『山田風太郎明治小説全集 全7巻揃』(筑摩書房)を、弊店着払い宅配買い取りにて、お送り頂きました。
山田 風太郎(やまだ ふうたろう 1922年1月4日~2001年7月28日[7月28日は風太郎が尊敬していた江戸川乱歩が亡くなった日でもあります])は、伝奇小説・推理小説・時代小説の三方で名を馳せた、戦後の日本を代表する娯楽小説家の一人です。〔本名は山田 誠也、愛称は山風(やまふう)などがありました〕
1958年発表の「甲賀忍法帖」から開始された[忍法帖]シリーズは大ブームになり、人気作家の一人となりました。(ちなみに、1963年から講談社より発売された「山田風太郎忍法全集」は全10巻の予定でしたが、刊行途中で連載を終えた「柳生忍法帖」の上・中・下巻と短編集2冊を加えて全15巻となり、累計で300万部を売り上げるベストセラーとなっています)
その後、明治・幕末・室町など様々な時代を取り上げた作品を残していき、今回ご紹介している『山田風太郎明治小説全集』は、「明治もの」と言われている物で、1973年に、明治時代を舞台とした「警視庁草紙」の連載がオール讀物で始まりました。
忍法帖でも史実を守りながらその隙間で大法螺を吹くのが風太郎の作風でしたが、明治ものではさらにその色が強まっていき、史実の隙間で明治期の有名人を縦横無尽に活躍させるのが風太郎の明治小説の最大の特色です。そのため、歴史的事実、特に明治期に活躍した人物についての知識が楽しめます。風太郎本人にとって、小説ではこの作品群が最も納得のいく仕事だったと言っています。
山田 風太郎の作品は、映画化・テレビドラマ化、舞台化もされているので、とても根強い人気がありますね。ファンの方も多いのではないでしょうか(^^)
古書店三月兎之杜では、このような小説全集、作品集の買い取りを積極的に行っております。中には初期の頃の旧版や、日本文学全集、世界文学全集など、悲しい事に買い取りが難しくなってしまったご本もございます。なので出版社と書名、お分かりであればお持ちの冊数をお教えいただければ買い取りが可能かのご判断ができますので、ご相談だけでもお気軽に頂けますと幸いです。
以前には、山田 風太郎も尊敬をしていた、江戸川乱歩全集 全25巻揃 をお売り頂きました。
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