買取事例『新版 国鉄電車 ガイドブック 新性能電車(直流編/交流偏)』をお譲りいただきました。

国鉄電車の解体新書

国鉄電車 ガイドブック カバー

誠文堂新光社より1976年に発行されました『新版 国鉄電車 ガイドブック 新性能電車』直流編/交流偏の2冊をお譲りいただきました。この度は三月兎之杜にお任せいただきありがとうございました。

誠文堂新光社は2000年代にも雑誌『鉄道画報』を出版していて、長年にわたり鉄道書籍も支えいる出版社です。出版当時の直流電車と交流電車の最新性能を紹介しているガイドブックで、当時に直流と交流で分けられている書籍は貴重な文献となっておりました。

現在はネットを調べればある程度のことはわかります。ですがこのような専門性のある知識については、博学者から聞くか専門書の文献を確認するほかありませんでした。そうした中でこうした分野ごとの専門書を出版してくれたことは喜ばしいことです。

 

直流と交流の違いを徹底解説

国鉄電車 ガイドブック

変電所により直流電流に変換された電力で走る電車を『直流電車』と呼び、交流電流の電力を受けて走る電車を『交流電車』と呼ばれています。鉄道では一般的な違いになりますが、初めて聞く人からすると「直流と交流で何がどう違うのか?」と感じることになると思います。そんな違いについてや直流電車と交流電車の技術進歩についても言及されています。

近年にかけて姿形は大きく変わらずに、性能はどんどん進化している鉄道車両。社会のインフラを支える舞台骨子でもあり、都内に限らず各所で主な移動手段として利用され続けています。当時出版されたタイトルである「国鉄」から現在は「JR」に変わりましたが、人を安全かつ正確に送り届けるという思いは当時から変わっていません。その思いがあるからこそ鉄道車両も今もなお進化を続けているのでしょうね。その進歩の道程を記した数少ない書籍だと認識しております。


鉄道をはじめ乗り物の専門書をご整理の際には、ぜひ古書店三月兎之杜までお気軽にご相談下さい。

古書店三月兎之杜の鉄道・乗り物ページを是非御覧ください

  

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