こちらは1998年に発行された池波正太郎氏の作品を一つにまとめあげた、まさに集大成と呼べる完本です。勿論その代表作と言える『鬼平犯科帳』『剣客商売』のシリーズも集約されています。池波作品を愛する方なら是非手元に置いておきたいと思う書物だと思います。
鬼平犯科帳は、ドラマに映画に漫画にもなっている程、本当にその人気はとどまる事を知りませんね。
当店でもよくご依頼を頂戴するデアゴスティーニでもDVDコレクションとして発売されています。
DVDコレクションが気になられた方は、
宜しければ鬼平犯科帳 DVDコレクションの買取事例をご参照ください。
装丁は、このようになっています。
お近くの本屋さんで時代小説売り場に行ってみれば、この名を目にしない事は、まずないでしょう。それ程に時代小説家として名を馳せている池波正太郎氏。文豪として有名なのは当然ながら、美食家としても知られていて食道楽でもあったんですよ。
その事もあって、これらの王道作品の中にも度々、思わず生唾が出てしまいそうになる美味しそうな料理が登場しています。お風呂も済ませて、さて読書の時間だ!と、意気込んで読んでいる時に料理が出てくる場面になるともう・・・(笑)季節の料理とかたまりません!また上手な表現を使うんですよねぇ。
読んでみたいとは思っているけれど、中々読む暇が無い・・・せめてその料理だけでもどんなものがあるのか知りたい・・・というグルメが気になってしまった方には、鬼平料理帳という、料理にスポットを当てたものも出版されていますので、そちらを読まれてみても面白いかと思いますよ。
もしくはですね・・・。
その江戸の雰囲気も料理もすべてを楽しみたい!堪能してみたい!
そんな方に是非ともオススメしたいスポットがあります。
それがこちら!
東北自動車道の上りにある羽生パーキングエリアです!当店と同じ埼玉県羽生市にあるんですよ!
当店の場所が羽生インターから降りてすぐなので、車で10分程という非常に近い距離内です。
この写真は私が個人的に行った時に撮った写真でして、夜のこの雰囲気、良いと思いませんか!
近いので癒しを求めてたまに足を運ぶのですが、夜に行くのが好きなんですよ。風流な江戸らしさを感じさせてくれます。
そして、このエリア一帯が『鬼平江戸処』として私達を楽しませてくれます。その名前も鬼平犯科帳に登場する食事処から名付けられたそうです。
江戸の町並みや建物の細かなディティールにこだわっているのは勿論、人情味溢れるおもてなしを味わえたり、こちらの場所限定のお土産も購入する事ができます。
営業時間は17:00までなので、私と同じように夜に行っては閉まっておりますのでご注意ください。ニュースなどのメディアでも取り上げられた事もあり、平日でも観光目的の方で賑わっています。
池波正太郎氏の直筆挿絵等もあり、これはもう鬼平ファンとしては一見の価値ありなので、機会があれば是非とも一度行かれてみてほしいと思います。
って、私がいばって言える事ではないんですけどね(笑)
と、食の話ばかりになってしまいましたが、こちらは池波正太郎大成の中に封入されている池波正太郎氏の書斎とされていた部屋をイラスト化したものです。査定をしながら撮っておりましたので、見づらくて申し訳ございません・・・。
人気作家さんともなれば、締め切りに追われ常に忙しいと思いますので、もっとごちゃっとしている執筆部屋を想像している方が多いと思うのですが、しっかり整理整頓されていたという事にも驚きですよね。
そして、ご紹介が遅れましたがこちらが全31巻の内容です。文庫だと字が小さくて・・・という方にとっても、比較的小さすぎない文字の大きさで書かれております。
真田太平記もNHKで連続ドラマを放送していましたね。対談から池波正太郎氏の三大作品までもしっかりと集約されているこちら、価値が無いわけがありません。
そんな数々の名作を生み出してきた池波正太郎氏ですが、悲しい事に1990年、白血病の病により67歳という若さで亡き人となってしまいました。その為、鬼平犯科帳も未完のまま、全24巻で終刊となっています。今もなお愛され続けている作品なだけに、「大団円を読みたかったよ、池波先生」という声も数多く上がっていました。
私もこのような良き作品が忘れられる事なく、後世に引き継いでいけたらなと考えておりますので、もし止む無く売却をお考えの方がおりましたら、是非一度弊店までご相談ください。
古書店三月兎之杜の専門スタッフが、次のお求めになられる方へしっかりとお引継ぎ致します。
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