福岡県福岡市より、野間宏の『完本 狭山裁判』(限定千部/藤原書店)を宅配にてお売りいただきました。
弊社の地元である埼玉での事件です。1963年5月1日に埼玉県狭山市にて起きた、高校一年生の女の子に強盗・強姦をした事件で、誘拐殺人事件とも言われることもありますが、”誘拐罪”では起訴されていないとのことです。
これは被差別部落の運動として有名です。そしてこの本は、事件に関しての取り調べ・捜査・犯人探しの杜撰さを大変良く記録していると思います。
冤罪事件が起きると警察・検察の自浄能力が問われております。警察組織・検察組織の問題と、各組織に属している人を育てる問題の両サイドから考えると、結局、冤罪事件の再発を防ぐことに繋がるのだろうか・・・と考えてしまいます。
このブログを書くにあたって、映画の「それでもボクはやってない」を思い出します。こちらの映画は、痴漢の冤罪をテーマにされております。ご興味のある方はご覧になってみて下さい。
ご相談は、古書店三月兎之杜の古本買取サイトを是非ご覧ください。
フリーダイヤル:0120-996-504(10-20時/年中無休)でもお受けしております。