トーマス・マンはドイツの小説家です。
日本でも吉行淳之介や三島由紀夫らも、このトーマス・マンには影響を受けたと言われていますが、一番影響を受けたのは北杜夫でしょう。
本名はご存知「斎藤宗吉」を、『トニオ・クレーゲル』の「トニオ」をもじって「杜二夫」そして最終的に「杜夫」になりました。
また、全集の他にもトーマス・マン日記というものありまして、本人からの遺言で、自分の死後20年は開封しないでくれという頼みの元、没後1955年から20年経った1975年に開封され、ドイツでは全10巻として刊行されました。日本ではその10年後、1985年から、日本語訳版として順次刊行という形となりました。
代表作としては、魔の山、ヴェニスに死す辺りが最もメジャーかと思います。
このヴェニスに死すはベニスに死すとして、日本でも映画化されましたよね。
ヴェネツィアを舞台とし、アッシェンバッハという作家が主人公の物語ですが、実際にトーマス・マンもヴェネツィアに足を運んでおり、帰国後すぐにこの物語を書いたそうです。
また、魔の山に関しては、当初の予定では短編小説となる筈でしたが、執筆中に構想が膨らみ、12年もの年月をかけての完結という大長編となりました。これも同様に映画化されているのですが、日本では劇場で公開されておらず、DVDのみで観ることが出来ます。日本では2時間程の物語ですが、流石本国のドイツでは5時間程の完全版も販売されているそうです。
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