バンドスコア買取事例|ヴィンス・ニール『エキスポーズド+2』

ヴィンス・ニール『エキスポーズド+2』表紙

1980年代のアメリカロックシーンを代表する(ドラッグ・アルコールによるトラブル面も含めて)モトリー・クルー。創設時から1992年まで在籍し、そして1997年に復帰したボーカルのヴィンス・ニールが、ソロ時代に発表したアルバム『エキスポーズド+2』のバンドスコアをお譲りいただきました、ありがとうございます!

ヴィンスは84年に飲酒運転による事故を起こし、同乗していた「ハノイ・ロックス」のドラマー、ラズルを志納させてしまいます。この事故の影響でハノイ・ロックスは解散。事故のあったその日は奇しくもその4年前、ジョン・レノンが凶弾に斃れた12月8日でした。1992年、ヴィンスは表向きには彼がカーレースに没頭したたという理由で突然バンドを解雇されます。実際にはバンドの音楽路線の問題だったようですが、「音楽性の違い」が表向きではなく真の理由というのも珍しいですね。バンドの不和のほとんどが人間関係などで、表向きが「音楽性の違い」になりがちじゃないですか。

今回のスコアの原型となったアルバム『エキスポーズド』は、モトリー・クルーを離れた直後の93年にヴィンスが発表した11曲収録のソロデビュー盤となります。これに日本盤ではボーナストラックとしてロッド・スチュワートの『BLONDES(HAVE MORE FAN)(スーパースターはブロンドがお好き)』ラモーンズの『I Wanna Be Sedated』の2曲のカバーを加え『エキスポーズド+2』ととしてリリースされました。

ヴィンス・ニール『エキスポーズド+2』目次

モトリー・クルーが音楽路線を変更しようとしたのに反発して解雇された時期ですので、『エキスポーズド』収録曲はむしろモトリー・クルーらしさを帯びていると評価されています。モトリー・クルーというバンドの歴史を語る上でも切っても切れない1枚といえるでしょう。

古書店三月兎之杜では国内外のアーティストのバンドスコアの買取をお待ちしております。バンドスコアという出版形態じたいも、バンドブームであり印刷物が情報の主体であった80年代~90年代を感じさせますよね。もちろんこの時期のバンドブームも忘れてはいけません。かつて夢中になったバンドの音楽を現在に、そして未来に残す上で、バンドスコアを次の世代に譲っていくのも大事なことだと考えます。まずはご連絡ください! 

LINE査定
フリーダイヤル
よろしければシェアお願いします