古典文学から学術書、雑誌・コミックまで、様々な書籍を買い取りさせていただいております弊店ですが、今回はバンドスコアをお譲りいただきました。
メジャーデビューから35周年の今年、古巣とであるトイズファクトリーと再々契約して展開するJUN SKY WALKER(S)の2冊「ひとつ抱きしめて」「Let’s Go Hibari-hills」です。
バンド名の通り空に突き抜けるようなサウンドという印象があります。昭和末期のデビューで、90年代初頭のバンドブームをどちらかといえばけん引する側だったかもしれませんね。デビュー2枚目の「歩いていこう」を皮切りに「白いクリスマス」「START」など、タイアップ曲を含め立て続けにヒットし、町やお店、スキー場の有線放送よく流れていました。そういえばバイト先の大塚のカラオケ屋の女の子がファンでしたね。(S)が重要らしいです。
1989年6月発行の「ひとつ抱きしめて」は、前年11月にリリースした同名の2ndアルバムの曲を収録。ボーナストラック?ボーナススコア?として「カステラ」の特別アコースティック・バージョンが収録されています。
1990年7月発行の「Let’s Go Hibari-hills」は、同年6月の4枚目同名アルバムからですね。発売時期が近い点からも、どんどん彼らの評価が高まっていることが窺えます。
現在ではデータ販売が主流となっているバンドスコアですが、当時のバンドスコア(ブック)は、関連グッズとしての側面も担っており、スコア以外にもグラビア写真や様々な読み物企画が盛り込まれていました。
森純太氏のインタビューページの「今、一番注目しているアーティスト・ライバル視しているアーティストは?」「ドリフターズ、クレイジーキャッツ」は、個人的に最高に痺れる回答ですね。この時期・このタイミングで本来のドリフとクレイジーが持つ高い音楽性をもってくるのは素晴らしいですし、逆にいえばデビュー間もないバンドとしては大言壮語ともいえるかもしれません。むちゃくちゃ生意気でかっこいい!
やはり古い本は本来の役割以外にも、当時の色々なことを連鎖的に思い出させてくれます。バンドブームを知る世代なのでバンドスコアから色々思い出しましたが、それぞれの世代に鍵となる書籍があると思います。古い雑誌なんかも記事や作品を読むより、当時の広告を見るとなつかしさや時代の「匂い」を思い起こしたりしませんか?
三月兎之杜の森ではバンドスコアの買取を行っております。コレクション整理の際にはお気軽にご相談ください。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。
バンドスコア買取では1冊最低100円での買取保証を行っております。ぜひコレクション整理の際にはご相談ください。
※詳細は以下バナーをクリックしてください
バンドスコア買取ページはこちら