今回は長野県のお客様から陶器に関する本を多数お譲りいただきました。どうも有難うございました。
その中で紹介する本は、柴田コレクション展という図録です。こちらの書籍には「佐賀県立九州陶磁文化館」で行われていた「柴田コレクション展」の展示物が記録されております。
「柴田コレクション」とは、柴田ご夫妻が収集した貴重な江戸時代の有田焼等を指す言葉ですね。また、そのコレクション数は数千点以上なのだとか。膨大な江戸時代の有田焼を収集していたという事実にも感嘆することながら、ご夫婦はこれらのコレクションを体系的に収集していたと言うから驚きました。
夫の柴田明彦氏いわく、有田焼には2つの価値があったと考えていたそうです。それは当時の生活や文化などが感じ取れる「民俗学的な資料としての価値」と、出土した場所から当時の古文書の事実を裏付ける証拠としての「考古学的価値」とのこと。そしてご夫妻はこれらの有田焼を平成3年から平成15年にかけて「九州陶磁文化館」に寄贈し、その有田焼達を展示した回が「柴田コレクション展」なのです。
貴重なコレクションの図録ということで、華やかなデザインに目を引かれながらパラパラとページを捲っておりました。
というのも私は陶器の書籍を買い取らせていただきますと、掲載されている陶器のデザインが気になり、目を通さずにはいられないものでして。^^;
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