気になられた方もいるかと思いますが、こちらには『ベルグソン』と書かれていますよね。これは日本語ではベルグソンと表記されているものが多いためです。それは発音の関係上からきているのですが、近年ではベルクソンと表記されているものが増えてきています。
哲学の定義というのがまた難しいのですが、ドイツの哲学者「カント」は次のように述べています。
古代ギリシャの哲学は、三通りの学に分かれていた。
すなわち物理学、倫理学および論理学である。この区分は、哲学というものの本性にかんがみてしごく適切であり、これに区分の原理を付け加えさえすれば、格別訂正すべき点はないと言ってよい。
イマヌエル・カント、『道徳形而上学原論』、篠田英雄訳、岩波文庫、1976年、5頁、「序言」より抜粋
また、オーストリアの哲学者「ウィトゲンシュタイン」 はこのように述べています。
哲学の目的は思考の論理的明晰化である。
哲学は学説ではなく、活動である。
哲学の仕事の本質は解明することにある。
哲学の成果は「哲学的命題」ではない。諸命題の明確化である。
思考は、そのままではいわば不透明でぼやけている。哲学はそれを明晰にし、限界をはっきりさせねばならない。
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン、『論理哲学論考』、野矢茂樹訳、岩波文庫、2003年、51頁より抜粋
それぞれの哲学の観念が伝わってくる言葉ですが、柔らかくまとめているウィトゲンシュタインの説明の方が分かりやすいかなとも思います。
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