若者向け情報誌『スコラ』(株式会社スコラ 講談社/1990年代全号揃)をお売り頂きました。どうも有難うございました。
『スコラ』といえば同時期の『GORO』なんかに比べてもっと男性向けな性の話に特化した雑誌、というイメージでした。しかしながら創刊時頃では、そこまでそういった記事があったわけではなかったそうです。ただ性の特集をやるたびに部数が増えていって、気づいたら毎号掲載になっていたとか。
雑誌が圧倒的に売れていた華やかなりし頃だからこそ、何かに特化しないと部数が伸びなかったそんな時代でしたからね。学生の頃には買うの恥ずかしくて敬遠しがちだったのがこの雑誌でしたね(買ってるのがバレたら何を言われるかヒヤヒヤものです・・・。)
実は講談社がバックにいるというのは有名ですが、講談社の名前が雑誌に載っているのは初期の僅かな期間だけで、それ以降は株式会社スコラだけになっていますね。ビートたけしが連載を持ち掛けられた時、スコラという名前から怪しんでいましたが、後ろに講談社がいると分かってすぐ受けたなんて話があるそうです。
少々見辛いですが特集記事はやはり性に関するものが多いですね。「アダルトビデオ年鑑」とか今でも普通に読んでみたい特集ですね。当時の流行など、表には出ない文化史の裏面として色々知ることができそうです。
またこうやって並べてみると90年代の『スコラ』は表紙が他の雑誌よりも統一感がありますね。ロゴとか文字の雰囲気を統一するのはままありますが、スコラは写真の構図や背景まで統一しているような感じです。こうやって並べてみるとそれに気づきますが、当時はそんなことは全く気にしてませんでしたね。当然と言えば当然ですが、売れる雑誌というのはこういった当たり前のことを当たり前にやっているんですよね。
性の記事の他にも車の記事も多いですね。「ル・マン」や「GT-R」など、何かの見ているだけでワクワクしてくる言葉ですね。「ポルシェ996」は空冷から水冷エンジンに変わったりと911がフルモデルチェンジしたものですね。色々変わり過ぎて当時の評価はあまり芳しくなかったように記憶していますが、近年では当時の評価の煽りで他のポルシェのマシンより若干安価で購入できるという事で人気が出てきているとか、乗り心地は当然ポルシェな訳なので、意外な形の再評価ですね。
エロとカオスとが混在していた雑誌『スコラ(90年代)』のご紹介でした。
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