『講談社の絵本/ヒットラー』を宅配買取にてお譲り頂きました。


今回お譲り頂きました『講談社の繪本ヒットラー』(昭和16年・大日本雄弁会講談社発行)。様々な『講談社の絵本シリーズ』を手にとってきた私も、思わず声を上げてしまいました。

実は『講談社の絵本』シリーズの中でも、こちらのヒトラーの絵本は、今でも大変希少な価値があります。
何故かと言いますと、このシリーズは後に全24巻で復刻されたのですが、「ヒットラー」は復刻されておらず、今では中々手に入らない一冊だからです。世にヒトラーに関する書籍は沢山ありますが、ヒトラーの”絵本”というのは、それだけでも珍しいと思います。

ヒトラーといえば、おそらくは残虐な独裁者という印象が皆様の中にほぼ根付いている事だと思います。
こちらの絵本から少しだけご紹介させて頂きますと、

ヒットラーは子供の頃あまり体が丈夫ではなく、家の中で絵本を読んだりしていることが多い子でした。

その為、大きくなったら絵描きになりたかったものの、お父さんは偉い役人になれと進めてきて悩んでおりました。

その時、ある歴史の先生に感化され、自分は立派なドイツ人になってみせると固く誓ったのです。


勿論、絵本なので独裁者としての残虐な描写はございません。それに当時は同盟国です。ちなみに発行の昭和16年は太平洋戦争の開戦の年でもありました。

その他にも『講談社の絵本シリーズ』は、「ゴールド版」などもあります。そちらでは乗物画集、主に「こだま」「つばめ」等の電車の絵本が今でも人気となり、希少価値が高いものとなっております。

売却のご相談は、古書店三月兎之杜の文化・教養・趣味買取ページよりお気軽にご相談下さい。
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