日本屏風絵集成を買い取りさせて頂きました(全18巻揃 講談社)


今となって屏風は身近では見ることがなくなってしまいましたが、江戸時代辺りには最もよく装飾品として置かれていました。元々は風よけとして使われていたのですが、近世に渡るにつれて、水墨画等、屏風絵という装飾を目的として流行っていったそうです。


屏風絵で私が先に思い出してしまうのは、やっぱり一休さんですかね。昔話などでもお馴染みの屏風絵の虎退治。一休さんのトンチの噂を聞いた、ある将軍様が一休さんを城へ呼び、「屏風絵の虎が夜な夜な悪さをしに出てきて困っているので、この屏風の中の虎を退治してみせよ」と一休さんに言うんですよね。それに対して一休さんが「では将軍様、退治してみせますのでこの虎を屏風から出していただけますか?」と言い、決着。子供ながらになるほどなぁ~と思ったのを覚えています。

ちなみに屏風の数え方を皆さんはご存知でしょうか。
1双(そう)1隻(せき)と数えます。
そもそも屏風は向かい合わせにして使うというのが主流でしたので、2つセットで一つ、これを1双と言います。これが2つではなく1つしかないものを一隻と言います。数え方というのも色々あって面白いですよね。

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