『岩波 世界児童文学集』(全30巻揃い/岩波書店) を富山県高岡市より宅配にて買取させていただきました。
児童書っていいですよね。今、読んでも面白いと思える作品は多数あります。
例えば、非常に有名所ですが「赤毛のアン」。
言うまでもないですが、”みなし子として引き回され、学校へも通えず働かされていた赤毛の少女の話。しかし、その少女はちょっとした手違いで、グリン・ゲイブルズという老兄弟に引き取られることとなる。好きなことは話すことと・空想。愛情に飢えていた彼女は、二人のもとで健やかに育っていきます。”誰が読んでも、笑いと感動をもたらす名作ですね。
ちょっと変わったところで、「りかさん」ご存知の方も多いかもしれませんが、自分は大好きな話です。”ようこが欲しかった人形は『リカちゃん人形』。ところが、おばあちゃんがわざわざ送ってくれたのは、市松人形の『りかさん』。最初はがっかりした、ようこだったが『りかさん』と心を通わせ、『りかさん』がようこの中で掛け替えのないものになっていった。人の強い想いを受け受けてきた、様々な人形たちと出会い、陽子がその苦しみ・悲しみをしっていく成長の物語。”
他にもまだまだありますが、今回、お自分が好きだった『シェパートン大佐の時計』が収録されていました。こちらのお話は、「グーニーズ」くらいワクワクします。
足にハンディを持ちながらも想像力豊かなデイビト・ワイルドなアーサー・発明家のピーターの3人組が、デイビトの家におじいさんの代から置いてあるシェパートン大佐の大時計の謎に迫っていきます。周囲の大人のサポートをもらいながら3人組はついに「シェパートン大佐」の正体を明らかにします。
彼ら3人はイタズラ好きで、とくにピーターがトームズ先生にしたイタズラは大人でも笑ってしまうと思います。基本的に怖いもの知らずの年頃なので、読んでいるこっちもハラハラしてしまいます(笑)
「認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものを。」って、これは某アニメの少佐の方でしたね(苦笑)
仕事の手を止めて、斜め読みではありますが読み始めたら没頭してしまい。あと1章、あと1章と結構読んでしまいました。あぁ、こんな冒険してみたかったなぁ。。。
と、この歳で読んだからなのか、そういった目線で読んでしまい、メインの登場人物3人より周囲の大人の魅力に気付かされました。自分もこんな大人になれるといいなと思い読み進めてました。
児童文学なのにとても濃くて面白い内容となってますので、ぜひ読んで頂きたい作品です。
---------------------------------------------
買取のご相談は、古書店三月兎之杜の文学全集買取のお申し込みページよりご相談下さい。
メールでのご相談はこちら
お電話でのご相談は、フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)までお願い致します。
その他の買取事例は、こちらよりご覧になれますので、ご覧ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓