(追記)ご縁があり、増永先生の医王会指圧センターより委託を受けまして、弊店でも新本販売をすることになりました。
ご購入は→Amazonにて定価販売しております(こちらをクリックお願い致します/出版社廃業につき在庫限りです)
『経絡指圧 治療百話』(平成6年増補版)も新本販売中です。こちらからご覧ください。
<他の経絡指圧、増永静人先生関係の著作>
『症状別 家庭でできる指圧』『図解 病気を治す指圧入門』(共に有紀書房)を増永先生宅に新本未読で保管されていた状態で、少部数限定で販売中です。
『スジとツボの健康法-生命のひびき-』増永静人著/潮文社
-目次-
・はしがき
・スジとツボの神秘
・スジとツボの現れ方
・スジとツボの実験
・スジの生理・心理学的機構
・スジによる日常の健康法
・スジの六機能系
・スジとツボの押さえ方
・痛みをとるスジ
・異常を感じたとき
・病気にならないために
・あとがきにかえて
(2016年新装版、218頁/本が執筆されたのは昭和50年です)
<スジとツボの健康法について-経絡指圧と医王会指圧センター>
経絡指圧の創始者であり、治療家必携と言われます『指圧』、『経絡と指圧』(共に医道の日本社)を執筆された故・増永静人先生が一般向けに書かれた本が、この『スジとツボの健康法』になります。
先の『指圧』『経絡と指圧』は小職も読みましたが、やはり先生向けの専門書籍ですので、深い内容になっております。その点、この『スジとツボの健康法』は、先の専門書のエッセンスを抜き出し、それを平易に説いた書物です。平易といっても内容は高度ですから、レベルを落とした書籍ではありません。
一般に「ツボ」というと、写真つきでツボの位置を記した書物が多いと思います。しかし、この本はそのような内容とは一線を画しております。あくまで経絡(スジ)を主眼に問いております。ちなみにツボもグイグイと強く押してはNGと説いております。
この増永静人先生が創設され、現在もご子息の増永晴彦先生が継承されている「医王会指圧センター」にて、実際に小職も施術を頂いております。非常に簡潔にご紹介致しますと、まず腹診をして(内臓の)虚実を判断し、たとえば首が痛い場合、小腸経(小腸の経絡)が走っておりますから、その経絡が影響されていると考えられます(もちろん実際の理論はもっと奥深いものでしょう)。ですから、首が痛いからといって首だけを施術するのではなく、体全体の経絡に基づいて指圧が行われます。余談ですが、先生に伺うと経絡毎に「ひびきが違う」とのことですので、やはり先生の技術というものは凄いものですね。このように経絡(スジ)を主体に施術が行われるため、ツボを強く押すという、所謂一般的な(浪越徳治郎先生のご尽力で普及された)指圧とはまた違った指圧の考え方です。
さて、この大変有益な本も、昨今の出版不況の波を受け、残念ながら版元の潮文社が廃業してしまいました。その為、現在、例えばAmazonでは品切れ表示となり、かつ古本として高額な値段がついております。
しかし!「医王会指圧センター」では、同書の新本の在庫がございます。
入手をご希望の方は、是非、<医王会指圧センター>へFAXでお問い合わせされてみて下さい(治療中のため、電話はお控え下さった方が良いと思います。)以上、ご紹介でした。
古書店三月兎之杜では、指圧、中医学、東洋医学・漢方・鍼灸の本を買取しております。
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