『本格ミステリ・ベスト10』の編纂などをしている探偵小説研究会に入会したのは、2005年1月でした。今年は14年目。あっという間に感じますが、改めて振り返ると、…
ようこそ! ここは古書店三月兎之杜から本好きの皆様へ贈るページです。
活字離れと言われる世の中、まだまだ読書には無限の奥深さがあります。
その奥深さを一緒に体験致しましょう!
今回はミステリ作家であり評論家としてもご活躍中の千澤のり子先生にご登場頂きました。ミステリファンの皆様は勿論、全ての本好きの皆様へのプレゼントです。
どうぞお愉しみ下さい!
(月1回の連載を予定しております。掲載いたしましたらツイッターやブログでご報告致します。是非フォローお願い致します!)
かつて住んでいた街/『憑きもどり』|第14回 千澤のり子 エッセイ
先日、作家友達の明利英司さん原作『憑きもどり』の上映会を観るため、イオンシネマ板橋を訪れました。場所は、東武東上線沿線の東武練馬駅のすぐ近くにあります。線路を…
大庭健さん(倫理学者)追悼のかわりに|第13回 千澤のり子 エッセイ
2018年10月11日、倫理学者の大庭健さんが亡くなりました。専修大学の名誉教授で、大学の図書館長や日本倫理学会の第33・34期の会長も務めていた方です。…
ミステリいろいろ”初めて話”|第12回 千澤のり子 エッセイ
先日、同世代のミステリ好きの友達と、互いのミステリ経験について話す機会がありました。 プライベートで仲良くしている人の8割くらいがミステリ好きの人でも、ほとん…
竹本健治さんのお宅訪問!|第11回 千澤のり子 エッセイ
(編集者より)前回の「ひかわ玲子先生のお宅訪問!」に続く第2弾、今回は同じくミステリ作家である竹本健治先生宅へのご訪問記です。どうぞお愉しみ下さい。 夏休みに…
人生の最期に読む本|第10回 千澤のり子 エッセイ
第8回に登場した親友・Sも、第9回で触れた我孫子武丸さんの大ファンでした。 よく我孫子作品について語り合ったのに、なぜかSは『殺戮にいたる病』を読んでいません…
本格ミステリ好き女子(偶然の我孫子武丸先生)|第9回 千澤のり子 エッセイ
大学3年生の冬から社会人2年目の夏まで、モデルルーム専門の受付アルバイトをしていました。物件は都内近郊のあちこちにあり、リーダーでない者は、完売あるいは残り戸…
記憶の中の作家・中町信|第8回 千澤のり子 エッセイ
自宅のリビングのテレビボードには、「絶対保管」と決めている本や資料が収納してあります。主に、無記名で文章を書いた冊子やインタビュー稿、記名の短い文章、小説が…
ひかわ玲子先生のお宅訪問!|第7回 千澤のり子 エッセイ
大型連休が明けた日、作家のひかわ玲子さんのご自宅に遊びに行きました。 ひかわさんとは、日本推理作家協会の囲碁同好会つながりであります。 約8年前。碁盤すら…
「装幀・装画のこと」(『本格ミステリ・ベスト10』原書房)/(羽住典子)|第6回 千澤のり子 エッセイ
探偵小説研究会編『本格ミステリ・ベスト10』(原書房)の編纂に羽住典子名義で毎年携わっておりまして、数年前からコンテンツのひとつ「装幀座談会」の担当をするように…
古書店三月兎之杜より執筆者のご紹介
-新刊『暗黒10カラット-十歳たちの不連続短編集-』発売中!-
2007年に二階堂黎人氏との合作『ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子』にてデビュー(当時は宗形キメラ名義)。その後は単独名義にて『マーダーゲーム』『シンフォニック・ロスト』(以上講談社)を発表。なお講談社ノベルスの公式WEBサイト「あとがきのあとがき」では、『シンフォニック・ロスト』執筆時のご苦労話が読めます。
2017年にの単著三作目『君が見つけた星座 鵬藤高校天文学部』(原書房)を上梓。ほかに共著として『人狼作家』(原書房)『サイバーミステリ宣言!』(角川書店)『平成ストライク』(角川文庫)など。
ミステリ作家としてご活躍の一方、羽住典子名義で評論家としても精力的に活動中。
所属する「探偵小説研究会」では『本格ミステリ・ディケイド300』、『本格ミステリ・ベスト10』(共に原書房)の編纂にも携わられております。
Xアカウント: @noriko_c