『日本書学大系』( 同朋舎 本篇39冊 研究編10冊 全49冊)を宅配にてお譲り頂きました。
この度は日本の書学でしたが、日本に限っていない書学大系全85巻(89冊)揃 碑法帖篇1期2期,研究篇 同朋舎というものもございます。
どのような内容か簡潔に申しますと、書法について解説されているものになります。勿論それだけではなく、書道史、美術史、時代思潮等も考察されており、書を嗜んでいる方にとって、大変有用です。
日本では、終戦まで書道を漢字・かな・篆刻の三つに分け、一般的には男性が「漢字」を習い、女性は「かな」を習っていました。この頃書道は、いつも実用の為に使われてきました。ところが、終戦を境にして、書は芸術的なものへと発展し、新しい書の表現方法が幾つも誕生するようになったのです。
また「かな」は、日本の文化史上の偉大な”発明”であるとも言われています。
何故”発明”なのかということに関しても考察されておりますので、お手本としてだけでなく、書についてから学びたいという方にも、是非読んで頂きたい内容です。
ちなみに「日本書学大系」にも使われている書学という語は、書の形式を集成したものであり、中国では「書道」という言葉を使わず「書学」という言葉が使われています。
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