『大乗仏典 中国・日本篇』全30巻揃(中央公論社)をお譲りいただきました。どうもありがとうございました。
大乗仏教(だいじょうぶっきょう)については以前、パーリ仏典のご紹介記事にて少し触れましたね。大乗とは読んで字の如く、”大きな乗り物“のことです。乗り物は教えを意味し、偉大な教えのことを表します。
ブッダが開いた仏教は、様々な形に派生して発展していきました。「日本へ仏教が伝来した」というのは大乗仏教のことで、そこから天台宗や浄土教などが生まれました。
こちらはインド篇につづいて中国・日本の代表的な仏典をあつめた「中国・日本篇」となります。大乗仏教の影響を受けている仏教の仏典が勢揃いしております。
例えば、唐以前の5世紀の間の経典や文献が石窟内に閉じ込められ、約1000年の時を経て発見された敦煌文書もまた大乗仏教が大元です。
書道関係として敦煌書法の資料は入ってくるのですが、どれも発掘された書物の図録なので、破れていたり、漢文だったりと、正直な所なんて描いてあるのか全くわからず。訳本もなかなかご依頼が無いんです。当店としては仏典はかなり重宝しておりますので大変嬉しく思います。
敦煌の他にも日本であれば「一休・良寛」や「親鸞」、「空海」、「最澄・円仁」など、中国なら「弘明集」、「中国密教」、「摩訶止観」など、豪華なラインナップが揃っています。
古書店三月兎之杜では仏教に関する古本・専門書を買取させて頂いております。
上座部、大乗など、地域や学派、宗派問わずお取り扱いしていますのでお気軽にご連絡ください。
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