【岩波文庫/講談社学術文庫等の大量買取】
この度は、岩波文庫、講談社学術文庫等、学術系の文庫本を大量に宅配にてお売り頂きました。本当はその他にも、同時代ライブラリー、ちくま学芸文庫、平凡社ライブラリー等もございましたが、それはまた別の機会にご紹介させていただきますね。
岩波文庫といえば、昭和2年に発行され、学術的な内容、文学作品等、幅広い分野を扱っていながらも比較的安価なため入手しやすく、沢山の方達がお持ちになられている文庫本だと思います。刊行にあたりドイツのレクラム文庫を参考にしたのは有名です。現在でも復刊フェアが開催されるほど定着しています。この背表紙の色が目を引きますよね。岩波文庫のおすすめは?等と気になられる方もいらっしゃるかと思いますが、この装丁の色分けにも意味があり、その色毎に分野が分けられていますので、どのような内容を読みたいのかによって変わってまいります。
【岩波文庫の色分け】
色は上記の5種類に分けられます。
その色毎の内容も大まかに分けてみると下記の通りです。
■青:哲学/思想/仏教/宗教/自然/歴史/美術/教育/音楽
■赤:海外文学
■白:経済/社会/政治/法
■黄:日本古典文学
■緑:日本近代文学
大体はこのようになっております。
ご自身の気になられる分野のものの色だけでも覚えておくと便利ですよ。
また、今ではこのようにカバーがかかっておりますが、当初はパラフィン紙のみとなっており、昭和62年以降に発行された新刊からは、このようにカバーがかかっているものとなっています。残念ながらパラフィン紙の岩波文庫は弊店では買い取りさせて頂くことが出来なくなってしまいましたが、今回のようなカバー付の岩波文庫でしたら、大量にあるほど大歓迎です。
【講談社学術文庫】
続いてこちらが講談社学術文庫です。留紺色で落ち着いた装丁の文庫本ですね。発行年は岩波文庫よりも後ですが、ご一緒にお持ちでいられる方が最も多いです。価格は岩波と比較すると比較的高めかもしれません。
背表紙にある、このトキのシンボルマークが特徴です。
トキは古代エジプトでは知恵の象徴とされていますから、学術文庫には納得です。
トキは日本の特別天然記念物にも指定されており、つい最近には新潟県に生息しているトキ3羽に生殖羽が見られたという喜ばしいニュースも話題になっていましたね。
古書店三月兎之杜では、学術文庫も積極的に買い取りさせて頂いております。
他にも、河出文庫、ちくま学芸文庫、平凡社ライブラリー、岩波現代文庫、同時代ライブラリー等、学術文庫をお持ちでしたら、是非弊店までご相談ください。
大まかにでも冊数をお教えいただけましたら、事前にもお見積もりをお出し致します。
買取のご相談は、
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