少林寺拳法の始祖である宗道臣が戦後日本で祖国復興において、民族愛や郷土愛を超えた新しい思想を持った人育成を行うための手段として少林寺拳法を設立しました。
氏は理想についての説法を説くだけでは人々には響かないことを理解しており、ダルマより伝わったとされる秘技を時代に合わせた拳法として確立させて布教することにします。その流れで拳法として身体を鍛え、釈迦とダルマの教えを自身の経験や悟りの見地から布教しました。
その結果として、技術と心構えを1冊にまとめた本が『正統少林寺拳法教範』となります。高弟が教範を持ち、各地で道場を開き全国的に教えが広がったのには、この教範の存在が大きかったことでしょう。
武術・武道と括られることの多い少林寺拳法ですが、それは少林寺拳法の側面の1つであり心構えを学ぶ場としての大事さが伺える教範になっています。
宗道臣の考え方や思想は時代に合わせて教範も変化をしていますが、骨子の部分は変わらず今も脈々と受け継がれているのもこうした教範があるからなのでしょう。
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