ、町がガルパンを盛り上げる、そんな関係がうかがえました。11月のあんこう祭や3月の海楽フェスタなど、皆さんもぜひ遊びにいかれてはどうでしょうか。

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投稿者:taguchi

50~90年代バンドスコア多数 トップ画像

1950年代、1960年代ロックのベスト・スコア集にはじまり、70年代から90年代のハードロック・ヘビィメタルの有名バンドのスコアブック27冊をお譲りいただきました、ありがとうございます!

ロック文化が花開き育った1950、1960年代。「ロックを聴いて育った世代」が目覚め、より先鋭化しハードロック/ヘビィメタルを生み出していった1970、1980年代。そして洗練と(良くも悪くも)商業化との折り合いを遂げていった90年代がそろっており、あたかも20世紀ロックの歴史を垣間見るようです。

■1960年代

ビートルズが世界を魅了することから始まった60年代の音楽シーン。続いて1962年にデビューし現在まで解散することなく活動を続けるローリング・ストーンズは、リヴァプールサウンドに対するハードロックサウンドともいえる音楽スタイルを確立。以後多くのアーティストに影響を与えていきます。この時期エリック・クラプトン、ディープ・パープル、ジューダス・プリーストがデビューします。60年代後半にはハードロック以外にもグラムロック、プログレッシブロックなどが誕生していきます。

■1970年代

70年代に入るとハードロックブームといえるムーブメントが起こります。その奔流の中で1971年にクイーンがデビュー。クイーンは各人が作曲に参加することによって、プログレッシブロックやグラムロック、アートロックなどを取り込み、時代によってスタイルを変化させていきます。1991年にフレディ・マーキュリーが死去するまで、ロックシーンをけん引する存在となりました。70年代はエアロ・スミス、スティーヴィー・レイ・ヴォーンがデビューしています。

■1980年代

ハードロックとヘヴィメタル台頭の時代ともいえます。メタリカ、ボン・ジョヴィ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、イングウェイ・マルムスティーン、スキッド・ロウ、グリーン・デイ、ミスター・ビッグ、ニルヴァーナがデビュー。以前のスコーピオンズの時も感じましたが、80年代のバンド名を列挙していると『バスタード』と『ジョジョ』の元ネタが一目瞭然ですね。

■1990年代

セックス・ドラッグ・バイオレンスと、ロックバンドのマイナスイメージを払拭するムーブメントが起こっていきました。そのきっかけの一つにフレディの死もあったかもしれません。スーパーグラス、スリップノット、ゼブラヘッド、リンキン・パークがデビューしています。

50~90年代バンドスコア多数 背表紙

この時期のバンドスコアはアルバム単位でのリリースがほとんどでした。現在ではダウンロード販売が主流になり、曲単位でセレクトでるのが魅力です。一方で手元でいつでも開くことができるという書籍の利点もあり、今でもこの時期のスコアブックを求める人も少なくありません。

古書店三月兎之杜では、国内外のバンドのスコア買取をお待ちしております。
あなたの愛した曲を次の世代に伝えていきましょう。まずはご連絡を!


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投稿者:taguchi

-ご案内-
■お分かりの範囲でお知らせください。
・お住まいの市区町村
・ジャンル/内容など
・大まかな分量など

■出張買取につきまして
現地へお伺い(出張)しての事前のお見積はいたしておりません。
その分の諸経費を買取金額に還元できますように努めております。
お手数ですが、本棚のお写真(書名がわかるもの)をLINEまたは買取ご相談フォームよりお送りください。

■不在時には・・・
特に土日は出張買取で不在の場合がございます。
その場合は、申し訳ございません、後日おかけ直しいただくか、LINEまたは買取ご相談フォームもご検討ください。

(電話番号をタップお願い致します)

 


投稿者:usagi

月刊OUT(みのり書房) 1983~1990 トップ画像

みのり書房のアニメ雑誌、月刊OUTの1983年10月号から1990年4月号をお譲りいただきました、ありがとうございます。

月刊OUTは当初はいわゆるサブカル誌として創刊、第2号での『宇宙戦艦ヤマト』特集の好評を受け、アニメ中心の誌面構成へとシフトしていきました。創刊も1977年3月と現存するアニメ誌の最古参であるアニメージュ(徳間書店)よりも1年以上早いものでした。

両誌の黎明期を支えた『宇宙戦艦ヤマト』は今年(記事執筆時2024年10月)50周年を迎え、2012年から展開しているリメイクシリーズとは別に庵野秀明率いるカラーも著作権許諾を得るなどますます盛り上がりを見せています。

さて、今回お譲りいただいた1983年はアニメ業界、特にマーチャンダイジングの主軸であったロボットアニメにとって転機となる年でした。この年の8月、玩具会社のクローバーが倒産。それでも10月にはロボットアニメだけでも『モスピーダ』『バイファム』『ドルバック』がスタートするなど、相変わらずの勢いを感じさせます。しかしこの年83年7月にはファミリーコンピューターも発売されており、年末商戦の主役が玩具からゲームへとシフトしていく最初の年でした。翌年にはタカトクトイスも倒産するなど、少なからぬファミコンの影響が窺えます。

月刊OUT(みのり書房) 1983~1990 とじ込みポスター

80年代初頭は毎日のように放送していたロボットアニメは、80年代中盤には激減。一方で83年秋は初のOVA作品『ダロス』の発売がスタート。それまで玩具ほか関連アイテムの売り上げによって収益を得ていたビジネススタイルが、作品そのものを販売する方向に変化。テレビアニメも放送後にビデオソフトやLDを販売することで収益化を実現していきます。同時に「後に残る」ものとして、特に作画のクオリティがアップしていきます。しかしいずれにしてもソフトを購入する収入のない児童向け作品は、引き続き不利だったんですね。

1987年に発売された『うる星やつら』テレビシリーズ全話を収録したLDボックスは、33万円という価格にも関わらず6000本が売れるヒット商品となりました。その売り上げによってキティ・フィルムは一大OVAシリーズ『銀河英雄伝説』の製作を実現。1988年から2000年にかけて発売されました。いわば今回お譲りいただいた83年から90年にかけては、アニメの収益方法が大きく変わった激動の時期でもありました。

月刊OUT(みのり書房) 1983~1990 付録ポスター

古書店三月兎之杜ではアニメ雑誌、特に昭和期のものの買取をお待ちしております。
もちろん揃いでなくとも欠号や一部の号だけでも大歓迎です。今回のように付録のポスターなどがあれば査定額もアップさせていただきます。
雑誌類は重量などもばかになりませんので、大量買取の場合は、内容とお住まいによってはご自宅まで伺う出張買取も対応させていただきます、まずはご連絡ください!

投稿者:taguchi

ライプニッツ著作集

自然科学、人文科学、芸術などの書籍を刊行している工作舎の全集『ライプニッツ著作集』全10巻揃をお譲りいただきました、ありがとうございます!

ゴットフリート・ライプニッツは1646年生まれ、ライプツィヒ出身の哲学・数学者です。「われ思う、ゆえに我あり」の概念で名高い合理主義哲学の祖ルネ・デカルト(1596-1650)や、汎神論を提唱したバールーフ・デ・スピノザ(1632-1677)とともに、17世紀の近世大陸合理主義思想を形成しました。

ライプニッツは哲学・数学・科学などの幅広いジャンルで活躍した学者であり思想家であると同時に政治家であり外交官でもありました。例えば数学の分野では、記号論理学、微積分学の創案、2進法の考察などを行っており、今日のコンピューター開発の基礎を築いたともいえるでしょう。そんな彼は法学や政治学、歴史学、神学、哲学、数学、経済学、自然哲学、論理学など、17世紀の様々な学問を統一し体系化しようと試みています。また、同時代の多くの様々なジャンルの学者・知識人と書簡などを通じて活発に交流しておりました。王侯貴族から平民に至るまで交わされた書簡も、今日彼を知る重要な手がかりとなっています。

今回のライプニッツ著作集は、1988年から1999年と10年余をかけて刊行された、世界初の本格的著作集となります。論理学、数学、科学、哲学、宗教や中国哲学に関する研究まで、多岐にわたる主要著作が収録されています。監修と翻訳には世界的に名高い研究者が集結、ライプニッツ研究の大家はもちろん、科学史家、数学史家、宗教学者、そして哲学者の力で編み出されています。まさにライプニッツに関する研究の集大成ともいえるでしょう。


古書店三月兎之杜では、ライプニッツはもちろん、デカルト、スピノザなど17世紀近世合理主義哲学、彼らの影響が強い18世紀~19世紀初頭のカント、フィヒテ、ヘーゲルらのドイツ観念論、そしてそこから続く現代哲学といった各年代の大陸哲学の著作や全集、研究書の買取をお待ちしております。
こうした全集ものは価格はもちろん重量もたいへんなものとなりますので、大量買取、高額買取の場合は、ご自宅までうかがう出張買取にも対応しております。まずはご連絡ください!

投稿者:taguchi

デアゴスティーニ週刊『ワイルド・スピード』日産スカイラインGT-R(R34)  トップ画像

人気のカーアクションムービー『ワイルド・スピード』シリーズ。その第2作『ワイルド・スピードX2』に登場するスカイラインGT-R(R34)を1/8で再現する、デアゴスティーニの『週刊 ワイルド・スピード 日産スカイラインGT-R』をお譲りいただきました。有難うございました。
※週刊『ワイルド・スピード ダッジ・チャージャーR/T」買取はこちらのURLでご紹介中です。

デアゴスティーニ週刊『ワイルド・スピード』日産スカイラインGT-R(R34) 背表紙

今回の分冊百科シリーズは2023年9月の創刊。全110号で完結予定のため、現在(記事執筆時2024年9月)も刊行中です。今回お譲り頂いたのは刊行から半年分にあたる1号から26号まで。分冊百科は価格が安くキャッチーな付録が多い創刊号から集めた方が、途中で収集をやめるケースも少なくありません。

一方で序盤アイテムの売れ行きは良く店頭在庫もなくなりがち、途中からの在庫はメーカー直販でも対応してくれるため、後から集め始めた人にとっては序盤が入手困難になるケースが多いんですね。そのため今回のように創刊から途中までお譲りいただくことは実は大歓迎です。

デアゴスティーニ週刊『ワイルド・スピード』日産スカイラインGT-R(R34) Vol.2

改造ベースとなった実車R34GT-Rは1999年の販売開始。1989年のR32GT-Rに始まるRB26系エンジンを搭載した第2世代GT-Rの完成形ともいえる姿であり、スカイライン派生車としてのGT-R最後のモデルとなります。第2世代GT-Rは国内外の市販車ベースのレースで目覚ましい活躍を見せ、高い評価を得ていました。しかしながら排ガス規制の影響で2002年に惜しまれつつ製造を終了します。

2003年公開の『X2』におけるR34GT-Rは、そうした諸事情への鬱憤を晴らすかのように、劇中序盤、ストリートレースのカリスマとなった主人公ブライアンのパートナーとして圧倒的な速さを見せつけます。

それはあたかも環境問題によってサーキットの優等生から引きずり落されたGT-Rが、アウトローたちの反逆の象徴となったかのような瞬間でした。

デアゴスティーニ週刊『ワイルド・スピード』日産スカイラインGT-R(R34) 1~5

デアゴスティーニではそのブライアンモデルを1/8のダイキャストボディで再現。

完成時は全長約58cmのビッグサイズには劇中ディテールの再現はもちろん、リモコン操作による発光、サウンドとサウンドギミックが盛り込まれています。発光ギミックに関してはヘッドライトほかの各部灯火類に加え、ブルーのアンビエントライトの点灯も実現。

サウンドギミックはクラクションのほかエンジン音を鳴らすことが可能です。そして左右のドアやボンネット、トランクの開閉などミニカーとしての必須アクションはもちろん、サイドウインドウやフュエルリッドも開閉します。

もちろんマガジンでは「スカイラインGT-R」と『ワイルド・スピード』シリーズを詳細解説しています。(画像は公式サイトより)

デアゴスティーニ週刊『ワイルド・スピード』日産スカイラインGT-R(R34) GT-R記事
デアゴスティーニ週刊『ワイルド・スピード』日産スカイラインGT-R(R34)『ワイルド・スピード』記事

古書店三月兎之杜では、アゴスティーニおよびアシェットの買取をお待ちしております。大量買取や高額買取にはご自宅までうかがう出張買取も対応しております。

途中までや欠号あり、キット完成状態も大歓迎、もちろん全巻揃い・未開封は査定額もアップさせていただきます。まずはご連絡ください!

投稿者:taguchi

ヴィンス・ニール『エキスポーズド+2』表紙

1980年代のアメリカロックシーンを代表する(ドラッグ・アルコールによるトラブル面も含めて)モトリー・クルー。創設時から1992年まで在籍し、そして1997年に復帰したボーカルのヴィンス・ニールが、ソロ時代に発表したアルバム『エキスポーズド+2』のバンドスコアをお譲りいただきました、ありがとうございます!

ヴィンスは84年に飲酒運転による事故を起こし、同乗していた「ハノイ・ロックス」のドラマー、ラズルを志納させてしまいます。この事故の影響でハノイ・ロックスは解散。事故のあったその日は奇しくもその4年前、ジョン・レノンが凶弾に斃れた12月8日でした。1992年、ヴィンスは表向きには彼がカーレースに没頭したたという理由で突然バンドを解雇されます。実際にはバンドの音楽路線の問題だったようですが、「音楽性の違い」が表向きではなく真の理由というのも珍しいですね。バンドの不和のほとんどが人間関係などで、表向きが「音楽性の違い」になりがちじゃないですか。

今回のスコアの原型となったアルバム『エキスポーズド』は、モトリー・クルーを離れた直後の93年にヴィンスが発表した11曲収録のソロデビュー盤となります。これに日本盤ではボーナストラックとしてロッド・スチュワートの『BLONDES(HAVE MORE FAN)(スーパースターはブロンドがお好き)』ラモーンズの『I Wanna Be Sedated』の2曲のカバーを加え『エキスポーズド+2』ととしてリリースされました。

ヴィンス・ニール『エキスポーズド+2』目次

モトリー・クルーが音楽路線を変更しようとしたのに反発して解雇された時期ですので、『エキスポーズド』収録曲はむしろモトリー・クルーらしさを帯びていると評価されています。モトリー・クルーというバンドの歴史を語る上でも切っても切れない1枚といえるでしょう。

古書店三月兎之杜では国内外のアーティストのバンドスコアの買取をお待ちしております。バンドスコアという出版形態じたいも、バンドブームであり印刷物が情報の主体であった80年代~90年代を感じさせますよね。もちろんこの時期のバンドブームも忘れてはいけません。かつて夢中になったバンドの音楽を現在に、そして未来に残す上で、バンドスコアを次の世代に譲っていくのも大事なことだと考えます。まずはご連絡ください! 

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東宝怪獣コレクション トップ画像

1954年の『ゴジラ』第一作にはじまる東宝怪獣シリーズの系譜を解説する、デアゴスティーニのパートワーク(分冊府悪化)『隔週刊 東宝怪獣コレクション』の序盤1号から5号をお譲りいただきました。あわせて映画本編DVDが付属した「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX」の一部や、昭和『ガメラ』シリーズのDVDもお譲りいただいております。ありがとうございます!

東宝怪獣コレクション 背表紙

『隔週刊 東宝怪獣コレクション』は2023年8月創刊。 全100号予定で、現在(記事執筆時2024年9月)も刊行中です。各号にはゴジラシリーズを中心とした怪獣のフィギュアが付属。本シリーズの画期的な試みとして、1/700統一スケールでの展開となります。

例えば初代ゴジラは全高50m、84年版以降の平成シリーズでは80m、『シン・ゴジラ』の第4形態に至っては118.5mと倍増。シン・ゴジラの全高は昭和ゴジラ版のキングギドラよりも高い設定です。

東宝怪獣コレクション 1~3 表紙

『隔週刊 東宝怪獣コレクション』の付属フィギュアは、このサイズ設定を忠実に再現しており、100m級の昭和版キングギドラやシン・ゴジラは初代ゴジラの倍のボリュームです。また、『FINAL WARS』版の全高100m、翼長200mのラドンは、まるで巨大な壁のようなシルエットとなっています。

1回で収まらない怪獣は複数の号をまたいでのパーツ収録となっており、たとえばキングギドラ(『三大怪獣 地球最大の決戦』版)は2号から4号、ラドンは6号から8号、そしてシン版ゴジラは3号から7号にかけて収録されました。

6号以降でもデストロイア完全体(『ゴジラVSデストロイア』(1995)/全高120m)やモスラ(『ゴジラVSモスラ』(1992)/翼長175m)、マンダ(『海底軍艦』(1963)/全長150m)などの大型怪獣が複数号にかけて収録されています。逆に初代ゴジラや昭和版のメカゴジラ、ガイガンなど50m級は単独号で揃えることが可能です。いずれにしても全部集めれば、統一スケールによって従来とは異なるディスプレイが実現するでしょう。

東宝怪獣コレクション 集合イメージ
(スケール統一された付属フィギュア集合イメージ。画像はデアゴスティーニ公式サイトより)

古書店三月兎之杜では、デアゴスティーニアシェットなどのパートワークアイテムの買取を強化中です! 欠号ありや途中まででも大歓迎、もちろん全巻揃いの場合は査定額も大幅アップさせていただきます。ボリュームも大きくなりますので、大量買取や高額買取には出張買取にて対応させていただきます。まずはご連絡ください!


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投稿者:taguchi

エヴァンゲリオン初号機をつくる トップ画像

2024年1月に創刊したデアゴスティーニの週刊『エヴァンゲリオン初号機をつくる』をお譲りいただきました、ありがとうございます! 全100号予定で現在展開中(記事執筆時2024年9月)、シリーズ途中段階のアイテムですので序盤にリリースされた分をお譲りいただいております。

エヴァンゲリオン初号機をつくる 背表紙

シリーズ全刊を集めると全高約55.5cmのビッグスケールのエヴァンゲリオン初号機とディスプレイ台座を兼ねた拘束ゲイジが完成。樹脂以外にもメタルパーツなどマルチマテリアルを採用し、劇中の質感や色味を実現します。

エヴァシリーズの身長設定はTVシリーズでは完全には定まっていませんでしたが、新劇場版製作にあたって80mという目安となる設定が決められています。そのため本モデルはほぼ1/144スケールとなり、Nゲージや同スケールのストラクチャーシリーズと絡めて楽しむことが可能です。

エヴァンゲリオン初号機をつくる 表紙

すでにエヴァの可動フィギュアは新劇場版初号機だけに限っても多くの種類がリリースされていますが、もちろんこのサイズは史上初。そのため従来の製品にはなかった、大サイズならではのギミックが盛り込まれています。

たとえば目やコアの部分は起動時や暴走時をイメージして異なる色で発光、さらにエントリープラグの挿入口はリモコン操作によって自動開閉します。また、こうしたギミックをコトントロールする専用リモコンには、劇中BGMを再生する機能も内蔵されています。

エヴァンゲリオン初号機をつくる 台座
(※画像は公式サイトより)

また、専用台座は『新劇場版』の射出ハブターミナルをイメージしており、ロンギヌスの槍やカシウスの槍のスタンドとしても機能します。すべてをセットした時の全高は約74cm!! 肩と腕をホールドすることで劇中設定通りかつ安全にエヴァ本体をディスプレイできます。

また、背面にはハンドガンや各種手首、差し替え用パーツなどのオプションパーツを収納することが可能です。

エヴァンゲリオン初号機をつくる マガジンケース

古書店三月兎之杜では、デアゴスティーニアシェットなどの分冊百科(パートワーク)ものの買取をお待ちしております。全巻コンプは査定額アップなのはもちろんシリーズ途中までや欠号ありでも喜んで買取させていただきます。また、特製マガジンケースなどのオプションパーツも査定対象となります。量が多い場合や高額買取となる場合には出張買取も承ります、まずはご連絡ください!


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投稿者:taguchi

アニメ雑誌

「アニメ雑誌」の中からおすすめの雑誌や人気の雑誌を紹介していきます。

一言で「アニメ雑誌」といっても種類が多く、「どんな内容か分からない」「種類が多すぎて違いが分からない」と思う方もいるかもしれません。

アニメ雑誌に掲載されている内容や魅力、それぞれの違いを1つずつ解説していくので、アニメ雑誌を買う際に参考にしていただければ幸いです。

アニメ雑誌 おすすめランキング

1位:アニメージュ

アニメージュ_引用

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊日:1978年5月26日
発売日:
毎月10日

『アニメージュ』は、徳間書店から1978年5月26日に創刊された月間のアニメ雑誌です。日本のアニメ雑誌では最も歴史が長く、「アニメ雑誌のパイオニア」とも呼ばれています。

掲載されているのは最新のアニメのあらすじや見どころをまとめた作品特集、声優・アニメ制作スタッフへのインタビュー記事、漫画家・声優による連載モノと盛りだくさん。

キャラクターのイラストやアニメのワンシーン、声優グラビアなどアニメオタクの心をつかむページが豊富なのも嬉しいポイントです。宮崎駿が1982年から連載を開始した「風の谷のナウシカ」も有名ですね。

1つ1つの作品を深堀りして細かく紹介しているのが特徴であり、アニメの情報だけでなくアニメ制作の裏側も知れる、まさに「アニメファンのための雑誌」です。

2位:アニメディア

アニメディア_引用

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊日:1981年6月9日
発売日:
毎月10日

『アニメディア』は、学研ホールディングス(当時は学習研究社)から1981年6月9日に創刊された月間のアニメ雑誌です。『アニメージュ』と並ぶ古参のアニメ雑誌として知られています。

『アニメージュ』との違いは「キャラクターに焦点を当てている」ことであり、作品の描き下ろしイラストが多く掲載されています。作品特集にはキャラクターと声優をセットで記載しているので、声優をきっかけに作品を知る・次に見る作品を見つけるきっかけになる雑誌です。

「見る・読む・飾る・参加する 4倍楽しめるアニメ情報誌」というキャッチコピーの通り、ページを見ているだけでも楽しく、作品を深く知れるのが『アニメディア』の魅力です。

3位:月刊ニュータイプ

Newtype_引用

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊日:1985年3月8日
発売日:
毎月10日

『月刊ニュータイプ』は、KADOKAWA(当時は角川書店)から1985年3月8日に創刊された月間のアニメ雑誌です。『アニメージュ』『アニメディア』と並ぶ人気のアニメ雑誌であり、これら3つを合わせて「アニメ雑誌三強(御三家)」と呼ばれています。

内容は『アニメージュ』『アニメディア』とほぼ同じですが、『ニュータイプ』は「取り扱っている情報が広い」のが特徴です。題名の由来はもちろんご存知「機動戦士ガンダム」ですね。

作品特集以外にもゲーム紹介や漫画、コラムなどが掲載されていて、アニメに限らずいろいろな情報を収集したい人におすすめです。

また、作品特集は制作スタッフに焦点を当てた記事が多く、作品を知るというよりはアニメ業界についての知識を深められる雑誌です。

4位:Megami Magazine(メガミマガジン)

Megami magagine_引用

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊日:1999年7月28日
発売日:
毎月30日

『メガミマガジン』は、イードから1999年7月28日に創刊されたアニメ雑誌であり、毎月30日に発売されています。美少女キャラクターを扱っている雑誌であり、美少女系アニメ・萌えアニメの特集がメインです。

美少女キャラクターの可愛いイラストや魅力を掘り下げたインタビュー、イラストが全面に描かれたピンナップなど、ビジュアルにこだわった内容が多いのが特徴です。

美少女キャラクターの魅力を存分に味わえるので、美少女系アニメ好きの方はぜひ読んでみてください。

5位:PASH!(パッシュ!)

PASH!_引用02

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊年:2007年
発売日:
毎月10日

『パッシュ!』は、主婦と生活社から2007年に創刊されたアニメ雑誌であり、毎月10日に発売されています。恋愛ものやBL(ボーイズラブ)など、女性向けアニメの特集が多く掲載されている女性専門のアニメ雑誌です。

人気の女性向けアニメの紹介から男性声優のプライベートインタビューまで、女性のアニメファンにとって見逃せない内容がたくさん掲載されています。

作品特集もストーリーの振り返りからキャラクターのプロフィールまで細かく紹介されているので、作品について深く知れるのも嬉しいです。

その他おすすめのアニメ雑誌

1. 声優グランプリ

声優グランプリ_引用

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊年:1994年
発売日:毎月10日

『声優グランプリ』は、主婦の友社から1994年に創刊された声優情報誌であり、毎月10日に発売されています。名前の通り「声優に特化した雑誌」であり、声優のグラビアやインタビュー、イベントやラジオ情報などが掲載されています。

作品の紹介というよりは、特集される声優の仕事や人となりを掘り下げる企画がメインであり、グラビアとインタビュー記事のページが特に多いです。

「見て読んで楽しむ」ことができる雑誌なので、とにかく声優が好き・推しの声優がいる人におすすめです。

2. 電撃萌王

電撃萌王_引用

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊年:2002年
発売日:偶数月の26日

『電撃萌王』は、KADOKAWAから2002年に創刊されたイラスト・漫画雑誌であり、偶数月の26日に発売されています。「萌えるビジュアルマガジン」をコンセプトに、「萌え」をテーマにした美少女のカラーイラストや漫画を多く掲載しています。

この他にもイラストレーターに萌えイラストを描いてもらう「萌絵萌絵(もえもえ)コロシアム」や、袋とじの「おとなの萌王」などの人気企画もあります。

美少女キャラクターの可愛いカラーイラストが豊富なので、美少女キャラクター好きの人なら読めば満足すること間違いなしの雑誌です。

3. VTuberスタイル

VTuberスタイル_引用

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊年:2021年
発売日:毎月28日

『VTuberスタイル』は、アプリスタイルから2021年に創刊されたVtuber(バーチャルYouTuber)専門情報誌であり、毎月28日に発売されています。

VTuberグループ「ホロライブ」や「にじさんじ」に所属する人気VTuberや、個人で活動しているVTuberの特集など、VTuberに関する幅広い情報を取り上げています。

掲載されているのはVTuberのイベントやアルバムの情報、インタビューやライブレポートなどが多く、VTuberの「今」を知れる盛りだくさんな1冊となっています。

番外編:休刊となったアニメ雑誌

先ほどは現在も刊行されているアニメ雑誌のランキングやおすすめの雑誌を紹介しましたが、ここではかつて刊行されていたアニメ雑誌を5つ紹介します。

掲載されていた内容や休刊となった背景など、それぞれのアニメ雑誌の特徴について1つずつ説明していきます。

1. マイアニメ

マイアニメ

創刊年:1981年
休刊:
1986年

『マイアニメ』は、秋田書店が1981年から1986年に刊行していた月刊のアニメ雑誌です。「機動戦士ガンダム」や「超時空要塞マクロス」など、1980年代に放送されていたアニメの特集がメインでした。

この他にもおもちゃなどのホビー系や、コスプレやフィギュアといった同人系など、幅広いジャンルの情報が多いのが特徴ですが、内容は『アニメージュ』とほぼ同じです。

1980年代後半にアニメブームが去ってからは売上が伸びず、1986年に休刊となりました。

2. アニメック

アニメック

創刊年:1978年
休刊:
1987年

『アニメック』は、ラポートが1978年から1987年に刊行していた月刊のアニメ雑誌です。取り上げていたアニメは「機動戦士ガンダム」や「宝島」であり、アニメの特集よりもファンライターによる評論や設定資料集といった文字ベースの特集が多いです。

「評論と設定資料集の『アニメック』」としてコアなアニメファンから高い評価を受けましたが、1987年2月号で惜しくも休刊となりました。

3. 月刊OUT

月刊OUT

創刊年:1977年
休刊:
1995年

『月刊OUT』は、みのり書房が1977年から1995年に刊行していた月刊のアニメ雑誌です。「若者文化を見る」をテーマに、読者の投稿ページやオリジナル企画など、アニメにこだわらないサブカルチャー系の情報を掲載していました。なかなか刺激的な編集方針が共感を呼びましたね。

サブカルチャー系雑誌としてコアな読者から人気を得ていましたが、1995年にみのり書房が倒産し、これに伴って『月刊OUT』も1995年5月号をもって休刊となりました。

4. アニメV

アニメV

創刊年:1985年
休刊:
1998年

『アニメV』は、学習研究社が1985年から1998年に刊行していた月刊のアニメ雑誌です。元々は『アニメメディア』の別冊として創刊されていました。

OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)が増え始めた頃に刊行されたアニメ雑誌であり、「機動警察パトレイバー」「幻夢戦記レダ」など、テレビで放送されないOVA作品を取り上げていました。

しかし、1980年代後半~90年代前半にOVAブームは過ぎ去り、OVA専門誌である『アニメV』も1998年8月号を最後に休刊となりました。

5. AX(エーエックス)

AX

創刊年:1998年
休刊:
2001年

『AX』は、ソニー・マガジンズが1998年から2001年に刊行していた月刊のアニメ雑誌です。設定資料集やアニメヒロインを紹介する特集など、キャラクターに焦点を当てた記事が多いのが特徴です。

アニメヒロインの特集では「機動戦艦ナデシコ」のホシノ・ルリや、「カードキャプターさくら」の木之本さくらなど、1990年代の人気アニメに登場するヒロインを中心に紹介していました。

出版元であるソニー・マガジンズが2001年にコミック事業から撤退したことにより、同年11月号をもって休刊となりました。

6. ファンロード

ファンロード

創刊年:1980年
休刊:
2009年

『ファンロード』は、創刊当初はラポートが、2003年から休刊までは大都社が刊行していた月刊のアニメ雑誌です。作品やキャラクターを紹介している他のアニメ雑誌とは違い、読者からの投稿をもとに構成されているのが特徴です。表紙も読者が描いたイラストを採用しています。

掲載されている内容はアニメや漫画だけでなく、ゲームや食事、芸能など多種多様であり、一風変わったアニメ雑誌として知られていました。

2009年に雑誌の刊行が終了し、その後は増刊『ファンロード改』『投稿道F』の刊行や電子サービスでの配信を行っていましたが、2012年に『ファンロード電子版』を発行してからは事実上の休刊となっています。

7. 娘TYPE(にゃんタイプ)

娘TYPE_引用

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊年:2009年
休刊:2018年

『娘TYPE』は、KADOKAWAが2009年から2018年に刊行していた隔月刊(奇数月30日)のアニメ雑誌です。元々は同社のアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』の増刊として発行された雑誌であり、美少女キャラクターに特化したイラストや特集がメインでした。

美少女キャラクターの描き下ろしピンナップや読者によるイラスト投稿コーナーなど、美少女キャラクター好きのニーズに合わせた内容が人気でしたが、2018年1月号をもって休刊となりました。

8. 電撃G’s magazine(でんげきジーズマガジン)

電撃G's magazine_引用

画像引用:Amazon 公式サイトより

創刊年:1992年
休刊:2022年

『電撃G’s magazine』は、KADOKAWAが1992年から2022年まで刊行していた月刊のアニメ・ゲーム雑誌です。美少女アニメ・ゲームを中心に取り扱っていた雑誌であり、「ラブライブ!」「Angel Beats!」「結城友奈は勇者である」などの人気作品を輩出したことでも知られています。

オリジナルの読者参加企画からアニメ・ゲーム化などのメディアミックス展開に力を入れ、ジャンル問わず幅広いオタクコンテンツを紹介していましたが、2022年12月号をもって休刊となりました。

休刊後は会員制Webサービス『G’sチャンネル』に移行し、Web漫画の連載や動画配信などを行っています。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

古書店三月兎之杜では、『アニメージュ』『アニメディア』『ニュータイプ』をはじめとするアニメ雑誌の買取をお待ちしております!

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投稿者:usagi

『フランク・ロイド・ライト全集』 トップ画像

今回ご紹介する建築専門書は、前回に引き続き「A.D.A. Edita Tokyo」刊行の『フランク・ロイド・ライト全集』全12冊です。フランク・ロイド・ライトは1867年生まれのアメリカの建築家。ル・コルビュジエ(スイス/フランス)、ミース・ファン・デル・ローエ(ドイツ)と並ぶ近代建築の三大巨匠と称される人物です。

独立して事務所を構えてからは、プレーリースタイル(草原様式)と呼ばれる部屋同士を区切ることなく一つの空間として緩やかにつなぐスタイルを確立して人気となります。その発想の原点には、シカゴ・コロンビア博覧会に日本から出展された宇治平等院鳳凰堂の模型にインスピレーションを得たといわれています。

プライベートで様々な問題を起こしたり事件の渦中の人となりますが、1913年に帝国ホテル新館の設計のために訪日。その後も何度か訪日して設計を進めますが予算オーバーと工期の遅れなどから経営陣と衝突。ホテル建設は弟子である遠藤新が引き継ぎます。しかし1930年代後半、本国で後の代表作となる落水荘、ジョンソン・ワックス本社を立て続けに発表。すでに70歳となっていましたが再び建築家としての名声を得ます。

『フランク・ロイド・ライト全集』は、その膨大な作品を通史というかたちで編集。20数年に及ぶ作品撮影を経ており、1巻から8巻のモノグラフでは多数の写真と図面によって1000を越える作品のほとんどを網羅しています。9巻から11巻のプレミナリー・スタディでは特に重要な作品のスケッチやディテールを含めた図面を収録。12巻のレンダリングは透視図を中心としたドローイング集となっています。

ライトは前回ご紹介した『GA』でも1号(ジョンソン・ワックス本社)、2号(落水荘)と筆頭で取り上げらています。先述の平等院鳳凰堂や帝国ホテルのほか、浮世絵の収集でも知られるなど日本とも縁の深い人物です。そうしたことも(素行のわりには)日本でいまだ人気のある理由の一つなのかもしれませんね。


古書店三月兎之杜では、ライトほか各種建築家の作品集の買取をお待ちしております。全集ものといっても欠号や一部だけでもご相談ください。
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投稿者:taguchi

『Olive オリーブ』1987年〜1989年  トップ画像

『Olive』の昭和末期から平成初頭にかけてのバックナンバーをお譲りいただきました、ありがとうございます。

同誌の創刊は1982年、発行は平凡出版(現:マガジンハウス)。1981年に男性向け雑誌『ポパイ』の増刊として発行され、翌年6月に月2回刊の雑誌として創刊しました。オリーブはアニメーション作品『ポパイ』における、主人公ポパイのパートナーですね。

『Olive オリーブ』1987年

1976年に創刊された『ポパイ』は、それまでの男性向けのファッション誌とは異なり、ライフスタイル全般を提案・プロデュースしていく切り口で人気となりました。それは『ポパイ』が創刊当初はコラム誌として誕生していた点も理由の一つにあるのでしょう。

そして『ポパイ』のカラーを受け継ぐかたちで、『ブルータス』(アニメではポパイのライバル)『オリーブ』は、共にファッションだけでなくサブカルチャーやライフスタイルについての発信が特色となっていきます。

『Olive オリーブ』1988年

『ブルータス』が『ポパイ』を卒業した少年から青年に移る世代を対象としていたのに対し、『オリーブ』はティーン系女子、特にミッション系、一貫教育校などの中高生をターゲットに絞ります。この姿勢が功を奏し、特に80年代には「オリーブ少女」というワードを生み出すほど読者に支持されました。

しかし、90年代に入ってからの読者の趣味嗜好の多様化などが影響し、2000年7月に休刊。この時期に発生したギャル文化、ヤンキー文化に、大人しめの女子を対象としたオリーブの美意識が駆逐されたともいわれています。以後月刊となって復活しますが、2003年6月をもって再度休刊となります。

ただしマガジンハウスの操業70周年の記念事業の一環として、『GINZA』別冊付録となって1号限り復活。さらに2020年には『anan特別編集Olive』としてやはり1号のみ復活しています。これらの復活劇には、成長したかつての「オリーブ少女」たちの人気が根強かったためといえるでしょう。

『Olive オリーブ』1989年

今回お譲りいただいた1987年から1989年分は、バブル期ということもありいわば『オリーブ』が最も輝いていた時代ともいえるかもしれません。読んでみると単なる当時の情報の再確認だけでなく、女子視点で見た80年代ファッションとサブカルチャーの熟成期を垣間見ることができるでしょう。

古書店三月兎之杜では、『Olive』ほかファッション誌の買取をお待ちしております。特に60年代~80年代の昭和期のファッション誌その他各種月刊誌、専門誌など高く評価させていただきます。雑誌は物量が多くなると荷造りも大変ですよね。大量買取や高額買取の場合は、ご自宅におうかがいしての出張買取も対応させていただきます、まずはご連絡ください!

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