アガサクリスティ著ミステリー小説(ハヤカワ文庫)をお譲りいただきました。どうも有難う御座います。
①-1~65、76~79の69冊とかなりの冊数です。元の持ち主様は無類のミステリ小説好きとあって、査定の合間にミステリ小説話が弾んでしまいました。楽しい時間を有難う御座いました。
今回お譲りいただいた作品の中には以前ブログで「私の初ミステリ」とご紹介した『そして誰もいなくなった』もあり、懐かしい気持ちになりました。当時はまだ小学生でよくわからないながらにも、緊迫感とゾッとする人間の闇の部分に引き込まれました。登場人物が多くて覚えきれずに、何度もページを戻った覚えがあります。
年を取るごとにわかること、感じることもあって何回読んでも引き込まれてしまうお気に入りの一冊です。
その後エッセイを連載中の千澤のり子先生、そして竹本健治先生や横溝正史先生らの描く世界に住む一人になったかのようにのめり込んでいき、順調にミステリ小説へハマっていくのでした。
ただ、どんなに巧妙なトリックで、どんなに残忍なミステリだったとしてもアガサ・クリスティの「世の中に、本当に心の底から悪い人は、めったにいない。ただ、みんな、ちょっとおばかさんなだけなのよ。」という発言が心の隅で引っかかるんです。この言葉によって、憎まれる登場人物が愛すべき人間に見えたり、ちょっと残念に見えたり、いろんな角度から見れるようになって面白いですよね。もしかして…これもトリックなのかも?
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