※写真は第9回配本(2006年3月)の綾辻行人・著『びっくり館の殺人』(サイン本)です。
今回は『講談社ミステリーランド』をご紹介しましょう。
“かつて子どもだったあなたと少年少女のため”というコンセプトのもと発行されました。
大人に人気のミステリー作家陣が、大きな文字とルビ付きのジュブナイルを書き下ろした、一風変わったシリーズです。
本によっては内容が陰惨なものもあったりするなど、見た目は子供向けでも内容は大人向けだ・・とか、こういう読書経験は子どもにも必要だ、など考え方が分かれるようです。
ただ、大人が読んでも遜色の無い内容ですし、子どもでも安心して読めるライトなものも多くあります。
ミステリー好きは入り口がC・ドイルか江戸川乱歩という時代の小職には、様々な作家の作品が読めて羨ましい限りです。
ちなみに、人気はあったのですが、装丁に使用していた用紙が製造中止になったという理由のため、2009年7月の第16回配本で一度一度途絶えています。
その後、2011年3月より再開され、第17回まで配本されました。作家だけでなく、装丁へのこだわりも垣間見えますね。
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