お蔭様で手品の古本は定期的に買い取りのご依頼を頂いております。
中にはリピーター様も多く、有難うございます。
ただ、久しくブログではご紹介しておりませんのでしたので、前回の「マジック・手品の古本を高価買取/ターベルコース・イン・マジック/カード奇術など」の紹介以来、久々となりますね。
さて今回は、神奈川県厚木市にお住まいのお客様より「手品のマニュアルがたくさんあるので大量に買い取ってほしい」とのご依頼を承り、日程の関係で宅配買取にて買取致しました。
写真にございますレクチャーノートの他に大量の本をお譲り頂きました。
日本人マジシャンが書いたもの、外国人マジシャンによって書かれたものが日本語に訳されたものなどたくさんの本がございました。
中身を少し拝見したところ、手品のやり方・観客への見せ方・心得などが記されていました。
種明かしをするのはマジシャンにとっては不都合なことだと私は思うのですが、著者の方々は余すことなく丁寧に解説してくれていました。
「多くの人に手品を楽しんでほしい、そのためなら自分の持ちネタを明かしてもいい」との想いは世界共通なのかもしれませんね。
こちらは日本を代表するマジシャンの一人、故.石田天海の自伝『奇術五十年』です。
昭和36年に朝日新聞社より出版された初版のものです。
石田天海は、妻のおきぬと共にアメリカで手品の腕を磨き、海外のマジシャンと演技対決を行なったこともあります。
当時「テンカイ」の名は広く知れ渡り、「テンカイ・パーム」「テンカイ・アジャストメントジョグ」など技名にも使われるほど奇術界に影響を与えたそうです。
これから忘年会のシーズンですね。
初心者向けの本も多く混ざっていますのでこれらのレクチャーブックを読んで練習すれば忘年会では注目の的間違いなし!拍手喝采! なのではないでしょうか。
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