日本の小説家でありながら中国の文学者でもある高橋和巳。39歳というあまりにも若い年齢でこの世を去りました。代表作としては『非の器』『邪宗門』等があげられます。小職が最初に読んだのは『わが解体』でした。
小説とは、頭の中でその場面場面の情景が思い浮かぶよう、多少は横道にそれながら、読者にそれをイメージさせるように書かれているものというのが私の中の小説というものなのですが、高橋和巳の書く文体にはそれがなく、淡々と書きたい事だけが述べられているというような印象を受けました(悪い意味ではなく)。
また高橋和巳のテーマは、それが普遍的なテーマではあるものの、やはり時代性が色濃く反映されております。気軽にちょっと・・・というには重いテーマかもしれませんが、やはり、その考えを理解してみたいという方には是非一度挑戦されてみて下さい。
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