様々な東洋医学に関する本をまとめて68冊お譲りいただきました。どうもありがとうございます。
ラインナップは
・整体
・鍼灸
・カイロプラティック
・マッサージ
・漢方
などなど。
並べて眺めてみると、カイロプラティックの関する本が目に付きます。長く健康ブームが続いていることも相まって、お陰様で当店へのご依頼も増えてきております。誠に有難う御座います。
カイロプラティックについては、何回かブログにて綴っておりますので、そちらもご覧いただけると幸いです。
『上部頸椎カイロプラクティック 哲学・科学・芸術』(たにぐち書店)をお譲りいただきました。
真・IポジションセミナーDVD (カイロプラクティック)をお売り頂きました。
今回は、湯本求眞 編著 『皇漢醫學』(皇漢医学/こうかんいがく)にクローズアップしたいと思います。なぜかというと、東洋医学の歴史に多大なる影響を与えた医学書の一つだからです。
現在までの東洋医学に影響を与えた医学書は多数ありますが、以前ご紹介した漢方医学の漢方医学”腹診”の代表的文献『腹證奇覧』もそのひとつ。
著者の稲葉文礼が亡くなった後に弟子の和久田叔虎が著した『腹證奇覧翼』とあわせて明治以降から今なお準拠されています。紹介記事でも「腹證とは?」について簡単に触れましたが、お医者さんでおなかをトントンして診察するアレですね。
次に『医界之鉄椎』/和田啓十郎著。
明治維新によって西洋医学中心の教育制度に書き換えられ、医師免許規則が制定されたことにより、漢医たちは猛反発。医師として認められなかったんですね。突如として衰退の危機にさらされてしまいました。
いかに有用性を哲学的に説いた『医界之鉄椎』は昭和に入ってから再評価されるきっかけとなりました。
そしてこちらの『皇漢醫學』
著者の湯本求眞は、前述の『医界之鉄椎』を読んで感銘を受け、漢方医学の門戸を叩き、研究に没頭しました。当時の医学界に漢方医学を再現しようと現代的解釈のもと経験をまとめあげた医学書です。おなじく、漢方医学が再評価されるきっかけとなりました。
いずれの書も、発行されていなかったとしたら、現在漢方医学はここまで身近なモノにはなっていなかったかもしれませんね。
私のかかりつけの病院では、いつもツムラさんの漢方を処方してくれるので、家族ともども大変お世話になっております。恐らく、当時処方された漢方が私の体にとても合うモノだったのでしょう。罹った時の症状の改善のみならず、飲み終わったあとも幼少期からの消化器系の悩みのタネが劇的に改善し、快適ライフを得られました。
漢方を布教するつもりはありませんが、私はもっぱら漢方信者です。
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