哲学思想関係の古本を買い取り&古書交換会のお話&ハンナ・アーレント

哲学思想関係

こちらは買取りといいましても、全古書連の交換会で競り落とした書籍です。
古書店が地域ごとに支部を作っておりまして、そこで売買を行うのですね。
 挙手によるセリと、置き札(紙による入札制)があります。
地域外からの参加も自由ですので、今回は東京都内の出張買取の合間に、久々にお邪魔してみました。

本はこうやってヒモで縛って、机の上にドンと置いてあります。
これもコツがありまして、片手でヒョイと持ち上げても崩れません。
ヒモで縛ると本が傷まない?とご心配の皆様、ご安心下さい、


ちゃんと紙であて、ヒモも平らに縛っておりますので、ぜんぜん傷みません。
特にこのような綺麗な本は、出品する側も気を使っていますね。

ところで写真にハンナ・アーレントの本が見えましたが、映画が公開されていましたね。
と、ここで検索したら、まだ上映しているようです。お早めに!
昨年、同業者と一緒に見に行きまして、お話としては「イェルサレムのアイヒマン」が中心となります。
なかなか迫力のあるストーリーでした。
劇中のハンナはタバコをプカプカで、個人的には、このような先生は敬遠したいですが(苦笑)。
 監督はマルガレーテ・フォン・トロッタ。過去に「ローザ・ルクセンブルグ」も撮っていて、自分も若いころ、岩波ホールへ足を運んだことがあります。
ちなみに、ローザの古本はまだそこそこ売れるようです。レーニンはからきしダメです・・・。

今回はこのへんで。

少しでも気になられましたら、
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