『イナガキタルホ詩集』『山頭火中央道追跡』ほか名古屋豆本を多数お譲りいただきました。ほとんどが外袋に入っており綺麗な状態です。どうもありがとうございます。
今年は版元であった亀山巌氏 没後30年の節目ということで、名古屋豆本のイベントが2月~3月に開催されていました。残念ながら都合が合わなくて行くことは叶わず・・・
今回買取した中で一番多かった山頭火シリーズの著者・木下信三先生のトークイベントが織り込まれていたり、全冊展示されていたりと、名古屋豆本ファンは唸るイベント・・・だったのでしょう。。。行きたかった。
行けなくてもんもんとした気持ちが消えずに過ごしておりましたが、、以前に葛飾北斎展に行ったらなんと豆本が物販にズラリ。写真撮らせてもらえばよかったな~。
さて、豆本とは「極めて小さい本」のことです。国や編集社によっては豆本と呼ぶための大きさが定義されていることもありますが、特に明確な規定はありません。小さい本と感じればそれは豆本です。
ちなみに文庫本の一般的なサイズが横10.5×縦14.8センチです。大正時代ではその大きさでも豆本と呼ばれていましたが、現在ではそれより一回り以上小さければといったところでしょうか。
今回の名古屋豆本は横7×縦10センチ。豆本と呼ばれる本で一番多いサイズです。文字もしっかり認識できてちゃんと本として楽しめるサイズ感ですね。
名古屋豆本の特徴としましては、300部限定、横7×縦10センチで名古屋の郷土史が扱われることが多いです。例えば『山頭火名古屋地図』木下信三や『むかし名古屋』亀山巌など。
「えぞ・まめほん」が創刊して以来、よねざわ豆本、やまがた豆本、秋田豆ほんコなど、地域名を冠し郷土色が色濃くでた豆本が次々と発刊されました。
そういえば関東はかながわ豆本しか聞いたことがありませんね。最近は自作されている作家さんも多く、先日はヒルナンデスでも特集されていましたね。これから豆本を作ろうと思っている方、特に北関東の方チャンスですよ。
ぐんまめ本とかさいたまめ本とかぜひ作ってください。
古書店三月兎之杜ではマイクロブック・豆本を積極的に買取させて頂いております。今回のようにレーベルまとめて買取はもちろんのこと、出版元がバラバラでも構いません。整理をご検討の方はぜひご相談ください。
詳しくは古書店三月兎之杜の豆本買取のWEBサイトを是非ご覧ください。
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